折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ある夏の日に、ひそやかに。

2007年08月05日 22時03分05秒 | 大暑
  

◇ 朝、庭を見てわが目を疑いました。
  チャールズ・レニー・マッキントッシュ(ER)が咲いているではありませんか。
  ごめんなさいと言いながら、もうすべて蕾は摘んだつもりでしたが、
  知らないうちに、夏の朝、静かに、密やかに咲いていたのでした。

     

◇ なんとなくしょんぼりと、でも「私は今日咲くことに決められていたの」とでも
  主張しているかのようでした。
  どうぞ、心行くまで咲いていて…そう心の中で呟きましたが、聞こえたでしょうか。

     

◇ 阿久悠さんがお亡くなりになられました。
  あの方の曲で最初に思い出したのは、どういうわけか、こんな歌でした。
  ちあきなおみさんの「円舞曲(わるつ)」
  随分と昔の歌ですので、知らない方がほとんどかもしれません。
  でも女性の歌なのに、なぜかこの歌が好きで、歌うと心の中で泣くような…。
  カラオケが最初に出た頃から、ときどき歌ってました。。。


(una poesia di oggi)

        円舞曲(わるつ)

     誰かが円舞曲を 踊っています
     幸せあふれた 二人です
     私は飲めない お酒を飲んで
     泣きたい気持ちを おさえます
     海鳴り 漁火 海辺のホテル
     一人に悲しい ワルツの調べ ... ♪

     

◇ どうして、男性が惹かれる詩をたくさんお書きになったのでしょうね。
  今週の木曜日、9日の夜(19:45)にBS2で、ちあきなおみさんの特集があるので、
  もしかしたら、この円舞曲も歌われるかもしれません。
  楽しみに待つことにします。
  そう言えば、ちあきさんを見なくなって、十年以上でしょう。
コメント (12)
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