「チーム・アメリカ ザ・ワールド・ポリス」は2004年のアメリカ映画である。あの大人アニメ「サウスパーク」を作ったトレイ・パーカーとマット・ストーンが監督を務めた。一見「サンダーバード」のような人形アニメであるが、この二人が作っている以上、上の映像のような強烈なギャグが基本となっている。
なにしろ、メインの悪役があの金正日なのである。当然、公開当時は北朝鮮に怒られ、国際的に物議をかもした。しかし金正日はまだ愛嬌がある方で、マイケル・ムーアやアメリカのリベラル派俳優などは、悲惨な扱いをこの映画では受けている。私もそうなのだが、この二人はリベラリストが心底嫌いなのだろう。見ていて、実に溜飲が下がる作りとなっている。(笑)
それにしても、アメリカ人のギャグセンスというのは、私と相性が合う。こういう皮肉の効いた強烈なギャグは最高である。