『楚漢伝奇』第68~74話まで見ました。
司馬欣の一件以来項羽との仲が修復しきれなくなった范増は、遂に楚の軍営を出奔。項羽はそれを知って范増を追わせますが、時既に遅く、范増は帰らぬ人となっていたのでありました…… せめて亜父の意志を継ごうと、滎陽に総攻撃を仕掛ける項羽。
これを承けて滎陽城を捨てて逃亡することにした劉邦ですが、陳平はその劉邦の身代わり役として紀信に目を付けます。紀信自身はこのドラマの序盤(邙碭山に立てこもったあたり)から劉邦の配下として登場していましたが、口の悪さが災いしてこれまで出世できなかったという設定。このドラマ、本当にこういう人物の配置だけは周到なんですよね……
で、紀信のお陰でまんまと項羽を出し抜いた劉邦は韓信の軍営に乗り込み、大将軍の印璽と兵を奪取。韓信「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれは自分の陣幕で寝ていたと思ったら、いつのまにか漢王が来ていて印璽と兵隊を奪っていった』な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
しかもその状態で龍且&田広の連合軍と戦うことを余儀なくされる韓信さん。さすがに悪いと思った劉邦から援軍と兵糧が寄越されてきたと思ったら、自陣に到着する前に途中で敵軍に襲われて半減する始末\(^o^)/ そんな状況できっちり勝利して龍且を敗死させる韓信さんは本当にエラいと思います(^^;) ここで韓信が劉邦に斉の仮王の地位を要求し、「仮王とは何事か!」と却って斉王の地位を与えられるイベントが発生。
そして漢楚両軍が広武山で対峙。項羽は劉太公を釜ゆでにしようとしますが、それを見た劉邦は「じゃあそのスープを寄越してくんな!」と切り返し。項羽を罵倒しまくる劉邦に一矢報いてみれば、胸に命中したはずなのに何ともないふり。本当に煮ても焼いても食えないおっさんですな……
しかしその劉邦も自陣に戻った途端に矢傷から人事不省に。「劉邦の死期が眼前に」とおろおろする重臣たちを前に、自分が生んだ如意を後継に据えようと立ち回り、評価を下げまくる戚姫。これに対し、劉邦の矢を抜くことを決断したりと重要な役割を果たし、評価を上げる薄夫人。これは戚姫本人よりもそのブレーン(戚夫人の叔母の満姑)が責められるべきかと思いますが、単なる腹黒いだけの市井のおばちゃん(満姑)と元魏豹の女軍師(薄夫人)とでは、最初から勝負はあったも同然かもしれません……
司馬欣の一件以来項羽との仲が修復しきれなくなった范増は、遂に楚の軍営を出奔。項羽はそれを知って范増を追わせますが、時既に遅く、范増は帰らぬ人となっていたのでありました…… せめて亜父の意志を継ごうと、滎陽に総攻撃を仕掛ける項羽。
これを承けて滎陽城を捨てて逃亡することにした劉邦ですが、陳平はその劉邦の身代わり役として紀信に目を付けます。紀信自身はこのドラマの序盤(邙碭山に立てこもったあたり)から劉邦の配下として登場していましたが、口の悪さが災いしてこれまで出世できなかったという設定。このドラマ、本当にこういう人物の配置だけは周到なんですよね……
で、紀信のお陰でまんまと項羽を出し抜いた劉邦は韓信の軍営に乗り込み、大将軍の印璽と兵を奪取。韓信「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれは自分の陣幕で寝ていたと思ったら、いつのまにか漢王が来ていて印璽と兵隊を奪っていった』な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
しかもその状態で龍且&田広の連合軍と戦うことを余儀なくされる韓信さん。さすがに悪いと思った劉邦から援軍と兵糧が寄越されてきたと思ったら、自陣に到着する前に途中で敵軍に襲われて半減する始末\(^o^)/ そんな状況できっちり勝利して龍且を敗死させる韓信さんは本当にエラいと思います(^^;) ここで韓信が劉邦に斉の仮王の地位を要求し、「仮王とは何事か!」と却って斉王の地位を与えられるイベントが発生。
そして漢楚両軍が広武山で対峙。項羽は劉太公を釜ゆでにしようとしますが、それを見た劉邦は「じゃあそのスープを寄越してくんな!」と切り返し。項羽を罵倒しまくる劉邦に一矢報いてみれば、胸に命中したはずなのに何ともないふり。本当に煮ても焼いても食えないおっさんですな……
しかしその劉邦も自陣に戻った途端に矢傷から人事不省に。「劉邦の死期が眼前に」とおろおろする重臣たちを前に、自分が生んだ如意を後継に据えようと立ち回り、評価を下げまくる戚姫。これに対し、劉邦の矢を抜くことを決断したりと重要な役割を果たし、評価を上げる薄夫人。これは戚姫本人よりもそのブレーン(戚夫人の叔母の満姑)が責められるべきかと思いますが、単なる腹黒いだけの市井のおばちゃん(満姑)と元魏豹の女軍師(薄夫人)とでは、最初から勝負はあったも同然かもしれません……