博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『天涯明月刀』その4

2012年10月17日 | 武侠ドラマ
『天涯明月刀』第17~22話まで見ました。

謎の怪物「魅影」に襲撃された葉開を救おうとする傅紅雪ですが、却って彼の方が魅影の毒に冒されて重態となり、鬼爺爺(=斉一心)の治療を受けることに。で、葉開はこれを機に実母の花白鳳に、自分が「滅絶十字刀」をマスターして父親の仇を討つから傅紅雪を解放して真っ当な人生を歩ませて欲しいと懇願。花白鳳もその願いを聞き入れ、葉開に「滅絶十字刀譜」を授けて修業させる一方で、回復した傅紅雪を「お前なんか私の子でも楊常風の子でもないわっ!」と、心の中で血涙を流しながら追い出してしまいます。おかんがツンデレすぎて辛いです(´・ω・`)

訳も分からず母から絶縁されてしまったうえに、葉開が「滅絶十字刀譜」を密かに盗み取ったと思い込み、葉開が信じられなくなった傅紅雪。となると信用できるのは義理の叔父の向応天のみ……だったはずが、向応天が父親の楊常風の殺害に関わっていた可能性を明月心が指摘。ならばと叔父のいる「侠客山荘」に飛び込んだ所、葉開と自分を襲った「魅影」が向応天のペットであったことが判明。やはり向応天も信じられんと、密かに「侠客山荘」からの脱出を図ります。

傅紅雪・明月心の到来と同時に、「侠客山荘」に西域の王子赫連鵬の使者と称する雀奴が参上。かつて向応天は赫連鵬の助力を得て武林盟主となることができたのですが、その見返りに今度は向応天に赫連鵬の楼蘭王国再建を手伝わせようとする腹のようです。そして王子の使者と称する雀奴こそが実は赫連鵬当人で、身分を隠して自ら向応天の腹を探りに来たのでありました。「魅影」も元々は彼が向応天に貸し与えたペットの模様。

で、「魅影」を飼っていることを知ってしまった傅紅雪と明月心は生かしておけんと、またぞろ謎の覆面に扮した向応天が、これまた覆面をした赫連鵬とともに明月心を誘拐し、断魂崖へと傅紅雪を呼び寄せます。そして激闘の最中、覆面を真っ二つに斬りつけてその素顔をさらし、これまで自分を陥れてきた謎の覆面の正体が向応天であると知ってショックを受ける傅紅雪ですが、その隙に明月心とともに断崖絶壁から地表面へと叩き落とされます。

崖の下を捜索しても遺体が見つからず、2人が死んでしまったものと嘆き悲しむ葉開や周婷、花白鳳らですが、この手のドラマで断崖絶壁から落下して死んだ人なんていませんっ!というわけで、やっぱり2人とも生きていました(^^;) 花白鳳の「断魂崖から落下して生き残った者はいない」という発言は一体何だったのか。 しかし崖の下でいきなり謎の怪人(今回こんなんばっかりですな)に襲撃され……
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