極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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農業を衰退させた、主因の一つは?

2016-01-19 12:36:48 | 日本社会
都道府県の食料自給率
カロリーベース総合食料自給率(平成25年度)
(日本食品標準成分表2010に基づき、重量を供給熱量に換算し、各品目を足し上げて算出、1人・1日当たり国産供給熱量を1人・1日当たり供給熱量で除したものに相当)

全国・39%、北海道・197%、青森・118%、岩手・105%、宮城・73%、秋田・181%、山形・136%、福島・76%、茨城・72%、栃木・75%、群馬・34%、埼玉・11%、千葉・28%、東京・1%、神奈川・2%、新潟・104%、富山・76%、石川・49%、福井・65%、山梨・19%、長野・53%、岐阜・26%、静岡・17%、愛知・13%、三重・43%、滋賀・50%、京都・13%、大阪・2%、兵庫・16%、奈良・14%、和歌山・30%、鳥取・62%、島根・67%、岡山・37%、広島・24%、山口・32%、徳島・45%、香川・32%、愛媛・37%、高知・47%、福岡・20%、佐賀・91%、長崎・44%、熊本・59%、大分・48%、宮崎・67%、鹿児島・88%、沖縄・27%

食糧自給率は都道府県でかなり違いますが、見方によっては大自然災害、有事等の際は%が低い県は、輸送手段があるとは言え、厳しい現実に直面する可能性が高いでしょう。
家庭では日頃から最低限、食糧備蓄は常識の範疇にするべきでしょう。大規模災害等の場合、現実に金があっても物がないため買えない状態が発生しています。

日本の食糧自給率は39%で、海外から食糧が途絶した場合、日本人の半分以上が餓死してしまいます。日本は多くの食糧を海外に依存し、金で買って調達しています。

穀物生産国等は日本の最大弱点の一つである、食糧自給率を対日本戦略に使うでしょう。食料自給率は安全保障と極めて密接であると思います。この考え方は先進国では常識と言われる方が多いようです。

先進国の自給率
アメリカ・127%、カナダ・258%、ドイツ・92%、スペイン96%、フランス・129%、イタリア・61%、オランダ・66%、スエーデン・71%、イギリス・72%、スイス・57%、オーストラリア・205%、韓国・39%、日本・39%

これらの国を見ると日本、韓国を除いて高い自給率を保っています。何故この高い自給率が保てるか・・・これらの国は、間違いなく貿易輸出国です、勿論日本、韓国も貿易輸出国です、何処が違うか?
大きなヒントは輸出量、額じゃないかと思います。

世界の貿易では、例外を除いて、普通の国では一方的な輸出は無いように思います、輸入国は自国の輸出産物を輸出できないとなると輸入国は大きな問題にするでしょう。

日本の場合は、先進国に比べ輸出量が極めて多い割に日本に輸入できる品目は限られると思います。これは隣国、韓国にも当てはまると思います。
一番の日本輸入品目は、ずばり「農産物」だと思います。嫌でもこの農産物を買わされると言うのが真相かも知れません。この農産物輸入が日本(韓国)農業に大打撃を与えたと思います。

農産物輸入を拒否すれば・・・やはり相手国に輸出しておれば相手国からの農産物輸入は拒否できないでしょう、異論あるでしょうが、日本の農業を守るためには、秩序?ある輸出が必要になると思います。
日本の貿易輸出額が増えれば、日本農業が衰退する現実、とても農業だけでは生活できない農家の現実

農産物輸入で日本の農業は危機的です、危機的状況を知らないふりをする人達、輸出企業の利益増大の限りない追求・・・農業ばかりでなく、昨今の日本社会を見た場合、日本国憲法では、真面目に一生懸命生きた人に対しては、第25 条1項において、すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する・・・現状は格差社会、非正規社員貧困者等の増大、いくら日本が輸出で稼いでいる額が多くとも、一般国民に目に見えるように国内で還元しなければ意味をなさなように思える時があります。
これらの輸出企業が日本の農業、国民の食料安全を阻害してる面が見え隠れします。
世界各国の自給率を見た場合、食料自給率が低い場合、支配されてる側面が見え隠れします。

日本の輸出額増大によって生じている、日本農業の衰退の現実
日本は貿易立国です、貿易でしか生きていけない現実・・・最大の悲劇は戦後日本人の多くは、食料は金さえあれば買えると言う妄想を植えつけられたことに尽きるかも知れません。
日本人の生存に直接関係する食糧自給率向上は避けて通れない問題だと思います。

意味不明文等あるかと思いますが、日記と言うことで。
NETの農林省統計等を参考にしています。

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