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片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

鍼灸は「森クリニック」

2006-06-16 18:37:20 | 「脳卒中」
「脳卆中」後遺症に鍼灸の効能があると聞き「森クリニック」に通院して3年目、今冬の寒さで着衣の着替えが面倒で受診を疎かにしていた。今日は久しぶりに早朝に訪れ物理療法<首の牽引><マイクロ・ウェーブ光線><干渉波電気>を各10分受診後、初期の時から御世話になっているK先生の鍼・灸を麻痺側の左手中心に受ける。半年振りの対面で先生から顔色が良くなり、麻痺側の左手が太くなったと褒められ気分が良くなる

「ホワイトボード」を使ってお話しました

2006-06-02 20:55:23 | 「脳卒中」
初夏、好天気の6月1日(木)、山林の中、閑静にして重厚な歴史を感じる「小林聖心女学院」にて<ボランテイア>の話をする機会をいただきました。社会福祉協議会ボランテイア活動センターの紹介と学院のご協力で高等部1年生100人に「ボランテイアを始めたきっかけ…「脳梗塞」病後の取り組み」等を約40分ホワイトボードを使用して話をさせて貰いました。難病の事など少し難しかったかと反省しています。しかし、左半身不随の1種1級身体障害者の危うい歩行動作と表情を見ていただき、何かを感じてもらえたのではないかと思っています。

血栓発生・再発防止の「6ケ月健診」

2006-02-07 20:41:13 | 「脳卒中」
 発症から2年8ケ月、退院後2年2ケ月…3ケ月毎の健診が6ケ月毎になり、4回目の健康診断を受ける。1週間前の採血、下肢動脈硬化度検査を基に森院長から、今後のリハビリ・体調管理について診断頂く、PT運動療法は順調に推移、採血検査各項目は基準値以内を維持していて問題は無いと言はれる。但し、脳梗塞を起こした血栓の発生は原因不明ながら、コレステロールは重大な要素になり、総コレステロール値221mgは基準値よりヤヤ高いので数値の低下に務めるように奨められた。動脈硬化度は緩い上昇線にあり、年齢と共に避けられない状態にある。服用薬は血栓を予防したり血液の流れをよくする「パナルジン錠」…今後も欠かせない薬。

脳の神経細胞再生移動の仕組み発見

2006-02-04 08:40:12 | 「脳卒中」
脳卒中「友の会」の仲間が2/1付き読売新聞に掲載された記事をFAXで送信してくれた。記事の内容は慶応大学、米国のチームが脳内に新しくできた神経細胞が神経を再生する際に、目的の場所に移動していく仕組みの一端を実験で突き止めたとあった。沢木教授は「人間でも同様なメカニズムが在ると考えられる。神経細胞の移動を制御するようになれば、損傷した脳の治療にも役立つ」とあった。正に、脳損傷の後遺症に悩む我々には朗報の大きな明るいニュースです。

「脳卒中」仲間に勇気を与える≪長嶋監督≫

2006-01-16 20:37:21 | 「脳卒中」
 15日東京・有明コロシアムの野球教室に笑顔で「どうもお」と少年に話し掛けた長嶋
茂雄さん、子供達に大きな夢を与えましたがそれ以上に勇気を頂いたのは全国の「脳卒中」後遺症に悩む30万患者だったでしょう。私もテレビを見て感激し、目標になりました。画面から感じた事は①歩行の際、麻痺足の右に体重移動が完璧に出来ている②次のステップに移る時、足首が「ぶん回し」にならず踵が前に出ている③脊柱が真っ直ぐ、姿勢が素晴らしい④階段を下りる姿勢が前傾になっていない、多分足首の低屈、背屈が可能なのだろう。⑤声にややかすれを感じるのは声帯の麻痺から来るもので後遺症の特徴の一つ・・・
今後のリハビリ目標にさせてもらい頑張りたい。

氷の様に冷え込んだ足の裏にお灸!

