片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

新春 初映画は「山本五十六」、軍国少年時代を思い出し感慨無量!

2012-01-23 09:25:42 | 「映画・演劇」

 東日本大震災発災以来、319日目、朝日新聞30面大見出し、「大川小の犠牲者 人災石巻市教委 避難の不備 謝罪、東日本大震災で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市の大川小学校の惨事について、同市教育委員会は22日、児童の遺族らへの説明会を開いた。
 同校の津波避難マニュアルなどの不備を認め、「人災の部分もある」として謝罪した。
 大川小の裏手には山があるが、地震発生から津波が襲来するまでの約50分間、児童らは校庭で待機させられ、直前に新北上大橋のたもとのへ移動する途中で、津波に襲われた。
 
 気象庁は23日、関東甲信地方では同日夜から24日未明にかけて雪が降ると発表した。
 山沿いを中心に大雪になる所があり、関東南部の平野部でも雪が積もる。
 
東京都心でが23日夜遅くに1~2センチ程度の積雪になる見込み。
  今日の兵庫県は次第に冬型の気圧配置が強まるため雲が広がり、北部を中心に雪や雨、南部でも夕方一時、雨や雪の見込み。
 本日は「シニア映画会」の新春初観映日、お昼好きな映画を観て、夕方から中華料理で新年会を企画する。

                             

 11:30分、阪急「西宮ガーデンズ」到着、この時期は正月映画の継続で興味をそそる和・洋映画が勢揃いされ、選択に嬉しい悲鳴が上がるぐらいどれを選んでも外れることは無い興行スケジュールだ。
 12:10分上映の素晴らしい評判が続く東映映画、連合艦隊司令長官「山本五十六」太平洋戦争70年目の真実を選ぶ。

                               
 昭和18年尋常小学校2年の軍国少年時代「山本元帥戦死」の報と国葬が行われた事を良く記憶している。
 子ども心に、これからの戦争はどうなるのか、又、早く少年航空兵になりたいと軍人を見かければ後を追いかけていた腕白時代を想い出す。
 昭和14年度、2年前に始まった支那事変が泥沼化しつつあった。
 陸軍が日・独・伊三国同盟の締結を強く主張する中、海軍次官山本五十六、海軍大臣米内光正、事務局長の井上成美は信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続けていた。
 日本がドイツと結べば何倍の国力をもつアメリカと戦争になる。
 それだけは何としても避けなければならないと考えていたが世界情勢は急転、第二次世界大戦がが勃発してしまう。

                        

 「山本五十六」にスポットを当てた海軍の映画、日本近代史の好きな私には、特に悲惨な戦争だった「太平洋戦争史」に興味を抱き、関連書物を読みあせる者には勉強になった。
 役所広司の演技が凄い、脇を固める俳優、「米内光正」~柄本明、「井上成美」~柳葉敏郎、「山口多聞」~阿部寛、「三宅参謀」~吉田栄作と豪華男優人の熱演が目立った。
 しかし重ゞしい場面が連続して疲れたが素晴らしい映画だった。

                       
 新年会はJR西宮駅周辺、国道筋の中華料理「華厨香」へ移動、当店名物の「北京ダック」を美味しく頂戴する。生ビールで乾杯後、スタッフが切り取る「北京ダック」の表皮を、皮に野菜と一緒に包んんで味噌をつけていただくと美味い事、この上無し、「心打つ映画」と「美味い中華」の楽しい一日だった。