極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

背後にいるのは誰か・・・

2024-03-25 22:41:46 | ウクライナ

背後にいるのは?

(504) FABVOX - YouTubeさんの動画紹介です。

 テロリストはドゥシャンベ(タジキスタンの首都)のウクライナ大使館により募集された
Эксперт Рахмонов: террористов из «Крокуса» завербовало посольство Украины в Душанбе
Radio1 
 War on Ukraine #4851 25 Mar. 2024

ロシア語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
E-wave Tokyo 2024年3月26日


2024年3月24日

 タジキスタンのウクライナ大使館は、クロッカス市庁舎でのテロ攻撃を実行するために殺人者を募集した。この意見は、軍事専門家で元情報将校のバフティヨール・ラフモノフ退役大佐によって表明されたものである。

 悲劇の数週間前、ウクライナ大使館のウェブサイトに、国際部隊への外国人招待に関する情報が掲載された。

 ラフモノフ氏は、これがまさにキーウ当局が命令の執行者を探していた方法だと確信している。掲載された広告にはすべての連絡先が記載されていたため、テロリスト候補者は手紙を書くか電話をかけることしかできなかった。

 さらに大佐は、ヴァレリー・エフドキモフ駐タジキスタン・ウクライナ大使は以前は外国諜報機関の責任者だったと付け加えた。

 この専門家は、2014年から大使館のウェブサイト上のメッセージを監視していると述べた。彼によると、この間、そのような広告は繰り返し表示されたが、タジキスタン外務省の介入後に消えたという。この国の法律によれば、他国の領土内での紛争への国民の参加は刑事罰の対象となる。

 ラフモノフ氏は、テロ攻撃後、注文が完了すると広告はサイトから消えたと言っています。

 

 

コンサート・ホール襲撃の黒幕は西側の情報機関だという見方が強まっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202403250001/
2024.03.25 櫻井ジャーナル

 モスクワに近いクラスノゴルスクのクロッカス・シティ・ホールが襲撃され、137名以上が殺された。ロシアの治安機関であるFSB(連邦保安庁)のアレクサンドル・ボートニコフ長官によると、銃撃犯の4名を含む11名を拘束したというが、捜査は継続中のようだ。

 4名の襲撃犯を乗せたルノーの白いクリオシンボルはブリャンスクへ向かい、そこでウクライナへ逃げ込もうとしたというのだが、そこには地雷原がある。ロシアの捜査当局は追跡しにくいだろうが、危険。ここから逃走しようとしたということは、彼らがウクライナや西側の情報機関から支援を受けていたことを示している。地雷原に関する正確な情報を持っているならば、逃げられる可能性は高くなるだろう。

 

*****

「ISISがモスクワ郊外銃撃テロの背後にいるなど誰も信じない」 元米国防省アナリスト・カレン・クヴャトスキー退役中佐 

2024年3月24日

 

 元米国防総省アナリストのカレン・クヴャトスキー退役中佐は、モスクワ近郊のコンサートホール銃撃テロについて、テロの背後にいた存在として、即座に疑われるのは米国、NATO、ウクライナだと指摘した。同氏はスプートニクからの取材にこう語っている。

 クヴャトフスキー氏は、結論はウクライナにおけるNATOと米国の代理戦争の一環として、ロシアの民間人や文化センターに対するテロ攻撃が最近、激化している現実を踏まえれば導き出せると指摘している。

 ウクライナには、米国やNATOの支援や知識もなく、独自にこうした攻撃を行えたのだろうか? 

