「ピエール・ボナール展」(2018.9/26-12/17 国立新美術館開催中)を観た、ピエール。ボナールはフランスの画家で1867-1947に活躍した、ナビ派に属する、画風は浮世絵の影響を受けたそうだ、フランスでは大いに評価されている、その特徴は「視神経の冒険」といわれる、今回展は絵画、写真、版画などに及ぶ、
鑑賞して第一印象は兎にも角にも薄らぼんやりとした曖昧模糊な画風に参った、主体は比較的はっきりしていて判別できるが背景などは何が描かれているのか分かるまでに時間を要する、結局分からずじまいで立ち去った作品が多かった、「視神経の冒険」とはこういうことなのか?
猫や犬が好きだったようでそういう作品が多い、概して優しい色調で印象は穏やか、日本人にもファンが多いのではなかろうか
左上;「白い猫」1894年 右上:「アンドレ・ボナール嬢の肖像、画家の妹」1890年
左下:「格子柄のブラウス」1892年 右下:「猫と女性 あるいは 餌をねだる猫」1912年
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