(童話)万華響の日々

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「巡礼への道のり 東山魁夷・平山郁夫展」 市川市東山魁夷記念館 を観た印象

2018-12-17 15:08:53 | 展覧会


「東山魁夷・平山郁夫展」が12/8~1/27で市川市東山魁夷記念館にて開催中である、この美術館は中山競馬場の近くにある、東山魁夷は1908~1999、平山郁夫は1930~2009で活躍した日本風景画の二大巨匠だ、東山は風景画から仏教の色濃い風景画を極めた、広島生まれの平山は原爆投下の被爆体験を持ち、そこから終生仏教画、特に仏教伝来のテーマを極めた、東山の作品には風景画に溢れ、平山の作品には風景画に加え仏像画が多い、今回の展覧会で二大巨匠の作品比較ができて興味深い、両者とも仏教寺院の精緻なスケッチ、筆さばきはさすがだ、東山の風景画は水墨画の要素色濃く、雲、霧、滝、川、山岳、木々、塔などに画伯ならではの奥深い霊的な印象が込められているようだ、

平山では幻想的な描き方が際立つように思う、単なる写生ではなく心象風景が色濃い、仏像の精緻な写生ではなく画伯の魂がどのような信仰的霊感を抱いていたかが絵から訴えてくるものがある、











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