『大軍師司馬懿之虎嘯龍吟』第25~30話まで見ました。
郭太后の死にショックを受けて長年司馬懿とともに「新政」を推進してきた盟友陳群が病没。曹叡の昏君っぷりに司馬懿の心がどんどん冷めていきます。曹叡はそんな司馬懿に「借刀殺人」とばかりに遼東の公孫淵征伐を命じますが、あっさり数ヶ月で勝利。かつ自分に判断を仰がず独断で公孫淵とその家族を処刑したことに衝撃を受けて昏倒。公孫淵征伐は台詞だけで済まされてしまっています。さすがにもう戦争の場面をやる予算が残っていないということなんでしょうね……
曹叡が危篤状態ということで、まだ幼少の太子曹芳の輔佐役をめぐって宗親諸臣のさや当てが始まります。焦点となるのは、曹操の末子の燕王曹宇と曹真の子の曹爽のどちらが大将軍の地位を得て政権首班となるかです。
重病で伏せって判断力が弱っているのに、曹宇・曹爽とその一派が押しかけて大将軍の地位をめぐってたびたび押しかけ、決定が覆るたびに反対派が押しかけ、体力がどんどん消耗していく曹叡。曹爽派の劉放と孫資に至っては、意識を失いかけた曹叡に筆を持たせてムリヤリ詔書を書かせ、いよいよ本当にダメとなると「陛下、せめて御璽を!」と言い放ちます。まあこれまでの曹叡の言動を思い出すと、かわいそうと思う前にm9(^Д^)と思ってしまうんですけどね…… 結局曹宇が退けられ、曹爽が大将軍となり、司馬懿が太尉として補佐とするという体制が採用されます。

すべての決定がなされた後、曹叡が司馬懿に「朕は幼い頃そなたに母上のもとから背負われてきて皇帝となったのだから、もう一度朕を背負って母上のもとに戻しておくれ」と頼み、そのまま司馬懿の背で亡くなる場面。曹叡が没すると、その腹心として方々の恨みを買っていたの宦官辟邪も処刑されることになり、文字通り身ぐるみ剥がされて投獄されますが、司馬懿は「今まで我らに尊大だったのはお主ではなく亡き陛下の意志だったのだろう」と、彼に衣服を与えてやさしさを見せます。何だか曹叡を暗にdisっているような台詞ですが……

最初は親の世代にあたる司馬懿を立てていたのが、段々司馬懿を排除して政権・兵権を独占したいと本音が隠せなくなる曹爽。

こちらは盟友曹爽のために暗躍する何晏。演じているのは女優の閻汶宣。声は男性の声優があてています。
曹爽は曹叡の側妾だった蒹葭を自分の妾としたうえ、彼女の求めに応じて曹叡秘蔵の宝物を勝手に我が物とし、更には宮中の宦官も配下に収めて我が物顔。蒹葭曰く「先帝はあんまり女色を好まれなかった」ということなので、そういうことなんでしょう…… 一応作中でも亡くなった公主や皇子がいたという設定にはなってますが。
そして曹爽が司馬懿を太傅に格上げして兵権を奪おうと画策するあたりで次回へ。太傅の任命を告げる使者丁謐に対して「いやいや、大将軍の曹爽より上に立つわけには……」とか「それでは三度辞退したうえで就任を」とか、あらんかぎりの言い訳を駆使するのを見ると、司馬懿は順調に食えない爺に成長しているようです (結局は太傅の職を受けざるを得なくなるのですが)今回曹芳の生母なる人物が登場するのですが、作中では彼女が任城王の妾という設定になっているので、曹芳=曹彰の孫という説を採用しているようですね。
郭太后の死にショックを受けて長年司馬懿とともに「新政」を推進してきた盟友陳群が病没。曹叡の昏君っぷりに司馬懿の心がどんどん冷めていきます。曹叡はそんな司馬懿に「借刀殺人」とばかりに遼東の公孫淵征伐を命じますが、あっさり数ヶ月で勝利。かつ自分に判断を仰がず独断で公孫淵とその家族を処刑したことに衝撃を受けて昏倒。公孫淵征伐は台詞だけで済まされてしまっています。さすがにもう戦争の場面をやる予算が残っていないということなんでしょうね……
曹叡が危篤状態ということで、まだ幼少の太子曹芳の輔佐役をめぐって宗親諸臣のさや当てが始まります。焦点となるのは、曹操の末子の燕王曹宇と曹真の子の曹爽のどちらが大将軍の地位を得て政権首班となるかです。
重病で伏せって判断力が弱っているのに、曹宇・曹爽とその一派が押しかけて大将軍の地位をめぐってたびたび押しかけ、決定が覆るたびに反対派が押しかけ、体力がどんどん消耗していく曹叡。曹爽派の劉放と孫資に至っては、意識を失いかけた曹叡に筆を持たせてムリヤリ詔書を書かせ、いよいよ本当にダメとなると「陛下、せめて御璽を!」と言い放ちます。まあこれまでの曹叡の言動を思い出すと、かわいそうと思う前にm9(^Д^)と思ってしまうんですけどね…… 結局曹宇が退けられ、曹爽が大将軍となり、司馬懿が太尉として補佐とするという体制が採用されます。

すべての決定がなされた後、曹叡が司馬懿に「朕は幼い頃そなたに母上のもとから背負われてきて皇帝となったのだから、もう一度朕を背負って母上のもとに戻しておくれ」と頼み、そのまま司馬懿の背で亡くなる場面。曹叡が没すると、その腹心として方々の恨みを買っていたの宦官辟邪も処刑されることになり、文字通り身ぐるみ剥がされて投獄されますが、司馬懿は「今まで我らに尊大だったのはお主ではなく亡き陛下の意志だったのだろう」と、彼に衣服を与えてやさしさを見せます。何だか曹叡を暗にdisっているような台詞ですが……

最初は親の世代にあたる司馬懿を立てていたのが、段々司馬懿を排除して政権・兵権を独占したいと本音が隠せなくなる曹爽。

こちらは盟友曹爽のために暗躍する何晏。演じているのは女優の閻汶宣。声は男性の声優があてています。
曹爽は曹叡の側妾だった蒹葭を自分の妾としたうえ、彼女の求めに応じて曹叡秘蔵の宝物を勝手に我が物とし、更には宮中の宦官も配下に収めて我が物顔。蒹葭曰く「先帝はあんまり女色を好まれなかった」ということなので、そういうことなんでしょう…… 一応作中でも亡くなった公主や皇子がいたという設定にはなってますが。
そして曹爽が司馬懿を太傅に格上げして兵権を奪おうと画策するあたりで次回へ。太傅の任命を告げる使者丁謐に対して「いやいや、大将軍の曹爽より上に立つわけには……」とか「それでは三度辞退したうえで就任を」とか、あらんかぎりの言い訳を駆使するのを見ると、司馬懿は順調に食えない爺に成長しているようです (結局は太傅の職を受けざるを得なくなるのですが)今回曹芳の生母なる人物が登場するのですが、作中では彼女が任城王の妾という設定になっているので、曹芳=曹彰の孫という説を採用しているようですね。