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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『王昭君』その1

2008年04月11日 | 中国歴史ドラマ
『神雕侠侶』の郭襄役などでお馴染みの楊冪が主演というのと、「中国版チャングム」という触れ込みに惹かれてこのドラマを見てみることに。『薛仁貴伝奇』といい、××版チャングムというキャッチフレーズに何回騙されたら気が済むのかというお叱りは、本人が重々承知しているおりますので勘弁してください(^^;) 

監督は歴史ドラマ制作のベテラン陳家林です。『康熙王朝』の監督と言われると「おおっ!」という気がしますが、『大敦煌』の監督と言われると何だか不安になってきます……

今回は全30話中第1~6話までを鑑賞。

ここら辺は後に王昭君を娶ることになる呼韓邪単于と、その兄の郅支単于との戦いが描かれたり、漢の後宮での后妃たちの寵愛争いがクローズアップされたりと、後々の伏線を仕込んでいる段階です。支援を求めて漢の宮廷に転がり込んだ呼韓邪単于が元帝の寵姫李貴妃の舞に心を奪われて、「俺もいつかはこんな美人を嫁にしてやる」と決意するシーンも、後で生きてくることになるんでしょうね。(なお、呼韓邪単于が漢に支援を求めたのは実際には元帝の父親の宣帝の時代ということですが……)

で、後の王昭君こと嬙児はまだこの段階では現在の湖北省にあたる土地で村娘として暮らしています。彼女に思いを寄せるのは幼馴染みの猟師の少年王懐、その兄で対匈奴戦に従軍して若くして将軍となった王盾、そして地元秭帰県の県令張子先です。何だかチャングムというよりも瑛太が三人出て来る『篤姫』という感じですが(^^;)



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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2008-04-12 14:48:54
面白かったです^^
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はじめまして (ruizi)
2010-02-08 21:24:15
「王昭君」を日本語で解説したページを探していてここへ来ました。

まだ見始めたところですが、昭君は容妃の人だったとは気が付きませんでした…
今のところは、張大哥が可愛そうでたまりません(笑)。張子先は架空の人物ですよね?

あと、李大将軍もどこかで見たことあるのですが、「大秦帝国」の孝公の兄で商鞅の法により鼻そぎの刑になった人ではないですか?

中国語字幕で見てますが、まだ中国語学習歴は半年未満なので、なんとかストーリーについて行こうと思ってます。
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↑訂正 (ruizi)
2010-02-08 22:19:52
あ、容妃だった人は昭君の教育係として登場するんですね。すみません、早とちりでした><

「康熙王朝」ではスマラグが一番好きでした。続く「雍正王朝」では年貴妃が良かったです。
彼女についてはもっと調べてみたいけれど、小説とかにはなってませんよねぇ…
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