再び、野球談議。昨日の試合で、日ハムの斎藤佑樹投手が、プロ初先発、初勝利を挙げ、話題を独り占めしている。私の眼では、巨人の沢村投手の方が、プロ向きに見えるが、結果は違った形になった。彼は、六大学最終戦の早慶戦の勝利と云い、とにかく運の良い星の下に生まれているようだ。彼が勝利したことで、周りがこれだけ明るくなるのであれば、おめでたい限りだ。「運も実力のうち」と云う諺があるが、ツキを味方にするには、それだけの裏付けがいる。
阪神は中日に、サヨナラ負けをした。監督の采配ミスである。サヨナラの場面であり、ランナーを一人出したら、次は4番バッターであり、当然、抑えの藤川を投入すべきである。この引分けは、勝利にも等しいもので、サヨナラ負けによって、この3連戦が無意味なものになってしまった。たとえ、時間切れにならずに、次インニングに入っても、表の攻撃で、運良く得点できれば、藤川を続投させ、0点であれば、他の投手に交代する。それで負ければやむ得ない。
この負け方は、次の巨人戦に影響するのではないかと気になる。
小さなことだが、野球に限らず、リーダーの判断ミスが、大きな災害につながることは、多々あることだ。
ジャズの世界の偉大なリーダーを挙げるなら、最初のビッグ・バンド・リーダーであるフレッチャー・ヘンダーソンを忘れるわけにはいかない。
彼のバンドが創始した、楽器編成と編曲スタイルは、後のスイング時代を経て、現代ビッグ・バンドにまで踏襲されているといっても過言でない。
このアルバムは、1923-31年に及ぶ期間の希少盤を集めたものである。
ルイ・アームストロングが入団し、コルネットを吹いている貴重な演奏が含まれている。