博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『花間提壺方大厨』その4

2017年09月05日 | 中華時代劇
『花間提壺方大厨』、今回から第二季(セカンドシーズン)に突入で、話数のカウントも第1話に戻っていますが、内容は第一季第18話からの続きです。ということで今回は第二季第1~6話まで見ました。

煙翠楼の妓女を身請けした男性の身内から死者が続出している件で、煙翠楼への潜入捜査を試みる沈勇ですが……


そんな所へうっかり男一人で行かせたら大変と、方一勺も男装して着いて行くことに。ここで沈勇がこの手の時代物によくある女性の男装にツッコミを入れてます (^_^;) この煙翠楼で、愛し合った男性に捨てられたうえ、屈辱的な扱いを受けて自害した妓女鳶児の話を耳にします。結局この件は、鳶児に片思いをしていた煙翠楼の客引きによる犯行ということで幕引きとなります。

次なる事件は、一勺らが暮らす東巷府に青山村からの難民が急増した一件。沈勇と一勺は、父親と沈傑とともに現場となった青山村へと足を運びます。この村は農作物の疫病で多くの村人が死に、生き残った村人も山を下りたというのですが……


村で一勺が作った魚料理。これが村に潜んでいた生き残りをおびき寄せる役割を果たすことに。で、捕捉した村人の生き残りの情報から、村を管轄する洛県の県令が皇太子に贈賄しようとした話やら何やらが芋づる式に出てきます。

これと並行して、宮廷で皇太子が重病の愛妃を治そうとする話が挿入されるのですが、この皇太子がどうやら物語の序盤で一勺に刺客を差し向けた人物ということになるようですね。今後この話がどう本筋と絡んでくることになるのでしょうか?

そして沈勇&方一勺夫妻のストーカーと化してしまった方瑶ですが、一勺をハイソな雰囲気の会員制庭園に呼び出し、遂にサシで話をすることになります。四阿に架けられた方瑶の絵に感心する一勺に対し、「沈家では苦労なさっているでしょう?」「沈勇はあの通り乱暴な方ですからね」と話しかけ、一勺が「お義父様にもお義母様にもよくしてもらってます」「相公はそんな人じゃありません」「嫁入りさせてもらって良かったと思ってます」と否定しても、あからさまに一勺が辛い目に遭ってるに違いない、遭っていて欲しいというノリで話しかけてくる方瑶が辛い。とても辛い……

結局事態を知った沈勇が庭園に乗り込んで一勺を連れ戻すのですが、方瑶は更に二人を食事に招こうとし…… というところで、方瑶の面倒くささが印象づけられる展開になってきましたね…… あ、一勺が方瑶の身代わりとして嫁入りした件は、お義父様とお義母様にはとっくにバレバレだったようですw
コメント
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