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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『続少林虎鶴拳 邪教逆襲』

2006年09月01日 | 映画
『続少林虎鶴拳 邪教逆襲』(原題:洪文定三破白蓮教、羅烈監督・出演、劉家輝主演、1980年、香港)

少林虎鶴双形拳で白眉道人を打ち破った洪文定と胡亜彪。その後、清朝皇帝の命によって少林寺の修復と謀反人の釈放が赦されたが、師匠を殺されて腹の虫が収まらない高進忠は、道人の兄弟子・白蓮教主の助太刀を得て洪・胡らを襲撃し、胡亜彪と洪文定恋人・小青を殺害する。洪文定と胡亜彪の妻・美霞は難を逃れて身を隠し、白蓮教主を打ち倒すべく修行を重ねるが……

というわけで『キルビル』の元ネタ映画第二弾です。主役が前作の汪禹から劉家輝に代わってますが、設定の方も洪文定と胡亜彪の二人が白眉道人を倒したことになっていたりと、微妙に変わってます。しかし白眉道人/白蓮教主に執拗に金的攻撃を喰らわしたりする(そして白眉/教主がそれを物ともしない)のは前作と同じです(^^;)

更にラストバトルで洪文定が沐浴中の白蓮教主を襲撃した際に、白蓮教主がケツを露わにして飛び上がるなど、前作に増して異様度がアップしてるような気がします……

本編のみならず特典の劉家輝インタビューも見逃せません。『キルビル vol.2』で実はタランティーノがパイメイを演じるつもりだったとか、この作品で劉家良が武術指導をつとめることになった顛末とか、実は義和団員は鉄布衫を身に付けているつもりだったとか、気になる話題が満載です。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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いや自分もブログの画像に置いてるし (飯香幻)
2006-09-02 07:03:09
羅烈、変だよ狂ってるよ(ほめてます)。

全般的に倒錯気分横溢というかなんというか。

タランティーノが自分で白眉/白蓮やりたがるのは、すごくわかる気もします。

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確かに狂ってます…… (さとうしん)
2006-09-02 23:37:33
>羅烈、変だよ狂ってるよ(ほめてます)。



「わしの貞操を奪う気か!」とか、「貴様、さてはじじいが趣味か!」とか、あらぬことを口走ったりしますしね(^^;) 何だか妙な方向にテンションが高い作品でした。

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