2005-12-09 20:26:32 | 「脳卒中」
金曜日、朝一番の順番を取ると評判の指名殺到する鍼灸K先生の受診が出来るので9時開院と同時に診察券を提出する。2年前、退院後K先生に受診するする為、週3回早朝8時から並び鍼とお灸を続ける体験をした。当時「頭痛」「顔面の強張り」「不眠」に悩んでいたらK先生が「こめかみ」に鍼灸を続けるように奨められ継続した結果、後遺症の解消に結びついた。今日は久しぶりに麻痺側の下肢を見て頂くと足の裏の冷たさを「ぞっとするほどの冷たさ」と指摘され触ってみると右足と比べての冷たさに驚く。少々熱いかもしれないがお灸をしましょうと言われ、数度足が熱さで反射するが我慢する。麻痺側の血行を良くする為に、暫く続けましょうと言われる。

ご覧になられましたか?NHKスペシアル「脳梗塞」からの再生

2005-12-05 08:48:28 | 「脳卒中」
取材要請に「心が衰える」前にと応じられた免疫学者多田富雄氏は2001・5月に倒れ、右半身麻痺・言語障害・嚥下障害で書く事も、話す事も出来ないならと毎日自殺の方法を考えたと言われていました。免疫の勉強に、能の製作に向かわせたのはワープロ、左手でキーボードを打ち電子音を使って会話が可能になった。パソコンも始め、4年間に6冊の書籍を発刊された。一番取り戻したいのは言語で「ST」につかれ、好きなお酒を飲む時に使う≪乾杯≫の発声練習に取り組んでおられる姿が映像に…、かすかに動く右足、無限の可能性を秘めて胎動しようとする動きに発症5年目の今も懸命に取り組んでおられる。リハビリは単なる機能回復でなく「人間の尊厳を取り戻す創造的な営み」と表現されていたのが印象的だった。「口惜しい」何もかも失った壮絶な病との戦いで得たのは「生きる力」、今のほうが良く生きていると思うと結んで居られた。

壮絶な「大島 渚」監督の介護の日々

2005-12-03 20:28:21 | 「脳卒中」
サンケイ新聞12/2付けに「むきあって」<出版名>のテーマで妻の「小山 明子」さんが脳卒中の後遺症と闘う介護の苦悩が掲載されていた。ロンドンで倒れ帰国したのは3週間後、利き手の右半身が麻痺し言語障害も起こしていた。向こうでは倒れた翌々日にマッサージが始まり寝たきりにならずに助かった。その後もリハビリの気が遠くなるほどの単純作業の繰り返しも愚痴一つ言わずに黙々と取り組んでくれました。妻として何も出来ない自分、大島の病状、経済的な不安「もう大島家は破滅」…気が付いたら自殺騒ぎを起こしました。後遺症に悩む脳卒中患者は全国に140万人と言われる。勇気を出されて身内の苦情を発表されるのは大変な事と思うが私には「生きる勇気」を同病者に与えるインパクトは大きいと思う。私たちも障害者が互いに障害者を助けるセルフヘルプのネットワークを広げていきたく思います。

冬将軍到来!毎日入浴できる喜び

2005-12-02 20:17:03 | 「脳卒中」
2年前の「脳梗塞」入院日誌を開いてみると入院1ケ月半の宝塚病院ではシャワー入浴が一週間に2回、入院6ケ月の「協立病院」では浴槽入浴が一週間に2回、いずれも車椅子からの移動入浴の上、介助看護師が付いていて「伸び伸び」と入浴を楽しめる雰囲気ではなかった。退院後は甘えが出てきて入院中の苦労をすっかり忘れている事に反省させられる。今夕も冷えた体を湯船に沈めて、一人温まる幸せをつくづく噛み締める。

笑顔が素敵な3度の「脳卒中」体験を語る「山田規畝子」さん

2005-12-01 14:14:48 | 「脳卒中」
12/1朝日新聞「ひと」の欄に紹介された山田さんは高松の医師、引きこもりがちな患者らに障害の原因を解き、対処法を紹介する講演に飛び回るとあった。未だ41歳の若さで次の目標にむけて活動されるパワー・エネルギーに圧倒される。「生きる」目標に向かうのは手術時に撮影された自分の脳の映像に細くぼやけた血管を見つけたことによる。「私を生かすために、一生懸命にょきにょき伸びてくれたんだ」と感激されている。