BBC プロムス

ロイヤル・アルバート・ホールのBBCプロムスへ行きました。プロムナード・コンサートと言って1895年から114年も続いているイギリスの夏のお祭りです。
プロムナードですからセンター・ホールと最上階の一部は自由に移動の出来る立ち見場所です。勿論、格安チケットで毎日でも聴く事が出来るそうです。８月１８日はファミリーデイで子供もウエルカムの一夜。ブタペスト・フェスティバル・オーケストラの演奏でドボルザークの交響曲№７でした。ドボルザークと言えば交響曲№９、新世界が有名ですが、№７も良いものです。こちらの人達はこんな難しい曲を子供達にも聴かせるのですね。

ハーフティンバーの家

カンタベリーの街にはこうした綺麗な建築物が史跡として残されています。チューダー様式の一つ、ハーフティンバー様式の家です。チューダー王朝（１６世紀）、建築用木材が高価になり、木材のサイズを小さくして木の骨組みをレンガや漆喰で埋めたそうですが、それが素敵なデザインとなり今に伝えられているのです。

ブリティッシュ・レストラン

カンタベリーで昼食をとりました。"Deesons British Restaurant"の看板にひかれ入りました。観光地らしくとてもフレンドリィーでよい雰囲気。無難なFish ＆Tipsを食べました。肉厚の白身魚で上品に揚げてありナイスでした。

トーマス・ベケット

ヘンリー二世に仕えたカンタベリーの大司教トーマス・ベケットは後にヘンリー二世との軋轢により騎士に祭壇の前で殺害されたと言う史実がありますね。教会の薄暗い床に殉職を悼み、大きな蝋燭の炎が揺れていました。数百年前の惨劇を身近に感じたひと時でした。

カンタべリー大聖堂

娘の家から近い所にカンタベリー大聖堂があります。ヘンリー八世による英国国教会の大本山、何時尋ねても荘厳な場所です。中世イギリス文学の傑作、チョーサーの「カンタベリー物語」が頭に浮かぶが、これはカンタベリー詣での道中出会った人が、それぞれ面白い話をする、それをまとめた物語です。
しかし、最初に尋ねた３０年前よりやはり観光客は多い。そして入場料が必要に…３０年経ていますものね。

卒業

ロンドンの娘の家を再び尋ねて来ました。孫息子が小学校を卒業しました。イギリスは11歳で中学校、Secondly Schoolへ入ります。
卒業には立派な聖書が授与されました。Church of Englandが統括している小学校ですから…ね。