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「いじめが原因」認める 岐阜・瑞浪中2自殺で学校側

2006年11月01日 23時58分54秒 | 時事

http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/sya/20061101/mng_____sya_____001.shtml
 岐阜県瑞浪市立瑞浪中学校2年の女子生徒(14)が自殺した問題で、学校側と市教委は31日、市役所で会見し、生徒への無記名調査などから「いじめが本人(女子生徒)にとって大変大きな痛みとなり、死に追いやった主な原因だという結論に達した」と、初めていじめが自殺の要因になったとの認識を示した。
(以下略)
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 私の地元である岐阜県東濃地方でも、いじめによる自殺が起きてしまった。学校の対応も愚かである。どう考えてもいじめによる自殺なのに、「いじめによるものなのか確認できない」とか言うから、批判されることになる。
 しかし何度も言うようだが、本当に頭を下げるべきなのは学校ではなく、いじめた本人たちである。もし私が被害者の親なら、当然そう思うのだが。
 思うに、「いじめ」なんて言葉を使うから、どうしても「子供の問題」として考えられてしまうのではないか。昨今の悪質化したいじめは犯罪として考えて、「深刻な人権侵害・名誉毀損」とか「暴力事件」と言い換えた方がいいと思う。子供も、自分が「いじめられている」と言ってしまうと恥ずかしく感じるため、大人にも相談しにくい。中学生ぐらいになれば、けっこうプライドも高くなるから、やっぱり「いじめ」という言葉は良くない。「学校で人権侵害を受けている」とか「クラブ活動で暴力事件に巻き込まれている」とかいう言い方をすれば、訴える子供のプライドもそんなに傷つかずに済むのではないか。