この「万能鑑定士Q]シリーズは多く出版されており、県庁1階の書店にも平積みになって大量に置かれている。これは異例なほどの扱いだ。私は最近になるまで読んだことがなかったので、そんなに面白いのかと思い、図書館で借りて読んでみた。
さすがにベストセラーになるだけあって、かなり面白い。推理、ストーリー展開も秀逸だが、凜田莉子というヒロインが非常に魅力的だ。大ヒットしたのは、話の内容に加えて、ヒロインのキャラクター作りに成功したせいではないか、と思う。私は小説などほとんど読まないが、このシリーズにははまってしまった。娯楽小説も良いものである。
この「万能鑑定士Q」は綾瀬はるか主演で映画化されることも決まっているようだ。しかしこの作品は、小説だからこそ面白いのではないかと思う。映画化にはさほど期待していない。
ところで関係ないが、今日は妻の出産予定日である。まだ生まれる兆しは見えない。しかし連休中には生まれると期待している。もうすぐのはずだ。