それもありうるかもしれない。

 だが、戦争はもう2年以上も続いており、米国やNATOはウクライナに日常的に情報提供や攻撃座標の支援を行っている。このため、潔白を証明することなく、関与を否定するのは難しいだろう。

 クヴャトフスキー氏はまた、最新の発表で少なくとも143人が死亡した銃撃テロの別の説明にも触れている。

 この件でウクライナが非難されることは当然の範疇だし、それが最もありうる説だ。ISISが、ロシアのシリア支援への仕返しとしてやったというような別の説明を用意しておくとは型通りのことで、 それを皆が信じると考えるのも米国の型通りの愚かさだ。

 

*****

西側はモスクワのテロ攻撃について嘘をついている-英国国会議員

West lying about Moscow terrorist attack – British MP

West lying about Moscow terrorist attack – British MP

British MP George Galloway has cast doubt on Washington’s and London’s claims that Islamic State was behind the Moscow terrorist attack

RT International

 

 ワシントンとロンドンは、イスラム主義者に責任をなすりつけるのが早すぎた、とジョージ・ギャロウェイは述べました。

 モスクワ郊外のクロッカス市庁舎での致命的なテロ攻撃は、イスラム国(IS、旧ISIS)によって実行されたという、アメリカ、イギリスと西側同盟諸国の主張は、"嘘"である可能性が最も高いと、イギリスのジョージ・ギャロウェイ議員は日曜日に述べています。

彼の「すべてのトークショーの母(MOATS)」で、彼は、四人の武装集団が、ロシアの首都郊外のコンサート会場を襲撃し、130人以上を殺害し、180人以上を負傷させた直後に、ワシントンとその同盟諸国が広めた言説に疑問を呈しました。

モスクワは、テロ行為後の組織者やその動機について、まだコメントしていません。

 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー報道官は、攻撃のほぼ直後にこの悲劇についてコメントし、ワシントンはウクライナ人が関与しているという「兆候」を見ていないと述べています。その後、ロイターやCNNなど一部の西側メディアは、ISがテロ攻撃の犯行声明を出したと報じました。

 モスクワのテロ攻撃の背後にいる容疑者:これまでにわかっていること

 アメリカやイギリスや他の国々が、モスクワでこの大量殺戮を実行したのはISISだけだとすぐに私を安心させようとしたとき、私は自動的に彼らが嘘をついているのだとわかりました」ギャロウェイは述べています。

その上で、カービー氏の発言を含め、一部の西側諸国の政治家や当局者による不審で「説明のつかない」活動を指摘しました。

 イギリスの議員は、アメリカ政府高官が、つい最近の3月初めに、モスクワの混雑した場所に近づかないよう、国民に呼びかけたことを認めたという事実に特に注意を喚起しました。

カービー報道官は、在ロシア米国大使館が3月7日に「過激派」がモスクワへの差し迫った攻撃を計画していると警告し、警戒警報を発令したと述べています。彼はまだ、それが先週の金曜日の襲撃とは何の関係もないと否定した。「それが今回の攻撃とは関係ないと思います」と言っています。

 米国は「フランケンシュタイン」国家を創設した-英国国会議員

 ギャロウェイは、バラク・オバマ元アメリカ大統領が、モスクワ攻撃のわずか数日前にダウニング街をサプライズ訪問したという事実も指摘しています。誰も、誰も抜き打ち訪問について説明していない言っています。

 英国メディアは訪問当時、元米国首脳がリシ・スナク首相と1時間にわたる「表敬訪問」でAIを含む幅広いトピックについて話し合ったと報じています。 

 ギャロウェイが言及したもう一つのエピソードは、アメリカ政治問題担当国務次官ビクトリア・ヌーランドが、今年のモスクワに戦場での素晴らしいサプライズを約束したことです。ウクライナは、非常に強力な成功を収めるだろうと彼女は1月に述べたが、この問題についてそれ以上のコメントはしませんでした。

 ギャロウェイは、これらの事実を証拠の断片として引用し、アメリカ、NATO同盟諸国、そして彼らの代理使用人は...ウクライナの国...実際、この大量殺戮の責任を負っていたのです。

 

中国・グローバルタイム

 タス通信によると、日曜日のタス通信によると、爆破予告を受けてモスクワ市内の約10のショッピングモールから人々が避難したと、同市の緊急サービスの広報担当者は述べています。

