トップの品格

安倍が、民主党政権時代を「悪夢」と呼び、物議を醸している。
確かに、問題も多くあったが、公文書の改ざんや、統計の不正といったことが行われている現在のほうが、「悪夢」かもしれない。
安倍に言われたくないと言うのが、本当のところだ。
自衛隊員の募集に、６割以上の県が協力していないというが、とんでもない。
自分の思うようにならないと気に入らないという幼児性の表れか。
トランプに至っては、国境の壁を作るために、「国家非常事態宣言」を出すという暴挙に走った。
こんな人物が、「核のボタン」を握っていることのほうが、非常事態だ。
他にも、懸念される大統領がたくさんいる。
トップの品格の低下は、地球の危機になりつつある。

お粗末な豚コレラへの初動対応

豚コレラが拡大している。
人間にはうつらないといわれているが、何となく嫌な気分だ。
鶏のインフルのときは、出来るだけ、鶏肉を食べないようにしたが、今回も、人間には影響はないといわれるものの、中京圏の豚肉を買うのは控えたい気分だ。
人間には影響はないということで、初動に緩みがあったのではないか。
アフリカ豚コレラは、さらに強力と言われているし、ウイルスによる伝染なので、ウイルスの変異も考えねばならない。
はしかが、世界的に再流行し始めているようで、日本国内でも、かなりの感染者がいるらしい。
個人での対応は難しいので、行政がしっかり対応してくれないと困る。

整形外科のリハビリの混雑

囲碁の対局時に、膝痛で胡坐をかくことができず、整形外科の受診をしたところ、リハビリを勧められ、週に２日、リハビリを受けることになった。
これまで、リハビリ室に入ったことがなく、外から、大勢来ているなと思っていたが、順番待ちが大変である。
トレーナー５人に、１５人くらいの患者が、いろいろなリハビリに取り組んでいる。
やはり高齢者が多く、顔見知りも多いのか、結構、楽しそうにやっている。
以前通った、スポーツ・クラブにあったような機器もあり、運動不足の人間には、良さそうだ。
１割負担だと、スポーツ・クラブへ行くより安い。
これなら、混雑するはずだ。
もう少し、予防に金をかければ、医療費を抑えることが出来そうだ。

ニュースの種は尽きないものだ

今日は、朝から二つのニュースが話題を独占していた。
一つは、水泳の池江選手の白血病の公表で、もう一つは、テニスの大坂選手のコーチとの契約解除である。
特に、池江選手は、東京オリンピックでの活躍が期待されている元気なアスリートだけに、皆驚いたようだ。
１８歳という若さで、何と言う過酷な試練だろう。
私も、高校２年で、受験勉強に励んでいたとき、ある病気が見つかり、しばらく休学することを薦められた時の絶望感を思い出す。
金メダルより、先ず、治療に専念することだ。
有名人だけに、先進医療の支援も寄せられるだろう。
大坂選手の場合は、別の意味で驚いた。
６８位から、トップに押し上げたコーチの力量は、誰が見ても明らかだ。
恩義に厚い日本人には、中々難しい判断である。
契約内容は判らないが、多額のボーナスが含まれているはずで、こんなに支払わなくても、自分の力で勝てると思ったのだろうか。
今後の成績が見ものである。

リーダーの資質

新聞報道であるが、安倍のリーダーとしての資質に疑問を持たせるものがあった。
安倍が、石破派を除いた６派閥の事務局長を呼び、官邸で昼食会を開いたとのことである。
石破は、先の総裁選で安倍と争い、かなりの票数を集めた自民党のリーダーの一人であり、安倍にとっては、煙たい存在であろう。
しかし、多少の意見の差はあっても、同じ党に所属する議員である。
現在の自民党の最大の問題は、多様性の排除であり、異なる意見を許容する姿勢がないことである。
これは、トランプと共通するものである。
トランプが、米国社会を分断し、不幸をもたらしているように、安倍の姿勢には、日本に不幸をもたらす危険性がある。
リーダーの資質に疑問を持たざるを得ない。