片麻痺との二人三脚

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見応えタップリ話題の映画「さや侍」、シニア映画の会「星を守る犬」と選択迷う?№9

2011-06-27 14:07:42 | 「映画・演劇」

 大型の台風5号や梅雨前線の影響で九州や四国そして東北で大雨となっている。
 
前線が東北地方に停滞し、本州付近には湿った空気が流れ込んでいる。
 
ここ2~3日、朝夕の温度(24℃前後)が変わらない熱帯夜が続き、早くも寝苦しい6月の下旬。
 
今日の兵庫県は南からのしめった空気が流れ込むため雲が広がりますが次第に高気圧に覆われるため、梅雨晴れ間の激烈な日差しの真夏日となる。

     

 今月のシニア映画の会は松本人志監督「さや侍」又は西田敏行主演「星の犬」かに照準を定め、8:00逆瀬台→野上⇒ご殿山⇒すみれが丘と廻って、4人の仲間で阪急「西宮ガーデンズ」へ向かう。
 
大空はどんより重い雲が広がるも、小雨は無いが蒸し暑い、外氣温度は33℃、車内クーラーはオン・オフを繰り返しながら、外の風を程良く取り入れる。
 6月末、週明け月曜日の西宮北口辺りは車も少なく、8階中央駐車場の障害者専用駐車場にパーキングしたのが8:50分。
 選択映画題名を車中では、目前に迫った「死」に、生への未練や恐怖を感じる、身に詰まらせる話を映画化した「星を守る犬」に大勢が決まり、4人を代表してS氏がチケット購入に向かう。
 それぞれのTOHOシネマズマイルカードを纏めて購入、№1劇場9:00入場すると予告編上映中、眼が慣れない手探りの中、杖歩行のD氏と二人懸命に階段を上がって指定席に腰をおろす。

          

 9:30分始まったのは松本人志監督作品第三弾「さや侍」、どうやら窓口を間違って購入したみたい。
 いきなり画面は森の中、さやのみを腰にしたひげ面のメガネ侍が息をゼイゼイ鳴らしながら逃走中のシーンが飛び出し、さやしか持たない侍と反発するその娘(逃げ回らず、切腹を奨める)の話が始まる。
 刀を捨てた野見勘十郎に課せられた、切腹が条件の若君を笑わせる「三十日の業」が始まる。
 吉本興業の全知全能に委ねた笑いが展開、1、自分でギャグを考える・・・腹芸・ドジョウすくい 2、門番二人を味方につけ、彼らのアイディア・・・かご抜け・白刃取り 3、娘が口上を始めた一般公開の大道具を使ったバラエティ・・・人間大砲・暴れる騎馬等が爆笑に次ぐ爆笑で展開する。
 
クライマックスの最終日、殿様まで味方につけた侍は「何をやっても若君は笑ったことになる」状況の中で何もやらずに切腹する。
 気丈な娘の思いに応える男にはそれ以上の仕事があろうか・・・<切腹>。
 
流石鬼才松本人志監督、主人公の野見勘十郎に多くを語らせず、ひたすらギャグに没頭させ、それを見事に演じた主役に拍手を送りたい。
       

 昼食は1階フードコート、1年前半身不随者の二人は仲間が運んでくる料理を食べていたが最近は覚つかいながら自分でコーナーを廻って調達が可能となる。
 D氏は「カツサンド」、私は「ステーキ焼き飯」を、映画談議に耽りながら美味しく頂戴する。
 映画の内容もさることながら侍の娘役を演じた子役の演技に皆さんの賛辞が集中する。
         

食後のコーヒーたいむ、本日の観映を間違えた「星を守る犬」の午後の上映が15:00と判明、月末で上映が打ち切られる予定、3人は観に行くというが私は疲れも重なり、帰宅も遅くなるので一人外れる。



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