博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『花千骨』その1

2015年09月09日 | 武侠ドラマ
このほど現地で最終回を迎えたラブロマンス武侠『花千骨』を見始めました。今回は湖南衛視放映版の第1~4話まで見ました。

ヒロイン花千骨は災いの星のもとに生まれ、母親をはじめとして関わった人間が次々に病死していくので、故郷の村人から忌み嫌われておりました。千骨の名は、生まれた時にその泣き声で生家の周囲の草花が枯れたことから、彼女の誕生を見守った清虚道長が名付けたもの。


花千骨を演じるのは、これが当たり役となった趙麗頴。

で、16年間彼女を育てた父親も病に倒れ、村人からいよいよ疫病神だと家に火を放たれたところ、長留門の掌門就任を控えた仙客白子画に助けられます。ただし、ここでは訳あって墨氷という偽名を名乗っております。


白子画を演じるのは古装ではお馴染み霍建徳(ウォレス・フォ)。イケメンです。

病没した父親を葬った後、千骨は名付け親の清虚道長を尋ねて蜀山へ。その途上で立ち寄った異朽閣の主人の助言により、恩人の墨氷が長留門の門徒であることを知ります。しかし蜀山に駆けつけてみると、「十方神器」のひとつ「拴天鏈」を強奪しようとする七殺派の攻撃により清虚道長は虫の息。掌門の証である宮羽と六界全書を彼女に託して息を引き取ってしまいます。そこを救援に駆けつけた白子画に助けられますが、千骨が墨氷と別れる際に彼の容貌に関する記憶が消されてしまっているので、この白子画こそが墨氷であることに気が付きません。

で、墨氷と再会するために千骨は長留門の新弟子試験に挑戦。蓬莱島主の令嬢霓曼天や千骨のストーカー東方卿(三枚目と見せかけて何やら怪しげな背景がある人物のようですが)といった新たな友人に助けられ、三つの関門をクリアし、晴れて新弟子試験に合格。

しかし武功の資質が劣る千骨は、内功で木剣を浮き上がらせてその上に乗って空を飛ぶという最初の課題がクリアできず、更に門派の指導者たちに、清虚道長から蜀山門の暫定掌門に指名されていることを知られてしまい、長留門を破門されるピンチに……

ということで長留門に入門した後は学園物というか中国版ハリー・ポッターみたいなノリになっております (^_^;)


こちらは千骨の血を封印したペンダントから生まれた霊虫の糖宝ちゃん。CGのクオリティはもう少しどうにかならなかったのかと思いつつ、目が慣れるとかわいく見えてきますw
コメント (2)
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