 モスクワでは2019年11月以降、偽の爆弾脅迫が相次いでおり、学校、裁判所、ショッピングモール、店舗、高等教育機関に対する脅迫は、身元不明の人物から電子メールで送られてきた。まだ現実の脅威は1つもありません。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大いなるもののために自分を捧げる・西郷隆盛・汪兆銘

2024-03-25 21:16:33 | 日記

 昨今、特に新型コロナパンデミック、ウクライナ、ガザ問題等々以降の国のトップ達をはじめ、国を司どる多くの人達の属国根性丸出しの諸策、荒廃した心・志、私利私欲丸出しに見えてしまう諸策・・・以下文は、我は苦難の道を行く〈上・下〉―汪兆銘・上坂 冬子著等々を参考としています。

汪兆銘の画像

 汪兆銘(おう・ちょうめい)・・・今から100年以上前、激動の中、清朝の国費留学生として日本留学、孫文(中国、清末・民国初期の革命家・政治家、台湾では国父、中華人民共和国では革命の父と呼ばれています。長い革命活動の中で、多くの日本人と関わりを持ち、数度の亡命も含めて何度も日本を訪れています。)の革命思想に賛同し東南アジアで中国同盟会の勢力を拡充、反・蒋介石のリーダーで、辛亥革命後の中華民国成立にも参加、孫文死後の国民党を蒋介石とともに束ねていましたが蒋介石との意見相違から、党内で反蒋グループ・リーダーとなります。

 日中戦争勃発後は日本との徹底抗戦を唱える蒋介石に対して、日本との和平を主張、今でも中国国内では漢奸(裏切り者)として扱われていますが汪兆銘は間違いなく、私利私欲のために動いたのではなく、中国国民の幸せを心から願っていました。

 戦時中に、中国に南京国民政府を作った汪兆銘は中国の未来を常に考え日本から多くを学びました。中国人の英雄と言えるかも知れませんが、日本で汪兆銘を語られることは殆んどありません。日中戦、有色人種の歴史に残るアジアが輝いていた大東亜会議への出席、時代の波に翻弄されながら、志半ばにして1944年名古屋帝国大学病院で病没、62才でした。

 日本敗戦で腹心たちは処刑、汪兆銘の妻は十四年の幽閉ののち獄死、残された五人の子供たちは世界各地に離散・・・中国では漢奸(裏切り者)として今でも罵り続けられています。汪兆銘は孫文直系の弟子でもあります。汪兆銘のお墓は中国で破壊されましたが、一部の遺骨を集めて日本に持ち込み、東京都杉並区の蓮光寺(杉並区和田三丁目30番20号)に埋葬されています。

 Image

 汪兆銘は戦争が始まる前に東京の法政大学に留学、留学中には、いつも休日には上野の西郷さんの銅像をよく見に訪れたそうで、御庭番(諜報員)から大成した西郷隆盛・・・西郷隆盛を心から尊敬、理想像としていました。

西郷隆盛 史実の人物像に迫る~誕生から西南戦争まで49年の生涯 ...

 西郷隆盛の風格、特に堂々とした生き方、西郷隆盛が言った有名な言葉に「命もいらぬ、地位も名誉もいらぬ、金もいらぬという人間は、まことに始末に困る。けれども、そのような人間でなければ、天下の大事をまかせることはできない」と言う有名な言葉があります。

 この言葉は、公のため自己犠牲に生きている人のことを言っていると思います。戦後日本はGHQ策(日本が二度とアメリカに歯向かうことが出来ないよう、日本人の精神性の基盤となっている教育勅語等々を排除させ、憲法、教育に関する法律を変え、罪悪感を持たせ続けさせることで占領・支配を、し易くするための策等)により、公よりも自分が全て、自分中心と徹底的に教育等された私達には西郷隆盛の心は理解するのが難しいかも知れません。

 自己犠牲とは、何の目的もなく自分を犠牲にすることではありません。大いなるもののために自分を捧げる心で、大いなるものに導かれ、引っぱられて自分の生き方が高められていくような生き方だと思います。

