博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ゲーム・オブ・スローンズ第五章 竜との舞踏』その1

2016年08月18日 | その他映像作品
『ゲーム・オブ・スローンズ第五章 竜との舞踏』第1~5話まで見ました。

前章の最後で父親を殺害し、ヴァリスをお伴に王都から逃亡したティリオンですが、ペントスで更にデナーリスから追放処分を受けたジョラー・モーモントに拉致され……ということで、前章あたりからブライエニー&ポドリック、このティリオン&ヴァリス(あるいはジョラー)、そしてミアセラ奪還のためにドーンへと向かったジェイミー&ブロンと、2人旅が目立ちます。

そしてアイリー城に匿われていたサンサは、ピーター・ベイリッシュの説得により、故郷ウィンターフェルを占領して北部総督の座に収まったルース・ボルトンの子ラムジーとの婚約に応じることに。「ルース・ボルトンが怖い」と漏らすサンサに対し、「夫となるラムジーを手懐けろ」と、実状を知っている視聴者からすればかなりずれたアドバイスをするピーター。何でも見通しているかのようだったピーターが、現実を知らないことを露呈してしまうのが面白い所です。

案の定、ラムジーがすっかり洗脳されきったシオンさんをサンサに対面させて古傷に塩を塗りたくるようなことをしたり、かと思えば、ルース・ボルトンの方も非嫡出子から嫡出子の身分に引き上げたラムジーに対して、「新妻が身ごもった。たぶん男の子だ」と宣言して、暗に「お前なんかいつでも廃嫡できるもんね」と揺さぶりをかけたり、ウィンターフェルパートは見ていて大変胃が痛むような状況になってます (^_^;) 一方のブレーヴォスへと逃れたアリアも、妙な新興宗教団体というか自己啓発セミナーみたいなのにとっつかまっちゃってます…… アリアの方もしっかりしているように見えて、こういう所はサンサの妹なんだなと。

そしてお待ちかねのメリサンドルさん。前章の終盤から「壁」に駐屯しているスタニス御一行ですが、メリサンドルさんは平常運行で、ナイツ・ウォッチの新総帥に選ばれたジョン・スノウと二人きりのところ、いきなり胸をはだけて誘惑にかかりますが、ジョンの方は戦死したイグリットのことが忘れられずに拒絶。別れ際にどや顔でイグリットの口癖「何にも知らないのねジョン・スノウ」を発するのが怖いです (^_^;)

で、「壁」からウィンターフェルへと進攻することになったスタニスは、出征前に「灰鱗病」に冒されている娘のシリーンとしんみりと親子の語らいをしておりますが、娘に対して普通に親としての情愛を示せる人物が、何でメリサンドルとか「光の王」などという邪教を信仰しているのでしょうか……

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