今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ビジネスホテルがマイブームに?

2008年05月10日 | 
「今月の旅」として、岐阜県の中津川に来ている。
この地にはそもそもお気に入りの定宿があり、そこに泊る目的なのだが、土曜は予約がとれなかった(日曜以降は定宿へ)。
そこで満室にならない温泉民宿にしようと思ったが、ネットで調べるとどうも居住性が悪そう。
馬籠や妻籠の民宿に泊ったことあるが、食事はよくても部屋が貧乏くさいので、民宿はやっぱり選択肢から脱落。
結局、同じ価格帯の国道沿いのビジネスホテルにした。

わが旅も最近は変質し、温泉よりも居住性を重視する方向。
その居住性とは、読書とパソコン作業のしやすさがポイントなので、座布団と蒲団の和室より、狭くとも椅子とベッドの洋室が勝る。
(それでもホテル室内の椅子は使わず、折り畳み式のリラックスチェアを持ち込む。どんな物かは我がサイトの「イチ押し」コーナーへ→直リンク
だから”豪勢な”料理で高くつく和風旅館よりも、民宿価格のビジネスホテルの方が、健全にカロリーコントロールもしたい身にとっては合理的選択となる(アルコールの方はコントロールから外す…)。

今回選んだホテルは「ルートイン」という全国展開しているチェーンホテルで、「小笠原氏史跡の旅」(我がサイト参照)などで各地で利用してきた。
このチェーンホテルは(たとえば東急インなどと異なり)、地方の小都市や郊外などにあり、私にとってはなぜかいつも訪問先に一番近いホテルとなる。
今回も、恵那山麓でやる「ウェストン祭」を見に行くのだが、国道沿いながら(ちょっと奥に入っているので騒音はない)そこに一番近い所にある。
もちろん、それも選択理由。

このチェーンホテルが他のビジネスホテルと違うのは、ロケーションの絶妙さだけでない。
温泉地でなくても人工温泉の大浴場を完備している点も大きい。
ビジネスホテルであっても、日本人はどうしても室内の小さなバスタブではなく、大浴場に入りたくなる(仕事が終わってのひとっ風呂はとりわけ)。しかもそれが「温泉」ならなおありがたく、寝る前や朝も入りたくなる。
ただ、いくら温泉大浴場があっても、シングルルームが閉所恐怖症を起こさせるクソ狭さだと、二度と泊りたくなくなる(けっこう多い)。
それに対し、ここのベッドはセミダブルで、部屋も学生アパートの個室程度の広さなので文句はない。

それにビジネスホテルはLANが使えるのが大きなアドバンテージ。
LAN設備のない普通の観光宿だと、メールチェックができないので連泊すると気が気でなくなる。

ビジネスホテルだとネットで予約ができ、週末の方がかえって部屋をとりやすいのもうれしい。
温泉へのこだわりがなくなりつつある私には、これからはちょっと足を伸ばしたビジネスホテルが週末の気分転換の宿になりそうだ。