 自分の命、地位にも、お金にもこだわらない。もし、それらが与えられるなら、それもいいだろうけれども、そのために生きているわけではない。例え、それらがなくなったとしても自分を越えたもっと大きな価値のために生きる・・・中国の汪兆銘も、正にそのような生き方を目指し、志半ばで生涯を終えています。

 西郷隆盛と言うと学校の教科書には、武力による「征韓論」を主張した人物と書かれていることが多いように思います。西郷隆盛の征韓論というのは、「韓国を武力をもって征服せよ」という主張をしたと教科書に書かれたりしているものですから、これらが韓国にも伝わって、韓国の人達は西郷隆盛を徹底して嫌っているようです。

 2016年12月、盧武鉉大統領は日韓首脳会談等のため鹿児島を訪れましたが、征韓論を持ち出し西郷隆盛を批判しています。

 日本の教科書は正しく教えていないように思います。西郷さんの主張したのは、武力・征韓論ではないと思います。当時の欧米諸国はアジアの植民地化を推し進め、分捕り合戦を繰り広げていました。このままではアジアの黄色人種は白人達に支配されてしまう・・・当時の日本は早くから予想し日本の国力増強に努力していました。

 朝鮮半島は、旧態依然とした一部階級が国民を搾取体制の中に眠り続け、アジアの危機を全く理解せず、朝鮮の支配者は国のためなんか全く眼中になく、貧困農民等から徹底した搾取をして、私腹を肥やすことしか考えていませんでした。

 日本は、朝鮮を何とか目覚めさせようとしますが失敗します。そうした中、征韓論というものが出てきたようです。朝鮮半島がもしロシア、中国の支配下に置かれれば、次は日本が危ない。だからそうなる前に、日本が朝鮮半島を支配すべきだという主張です。

 このとき西郷隆盛は、武力をもって朝鮮半島を征服することに反対しました。西郷隆盛は、最初、おいどんが朝鮮に渡って、向こうの支配者と会おう。そして彼らを説得すると言っています。

 西郷隆盛は、道義的な外交を大変重んじていました。いきなり武力制圧はしてはいけない。単身、朝鮮に渡り、武器を一切持たず、礼装した姿で朝鮮の王に会い、自分の死を賭して直談判する、西郷隆盛には説得する自信がありました。もし自分が殺されてしまうことがあれば、そのときはやむを得ない、朝鮮を武力で制圧しても道義は通ると考えていたようです。

 しかし、その前にすべきことがある。先ずは、自分が命をかけて彼らの説得を試みる、命もいらぬ、地位も名誉もいらぬ、金もいらぬ、しかし、たとえそれらのすべてを失っても、守るべきものがこの世の中にはあるのだという信念です。この信念というものは、どうしたら金持ちになれるか、どうしたら豊かな生活ができるか等々しか考えたことのない人には理解しずらいと思います。

 西郷隆盛は自分の生命以上に守るべき価値のあるものがこの世の中には何かがあると悟っていたと思います。西郷隆盛の考えは、その後、欧米視察旅行から帰国した大久保利通等により時期尚早とされ封じられてしまい、西郷隆盛が朝鮮に渡ることは実現出来ませんでした。

 

 あるとき西郷隆盛に、西洋の文明はすばらしいと欧米視察者等が言うと、こう言いました。
 文明とは、道義があまねく通っていることをたたえる言葉である、西洋のものは文明ではない、野蛮だ!

 本当に西洋が文明ならば、未開の国に対しては、慈愛を根本として、懇々と諭して開化に導くべきものだ。

 ところが、そうではなく、未開蒙昧の国に対するほど、残忍なことをして、己の利益を図っている!

西郷隆盛のこの言葉は、今も生きています。

 本当の文明とは何か?

それはどれほど物質が豊かかということにあるのではない。

 宮殿の豪華さ、服装の美しさにあるのでもない、あの西洋の宮殿の豪華さ!

