博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大漢風』第35話ほか

2007年06月03日 | ドラマ『大漢風』
昨日放映の『テレサ・テン物語』をぼちぼちと見てました。今回初めて知ったのですが、テレサ・テンの一家は台湾の外省人だったんですね。いつか故郷である大陸に両親を連れて帰りたいと思いつつも、天安門事件がきっかけで大陸が故郷とすることを拒絶するようになるという話の展開でした。

で、本題の『大漢風』です。冒頭で虞姫が流産した我が子の四十九日を弔ってますが、この時代に四十九日の風習なんてあったのでしょうか。このドラマ、『史記』などに見えるエピソードや設定は割と丁寧に話の中に織り込んでいるのですが、このあたりの風俗考証となるとグダグダですなあ(^^;) あと、劉邦と張良が殷周式の青銅器で茶を飲んでいるシーンももの凄くミスマッチです……

はてさて項羽側に拘禁されている呂雉ですが、范増の進言によって処刑されてしまうかもしれないという瀬戸際に追い込まれますが、これを知った虞姫が呂雉の助命を嘆願し、処刑を沙汰止みに…… 虞姫のおかげで助かっても「感謝などするものかっ!」という捨て台詞を吐く呂雉に痺れました(^^;)

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2 コメント

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忘れえぬ人 (飯香幻)
2007-06-03 21:07:21
>『テレサ・テン物語』
あらら。そんなドラマやってたんですねー。
香港の星光大道で、もちろん映画人としての有名人じゃないので彼女の手形プレートは無いわけですが、写真パネルがいくつも飾られていましたねー。忘れることのできない人物ではあるのですね。

六四事件の少し前、やはり学生支援のために歌っていた姿がいまだに思い出されます。テレビの映像だけどね。
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香港との縁 (さとうしん)
2007-06-03 23:55:36
このドラマによると、香港を拠点に活動していたり自宅を建てていたりして、香港とは縁の深い人だったんですねえ。

学生支援のために歌うところはドラマの方でも再現されてましたよ。
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