折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの新芽が早くも動き始めました。

2020年01月26日 22時18分50秒 | 大寒

◇ このところ当地は3月の頃の陽気の日が続いていて、しかも3、4日前からは菜種梅雨を思わせるような雨の降り方、今が1年で最も寒い季節とは信じられません。

  もちろん初雪も初氷もまだ、氷点下の日もまだ、20日には国内で初めてウグイスの初鳴きが当地で観測されたとか、真冬の凍える寒さはどこへやらです。

  今週末予定のバラの冬作業は雨の日続きで延期しようと思ってましたが、日曜日の今日は午後から雨が止んだのを見計らって少しだけ進めました。

  まだすべてのバラの株で冬剪定が終わった訳ではないのですが、早くもバラの新芽が動き始めたようで、1月下旬のバラとは思えない様子に驚いています。

 

□ ヘレボルスの花芽が、あちこちで着々と上がって来ています。

 

□ 毎年この時季に真っ先にちょっぴりおしゃれな花を見せる株、

今年も庭で一番乗りです。

 

□ こちらは八重の白の花ですが、もうすぐ開花しそうです。

 

□ ここ数日の間に、急に新芽が伸びてきたようです。

いつもの年なら、これは2月の光景です。

早咲き品種で、5月上旬にはこんな花(↓)が咲くはずです。

 

                                                      2019年5月6日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England

昨春の一番花の咲いた頃、庭で一番のみずみずしい優雅な花の姿です。

15年目を迎える株ですので、樹勢の衰えが表面化しないか、気になります。

 

□ 新芽が伸びて、葉が開き始めています。

動き出しの遅い品種でさえ、今年はこんな調子です。

5月下旬にはこんな花(↓)が咲くはずです。

 

                                                      2019年5月24日

□ ドミニク・ロワゾー

Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

この株は植え付けてから13年くらいになります。

ここ数年花付きが減少していましたので、古いシュートは根元から剪定しました。

 

□ さて、暖冬もここまで来ると、驚きを通り越してしまいます。

ラベンダーが花を咲かせたまま、冬を越している訳です。

季節外れの暖かさですから、真冬に花を咲かせても不思議ではないのでしょうか。 

 


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4 コメント

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まるで春のような (kokoro)
2020-01-27 14:52:03
折節さん、こんにちは~

春ですね、なんて言ってしまいそうな毎日です。
晴れれば日差しが暖かいし、車の運転席は汗ばむようです。
雪ではなく雨が降るのもそのせいでしょうけど、今晩からは雪の予報になっています。
庭の植物も今まで暖かかったので驚くでしょうね。

折節さんの庭も春が早いことを実感できるのですね。
バラの新芽もヘレボルスの蕾も動いていますね。
こちらはここまでは進んでいませんが、やはり春を感じてしまいます。
このまま春になるはずはないと、疑っています。
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雨風が強くて (折節)
2020-01-27 21:36:04
kokoroさん、こんばんは。

夜になってようやく雨が上がったようです。
今日は一日中雨、そんなに強い雨ではなかったのですが、ずっと降り続きました。
何より風が強くて、警報が出るくらいの暴風でした。
雨も風もどこか「春の嵐」を思わせるような感じです。
この冬は雪のちらつくようなこの季節らしさは、おそらく一日もないのかもしれません。

それにしても、バラの新芽の動きの早さにはびっくりしました。
そんなことになってるとは、土曜日までは気がついていなかったんです。
ヘレボルスは去年と同じくらいのペースですので、バラがそんなに早いとは思いもよらなかったですね。
まだバラの寒肥遣りも植え替えも半分も終わっていませんので、少し焦り気味です。

こちらは2月も気温は高めの長期予報が出ています。
実際に今現在の庭を眺めながら、今年は「このまま春になってしまう」 そう思ったところでした。
まずはバラの鉢植え→地植えへの植え替え、鉢植えの用土替え、寒肥遣りを一つずつ進めて行くつもりです。

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折節さんをお手本に (越後美人)
2020-02-01 10:23:49
昨日、今日とようやく冬らしい寒さですが、先日までは春のようでしたね。
これではバラも間違えてしまいますね。
八重のヘレボルスがきれいに咲きましたね♪
色もお洒落ですし、濃い縁取りも素敵です。

バラの新芽がずいぶん大きくなりましたね。
この分ですと、5月をまたずに咲きそうですね。
私は放りっぱなしにしていた蔓バラの剪定をしてみました。
分からないので適当ですから、果たしてどうなりますか・・・(^^;)
木立のバラは折節さんの記事をお手本にやってみました。
こちらの方は立派に咲くはずです(^_-)-☆
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バラの冬剪定は大事ですものね。 (折節)
2020-02-01 21:38:05
越後美人さん、こんばんは。

そうですね、この頃は少しは冬らしく寒くなりましたね。
でも近所の梅の木は、白梅が満開になってました。
庭に飛んで来る野鳥もいつもより種類が多いように感じられます。

ヘレボルスもやはり暖冬の影響でしょうね。
開花している数が何となく多いような気がします。
この一年でこぼれ種から増えたと思われる新芽(双葉)もたくさん見えます。
ヘレボルスが庭を占める面積が着実に増えていますので、うれしくもなります。

バラの開花はどうでしょうね、4月下旬の花があるかもしれませんね。
ここ数年は毎年1週間くらいは早めに咲いている記憶があるのですが…。
バラの剪定・誘引はいつも適当なんですよ。
剪定は、私の場合は2分の1が基本です。
あとはどんな風な枝ぶりで咲くバラかや、モダンローズかオールドローズかで、深め・浅めの剪定を選びます。
剪定したほうがいい花をつける枝が伸びて来ますよね。
バラの咲き始める5月が楽しみですね。

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