http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000028-xinhua-cn
米国の元商務省次官が、朴槿恵・韓国大統領に向けたメッセージ動画をユーチューブで公開し、韓国で物議を醸している。
8日の韓国日報によると、動画は「朴槿恵大統領に送るシャピロの発言」というタイトルで、ロバート・シャピロ元米商務省次官がオフィスで朴大統領へのメッセージを読み上げたもの。「友人であり、経済発展を見守ってきた経済学者として言う」と切り出して始まる。シャピロ元次官は「韓国は国家繁栄の新たな挑戦に直面している」として、対日関係を韓国の課題として指摘。産経新聞の前ソウル支局長起訴を「衝撃的」としたほか、慰安婦問題については「日本は韓国人戦争犠牲者に8億ドルを支払ったが、機密解除された文書によると、当時の朴正煕政府が慰安婦と呼ばれる被害者たちに伝えていなかった」と指摘し 「古傷が治癒しない理由がここにある」と結論付けた。このほか、韓国の外交姿勢を「日本に危険なほどの敵対的態度を示しており、マスコミと政府が煽っている」と批判、「ベトナムが過去、韓国軍が民間人に犯した過去をさておき、韓国と国交を結んだことを考えるべきだ」と呼びかけている。
<以下略>
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まさに正論である。シャピロは商務省の元次官とはいえ、一個人の見解を述べただけとも思えない。現在のアメリカ政府の考えと無関係ではないだろう。オバマ政権の本音を、元次官の口を借りて代弁したものかもしれない。そう思って見ると、かなり興味深い。
しかし注目すべきなのは、こういった発言をしたのが国務省や国防省の元高官ではなくて、商務省の元高官だという点ではないか。彼の言う「国家繁栄の新たな挑戦」とは何なのか。日韓関係の問題を指摘するにしては、何か不自然な言葉である。まさかとは思うが、韓国経済が再び破綻しかかっていることを示しているのではないか。もしそうなった場合は、アメリカは知らんから日本に助けてもらえよ、そのためにも日本に反日的なことはもうするな、とでも言いたかったのか??