美食家で一流の料理人のロートレックは客が水を飲む事を好まず、料理を食べる時はワインを飲むべしと言って水を一杯にしたデカンタには金魚を泳がせたそうです。ユーモアと皮肉混じりの演出がなされたと言います。…が一杯のワインは料理を一段と美味しくしますよね。ホテルの演出も見事で、とても嬉しかった。旅っていいなあ~。
メルキュール・アルビ・バスティードホテルのディナーはロートレックのレシピです。彼は美食家で料理人としても一流で独創的な料理を作って振舞ったそうです。早速ロートレックラベルのワインが出てきた。ワインの本場美味しかったですよ。
アルビのホテルはタルン川の辺にあります。タルン川の対岸から見えます。絶好のロケーション。昔は小麦粉を挽く粉引き小屋で水車もありそれを改装してホテルにしたそうでとても趣のあるホテルです。真ん中の建物の橋よりのコーナーが私の部屋です。
13世紀に建てられた司教館が1922年からトゥールーズ・ロートレック美術館になった。彼の死後、伯爵夫人の母親が1000点もの作品を寄贈したそうです。その典型的なフランス式庭園です。彼は骨折して背丈が伸びなかったと言われていますが、それもあったでしょうが母親からのDNAであることを知った。