この裏にはアジア、アフリカ等々の植民地の有色人種等からの搾取に次ぐ搾取により建てられたものである。

 文明とは、道義があまねく通っていることをたたえる言葉だ。未開の国に対しては慈愛を根本とし、懇々と諭して開化に導くような国のあり方を言う。

 その本当の文明を実現するために、西郷隆盛は自分を犠牲にすることを躊躇しませんでした。
 自分の命や、地位、名誉、財産以上に価値のあるもののために殉ずる精神、これが自己犠牲の精神だと思います。汪兆銘の生き様も、苦しんでいる国民のために自分を捧げよう。正にこのような生き方でした。

 私達は歴史上の人物を正しく、理解することは極めて大切だと思います。日本で汪兆銘を語る方は極めて少ないように思います。

 激動期を生き抜いた汪兆銘(1944年、名古屋帝国大学病院で病没)、西郷隆盛(1877年、鹿児島城山で自刀)、2人とも国を想う言葉を胸に秘めて、志半ばに散ってしまいました。

 今日、世界、日本は理不尽なウクライナ戦争下にあります。2人が今日の利権、私欲にまみれ、敗戦により傀儡・完全属国となった日本を見たら何と思うでしょうか・・・何時の日にか停戦が実現し平和が訪れた暁には、あらためて汪兆銘、西郷隆盛の2人が再評価される日々が来ることを願わずにはおれません。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮮やかな緑が目につく、季節となっています。

2024-03-25 09:24:10 | 日米

 以下文は、ロシアの政治・宗教、ガザの現状、ロシア大統領選挙、クリミアでのプーチン大統領スピーチ動画等を素人の思いを記した文ですが、可笑しな箇所はスルーして下さい。

 今、世界は悪が支配するか、善が生き残るかの瀬戸際にあると思います。今回のモスクワのテロもISISの仕業とするために徹底したISISを全面に出したメディア報道を大々的に行うでしょう。

 トランプ大統領の再就任も、前回のように明白な不正選挙でも民主党側が勝利する可能性があり、最悪、選挙の中止等にするためロシアを世界大戦に誘導しトランプ氏再選を阻止する可能性も否定できないと思います。今も「ネフィリム・悪崇拝者・国家を超えた存在」の僕(しもべ)でもある、民主党政権の理不尽な選挙妨害等が起きており、トランプ氏の米国大統領再選は極めて困難だと思います。世界・人類の善はトランプ氏、プーチン大統領、イーロンマスク氏に託されていると思います。彼らは、私達が考えるような人類では無いことを理解する必要があります。

 

 今日、多くの人達は、ロシアが共産主義、独裁主義、全体主義等といった誤った認識を持っておれれる方が多いように思います。

 ロシアはソ連崩壊後、宗教が自由になり、キリスト教国(ロシア正教)となって、国民の約80%がロシア正教を宗教としています。プーチン大統領もロシア正教徒です。ロシア国民はキリスト教徒(ロシア正教)であることが分かります。

 ロシア正教はローマカトリック、プロテスタントと並ぶ3大キリスト教の1つが正教会(東方正教会)で、主に国家単位、民族単位で独立しています。ギリシャ正教会・ロシア正教会の様に称されています。全世界では2億人の信者がいると言われています。

 ロシア正教は東方キリスト教に属し同じキリスト教でもカトリックやプロテスタントとは異なる教義を持ちます。 特に言葉によらない体験を重んじているところを特徴としています。ギリシャ文字をもとに作られた文字(キリル文字)やイコン(聖像)崇拝の習慣があります。 教会の屋根もネギ坊主のような屋根で目立ちます。

 ロシアは約190もの民族が暮らす多民族国家でありイスラム教、仏教、ユダヤ教などさまざまな宗教が信仰されています。公用語であるロシア語は、第二言語として使用する人を含めると世界で2億7500万人もの人がロシア語を話し、キリル文字が使われています。

 

 2022年2月24日、ロシア軍のウクライナ特殊軍事作戦は世界を驚かせましたが、世界の宗教界を驚かせたのは、ロシア正教会トップのキリル総主教がウクライナ特殊軍事作戦を認め、祝福したことです。特殊軍事作戦を認めるだけでなく、それを祝福、全面的な支持をしました。

何故、祝福を与え、全面的な支持をしたか、簡単に言えば・・・

*ソ連崩壊後、NATO拡大の拡大(過去の米国側から見たキューバ危機、※最後に報道されないキューバ危機の真相短文を記します。)を止めるよう、国際社会に再三の訴えにも完全無視、ロシアの安全保障上(核ミサイルが5分程度でモスクワまで到着)国家の存亡が危うくなる。

*ウクライナ政権が人類の敵でもあるネオナチを容認、ネオナチと共存

*ウクライナ東部の親ロシア住民に対する14000人の虐殺、再三国際社会に訴えても無視され続け、住民の保護が緊急に必要

 実際のウクライナの戦いは2008年から実施されており、2022年2月の特殊軍事作戦は、この流れの中の大きな軍事行動と言われています。

 上記が主な理由で、国際法、キリストの教え、世界の良心、良識に反する現状を正すには軍事力の行使しかないと判断したでしょう。

 世界はこれがキリスト信者のすることかと憤激した世界の教会関係者も多かったようですが、ロシア国内では特殊軍事作戦に反対する正教会の聖職者は極少数です。キリル総主教はプーチン大統領と同じサンクトペテルブルグ出身で1946年生まれ。2022年2月を与えた時は75才です。2009年にロシア正教のトップである総主教の座についています。

 ソ連邦の時代、神学校に通い始めた1972年にKGBからリクルートされ、25才でKGBの工作員になったとイギリスの新聞タイムズが報道したことがありますが、当時のソ連邦では致し方ない面があると思います。特に教会の聖職者が秘密警察のスパイ・・・驚くかも知れませんが、当時、KGBは国内のあらゆる場所に協力者を配置していたようです。

 プーチン大統領とは同郷で、同じくKGB出身というわけで、世界の真相を知り尽くしており、欧米世界(悪崇拝者支配)からは、正義・良心・良識を旨とするから、消えて欲しい存在であることは間違いないと思います。

(※キューバ危機はNATOがトルコ等に核ミサイルを配備したため、当時のソ連の安全保障が厳しい状況に置かれたため、このミサイルを取り除いてほしいとNATO等に再三の要求をしていますが、無視され続けたため、対応策として米国の目と鼻の先のキューバにソ連のミサイルを配備を策し、トルコ等に配備しているミサイルを取り除く、ための「協議の場をえるための手段」としています。これらの内容はケネディ回願録等々で確認できます。その結果、2人は腹を割って話し合い理解し合っており、この事実は有名な文で回願録等に出てきます。結果、トルコのミサイルは取り除かれました。これらの事実は殆ど報道されていません。)

 

*****

 メディア報道もガザ虐殺については制限されているとも言われ、今日、この瞬間も多くのパレスチナ人が理不尽に逆されている事実は怒りと言うより、空しさを感じます。ガザの虐殺が無くなる時の一応の目安はイエメン・フーシ派のイスラエル関連船舶攻撃が収まった時と思います。

 イエメン・フーシ派はガザの虐殺を停止させるためのイスラエル関連船舶攻撃と言われていますが、この攻撃をテロ攻撃のように、摩り替えた報道が成されていると言われています。

 パレスチナ人の多くは遺伝的にはYapマイナス遺伝子を保有しており、科学的に立証された日本人の遺伝子の40%はパレスチナ人と同じYapマイナス遺伝子です。一日も早く、停戦、話し合いのテーブルに着いてほしいものです、世界は知っています、もう二枚舌は通じないでしょう。

 

 

 

*****

ロシア大統領選挙

FABVOX - YouTubeさんの動画紹介です。

 

 

クリミア併合10周年記念スピーチ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする