古龍著・土屋文子訳『陸小鳳伝奇三 決戦前後』(早稲田出版、2006年11月)
バリー・ウォン監督映画『決戦・紫禁城』原作として翻訳が待たれていた本書がいよいよ刊行されました。個人的にも古龍作品の中で最も読んでみたい作品だったので、週末に入手して貪るように読んでました。(ちなみに二番目に読みたい作品は『PRIDE』原作の『絶代双驕』です……)
中身の方は、初っぱなから前巻のキャラクターをあっさり殺してしまったりと、実に古龍らしい展開が繰り広げられます(^^;)
読了後、映画版が陸小鳳を宮廷の密偵・龍龍九というキャラに換えたり、オリジナルキャラを登場させたりしながらも、意外と原作の大筋は外しておらず、また原作の要素をうまく取り入れていることがわかり、感心しました。映画の方でイーキン・チェン演じる西門吹雪が大福のような菓子を作っていた理由もわかりましたし…… 何だかもう一度『決戦・紫禁城』を見たくなってきましたよ。
バリー・ウォン監督映画『決戦・紫禁城』原作として翻訳が待たれていた本書がいよいよ刊行されました。個人的にも古龍作品の中で最も読んでみたい作品だったので、週末に入手して貪るように読んでました。(ちなみに二番目に読みたい作品は『PRIDE』原作の『絶代双驕』です……)
中身の方は、初っぱなから前巻のキャラクターをあっさり殺してしまったりと、実に古龍らしい展開が繰り広げられます(^^;)
読了後、映画版が陸小鳳を宮廷の密偵・龍龍九というキャラに換えたり、オリジナルキャラを登場させたりしながらも、意外と原作の大筋は外しておらず、また原作の要素をうまく取り入れていることがわかり、感心しました。映画の方でイーキン・チェン演じる西門吹雪が大福のような菓子を作っていた理由もわかりましたし…… 何だかもう一度『決戦・紫禁城』を見たくなってきましたよ。