博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

TVB96年版『笑傲江湖』その5

2012年03月27日 | 武侠ドラマ
『笑傲江湖』第29~35話まで見ました。

盈盈を救うべく、令狐冲が邪派の面々を引き連れて少林寺に乗り込んで来ると知り、善後策を話し合う正派の領袖たち。そのドサクサに紛れて岳不群が恒山派の定間師太らを殺害。少林寺にやって来た令狐冲は今際のきわの定間師太から恒山派掌門の位を託されるのでした。

その後令狐冲は任我行や盈盈らと再会し、左冷禅・岳不群らと三番勝負を繰り広げることになるわけですが、岳不群が令狐冲との対戦中に娘との結婚と華山派復帰を認めることを仄めかしたり、令狐冲と戦ったことを批難する妻を言いくるめたりと、岳不群の話術が冴え渡ります(^^;)

三番勝負の後、任我行から日月神教入信のお誘いを断り、恒山派掌門の就任を決意する令狐冲。ここで、任我行「前は断られたが、今度こそ我が日月神教に入信してもらうからな!」 令狐冲「えっと、恒山派の掌門になる約束をしてるので入信できないのです。サーセン……」 任我行「なに、恒山派!?……面白いではないか!良い良い。」 令狐冲「(ホッ、何とかわかってくれたようだな。)で、皆さんこれからどうされるおつもりで?」 任我行「部外者に教える筋合いは無い!(キリッ」 令狐冲「」という会話がなされるのですが、任我行さん、怒ってないように見せかけてやっぱり怒ってますよねw

そして華山派では岳不群が辟邪剣法の修練に行き詰まっていよいよ自宮を決意し、次いで岳霊珊との結婚が決まった林平之もうっかり『辟邪剣譜』をゲットしてしまったことから、バラ色の新婚生活と両親の仇討ちを天秤に掛けたすえに自宮を決意し、偽装結婚の道を歩みます。

一方、令狐冲は恒山派が落ち着いたのを見て一旦恒山を離れ、任我行・盈盈らの東方不敗討伐に協力することに。東方不敗は序盤で出て来た男優さんがそのまま演じてます。東方不敗と言えば前々から疑問に思っていたのですが、去勢したからと言って単に性欲がなくなるのならともかく、女装・男色趣味に走るというのはおかしいのではないでしょうか(^^;) 同じく去勢した岳不群や林平之は男色に走ったわけではありませんから、東方不敗の場合は元々そういう趣味があったのではないかという疑惑が……

で、東方不敗が打倒された後は任我行が教主の座に返り咲き、正派では左冷禅が五嶽剣派合併に向けて各派の掌門を嵩山に招集しますが…… 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする