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片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

世間は狭い、人の縁と,出会いに驚きの小林PDS、快適な12種類のマシン運動

2012-04-13 14:43:19 | 「パワーリハビリ」


ややヒンヤリの曇り空、午前中から沖縄や九州・中国・四国は雨が降るとの全国概況。
 雨の範囲は夜にかけて近畿に広がる見込み。
 東海や北陸・関東も雲に覆われ、雨が降る。
 東北や北海道も太平洋側を中心に雲が多い見込み。
 今日の兵庫県は気圧の谷の影響で雲が広がり雨が降る天気予報。

          
 8:40分小林PDSの小型送迎車に迎えられ、5丁目→野上4丁目→千種4丁目→亀井町を回って、「パワーリハビリテーション」小林到着。
 ロッカーにジャンパー・帽子・鞄を収納、金曜日女子席は笑顔いっぱいの仲間で大賑わい、早速ポラリス自慢のレギュラーコーヒーを注文、バイタルチエック(血圧132-74・体温36.5度)時に配られ、苦味のある熱い一杯を飲んで満足する。
2~3杯ブラックで飲んでからフレッシュ・砂糖を入れて、余韻を楽しむ。
 今朝皆さんと話をしていて、驚いた事はご主人お二人、娘婿さん(Oさん長女)が偶然同じ会社(M電機製作所)に所属され、お一人(Nさんご主人)は逝去された方(Tさんご主人)をハッキリ覚えて居られ、会話が弾んだと大いに喜んでいるご様子に世間は狭いと改めて感じる。
 神戸ご出身のNさんに、自分は神戸のN高校出身と話すと在住地が近隣で兄弟二人が同窓生と伺い、尚一層「人の縁」と「人の出会い」の不思議さを痛感する。

 9:30分、オリエンテーション、先々週?準備体操・NHKテレビ体操を終えてから、男性が立ち上がられ、「皆さんに一言お礼とご報告申し上げます」と言われ、”皆さんに可愛がられ、お世話になった家内が昨夜亡くなりました”と淡々と語られた事に驚く。
 想い出すとお二人でマシントレーニングに参加されていたご様子が偲ばれる。
 ご逝去が日常生活の延長の中で捉えらているご様子に感慨を覚えた。

 小林PDSにお世話になって7年、心身共に蘇る、数多くの出会いを与えていただける場所に恵まれていることに感謝する。

 9:50分、マシントレーニング開始、きょうはパワーリハの原点に戻って「12種類運動」を丁寧に行う事に注意して始める。
①両足伸ばし~足首に意識して、麻痺足を揃えて30回伸ばす 
②腹筋~脊柱筋を真っ直ぐに伸ばし、股間節から前に体を曲げていく。腹筋運動であることを強くイメージ 
③両手挙げ~麻痺手の運動はこのマシンのみ、右手を挙げることで麻痺左手が挙がる意識を脳波に伝導 
④股関節開き~歩行の基本となる股関節の開きを滑らかに、股から広げるイメージを大切に1,2,3,4,5で開き・・6,7,8,9,10で閉じていく 
⑤両手引き~握りがあやふやな左麻痺手にマジックテープでグリップに固定、姿勢を後から修正して貰い、正しい姿勢で30回、肩甲骨を挟む要領で引く
⑥パタパタ~両足を乗せる側板に麻痺足を含めて、正式な位置に足を据えるのがコツ、収まると姿勢は前屈みにならないように細心の注意で体を前後に揺すらせ、直立不動を維持する 
⑦ストレッチベンチ~斜径ベンチに腰を移乗して後は股関節を真っ直ぐに立てて、膝裏を伸ばし、両足裏を足元の側板に平行に保つことが基本、両足の大腿四頭筋が伸びている事を意識する
⑧両手・両足漕ぎ~歩行姿勢のバランス調節機と心得、足で押し込んだ後、手で引くのがコツなれど麻痺左手、麻痺左足の動きが悪く、苦労するのがこのマシン
⑨両足押し~後ろの台に全身を委ね、麻痺足を主動に17.5㌔のウエイトを押し込む、エネルギーを一番消費するマシン 
⑩両足曲げ~足首を曲げる運動、機能全廃の左足は右足を曲げる事で左足首に曲げる命令が脳波に届ける事を願う、意識として曲がっている感覚は無いが30回行う 
⑪背筋~文字通り背筋を鍛える器械、両手を組んで背中に掛かるウエイト15キロを後方に押し倒すパワー溢れる運動は好きな運動の一つ 
⑫股関節閉じ~始めお相撲さんの股割に近い範囲まで両足を筒いっぱいまで広げ、閉じていく、閉じてから初期の設定まで機械が広げられるかがポイント。

 

 

 

 

 

 


センバツ応援しながらフル筋肉鍛錬、9機種12種類マシントレーニング90分

2012-03-22 13:17:11 | 「パワーリハビリ」

   
浅春の、ここ連日の天候、九州から関東は広く晴れるでしょう。
 
日差しと共に気温が上がり、ポカポカ陽気になりそうです。
 東北や北海道の太平洋側も大体晴れる見込みです。東北や北海道の日本海側は雨や雪が降りやすいでしょう。
 ただ、晴れる太平洋側も天気は下り坂の全国概況。
 夜は九州や中国・四国で雨が降り出す見込み。
 今日の兵庫県は前線を伴った低気圧が山陰沿岸を東進してくるため、雨が降り、昼過ぎから雷を伴うところがある天気予報。

 8:40分、お迎えのポラリス小型送迎車に乗車、スタッフ・同乗者との挨拶は「相変わらず寒いですね」、N小学校前を通過すると本日は卒業式挙行のご様子、春は「お別れ」と「出会い」の巡り合い月、来月は桜爛漫の下での入学式が近づいている。
        
 
 木曜日は長老との出会いが楽しみ、F氏(95歳)は朝刊1面の合併新会社「損保ジャパン日本興亜」の記事を指差して、元Y損保の役員体験者だけに経営に関する造詣が深く、合併の新社長は資本金の大きい会社から選ばれると力説されていた。

 隣のT氏(91歳)は、昨日誕生日祝いに娘が来宅して、この鞄を祝いに貰ったとニコニコ顔、確か以前は94歳と言われていたので確認すると軍隊時代の写真を示して、この時は20歳、今は満で91歳とエビス顔。

 バイタルチエック(血圧127-77,体温36.4度C)後は、読書「文芸春秋3月号」、目次から選んだのは「預言書 日本の自殺」、「長寿番組の秘密」の二つ。

 「預言書 日本の自殺」は・・・1975年少誌にある論文が掲載された。
 それは高度経済成長を遂げ、繁栄を謳歌する日本に内部崩壊の危機に警鐘を鳴らすものだった。
 平等主義とエゴイズムの氾濫による道徳的自制を欠いた野放図な「自由」の主張と大衆迎合主義とが無責任と放逸とを通じて社会秩序を崩壊させるという。
 ローマは外敵でなく「パンとサーカス」を求める大衆に迎合して滅んだと結ばれていた。「長寿番組の秘密」は・・・”皇室アルバムを救った昭和天皇の一言”、S34 10/5のミッチーブーム 放送開始から半世紀を超えた民放の長寿番組、皇室アルバムといえば昭和天皇が録音してまで熱心にご覧になったという番組。

 9:30分、オリエンテーション開始 本日のリーダーはIさん、話題は今が旬の「くぎ煮」、イカナゴの煮きかたから甘味料について、利用者皆さんからお聞きすると沢山の人から我が自慢の自己流「くぎ煮」の提案が殺到する。

 ▲材料を吟味する方、▲安い イカナゴは大阪湾産、▲高いイカナゴは明石産 ▲味付けに水飴・氷砂糖・ザラメ糖 ▲味醂を主力に 等・・・得意な調理方法が続出。
 最後に今シ-ズン、煮つけた量を問うと、最高は30キロ、平均15~17キロは調理され、ご近所・遠方のご親族に配られているようです。

 10:00マシントレーニング開始、「左肩関節軟骨摩耗」の痛み防止に事前温めの「ホットパック」をお願いしていたが疼痛も治まりかけたので、事後に廻し、スタッフの指示を待って「パワーリハビリテーション」を始める。

 第34回選抜高校野球 甲子園球場二日目の第1試合 九州学院(熊本」)ー女満別(北海道)が始まり、マシンの合間・ドリンク補給のひと時を利用して観戦を楽しむ。

 No.1、「ヒップアブダクション・アダクション”股間節開閉”」、人体で最大の関節が股関節、体の重心の影響を最も受けている。半身不随の悪影響を受けている関節部分と心得、骨盤の歪み調製可能なマシンとして、脊椎を起立し、骨盤の開閉だけをイメージする。

 No.2「パタパタ”起立して前後に体を移動”」、麻痺足を含む下肢の硬直化する「大腿四頭筋」・「ハムストリングス筋」・「ヒラメ筋」等を伸直・伸展させるには格好の機種。両足を乗せた板を前後にペタペタと動かすことでアキレス筋も伸びる効果を期待して5分間 直立不動のイメージで揺すり続ける。
 

No.3 「バイオステップ”両手両足漕ぎ”」、麻痺左足・麻痺左手をバランス良く動かせる、半身不随者には最適の器械。
 押すことより、引き手にポイントを置いて、滑らかにゆっくりを心がけるも他の利用者と比べてもスピードが乗ってこない。
 引き手の左麻痺のグリップ握り締めが悪く、ピストンのように真っ直ぐ引くことができないのが原因の様だ。5分間のバイオステップは全身運動につながり、結構操作が楽しいマシンの一つ。
 
 No.4「ホリゾンタルレッグプレス”水平両足押し”」、全身をクッションにあずけ、両足側板を水平に押し込むこと30回、更にボールを膝に挟んで10回、仰臥姿勢の体に優しいスタイルが嬉しい。
 9機種12種類の「パワーリハビリテーション」を終えたのが11:45分、約90分以上の筋肉鍛錬終了。

 両手を消毒してもらってテーブルに戻り、昼食を戴く。本日の献立は「昆布おそば」・「卵焼き」・「菜の花煮付け」。


減量成功64キロ、「パワーリハ」3ケ月に一回の体力測定結果

2012-03-15 16:13:07 | 「パワーリハビリ」

北風が冷たい、今日の兵庫県は上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、雨や雪の降るところが見込み、午後からは高気圧に覆われて、次第に晴れてくる天気予報。
 日中の気温はふた桁を示すも寒風が厳しく、朝の挨拶は「何時までも寒いですね」が続き、防寒着は欠かせない。

  1.            
     8:40分、ポラリス小型送迎車に乗り込んで、ディサービスセンター小林へ、乗降の際は北風が冷たく、正面入口を開放したままでは中の人は寒く、未だまだ暖房が必要とされる。
        
  2.          
     招かれた大長老席では、早速お二人の自慢話は軍隊時代、F氏(95歳)は大阪8連隊のご出身、戦後は戦友会の面倒を見られ、毎年淡路島で集まったが現在生き残ったのは自分一人。
     大阪8連隊は、偏見混じりの大坂商人気質で「またも負けた8連隊」と揶揄されたが「丹波の鬼」と信頼され、実際は負け戦という負け戦をしていないと力説されていた。
     由緒をたどれば西南戦争に際し、大阪鎮台(後の大4師団)として発足、編成地は大阪であったが隊員は近畿各府県から徴集されたと言う。
  3. T氏(94歳)は関東軍、自慢は全国から応募・徴集された精兵で組織され、無敵の「精強関東軍」と、胸を張っておられる。
     対ソ連軍隊として、関東州満州にて、国境を隔て、対峙していたが対米戦が不利に傾き、東南アジア方面に転用され、敗戦を台湾で知った時は26歳。
     アメリカの上陸艇で帰国の途につき、広島に帰国したとニコニコ顔での想い出話。
  4.  近代史に興味を持ち、特に無謀な日中戦争・太平洋戦争の裏面史が知りたく、関連書籍を読み続けているが実際の軍隊体験者と接触するのは僥倖の幸運と思い、週に1回のご対面・歓談を楽しみとする。
  5.  お二人とも共通するのは軍隊時代の「辛さ」・「ひもじさ」・「悲しさ」は全く無く、前線での戦闘体験もないのが共通しておられる。
  6.  本日は先週の体力測定を受審していなかった4人がグループになって、6種類の「パワーリハビリ総合評価テスト」を受ける。
  7.         
  8.  身長163センチに続いて体重測定は「64.0キロ」、待望の65キロ以下の減量に成功する。
    23年12/23 67.5キロを計測して以来、お惣菜は加減せず、ご飯はお茶碗半分、食後好物の甘い物を控えてきたことが実を結んだことに満足する。
    No.1、握力は椅子に在姿勢で右34.5キロ・左10.5キロ(直立では40キロ前後を計測)、麻痺左手は相変わらず硬直したままで、握力計を握るのに精いっぱいの努力を費やし、握り締めるまでには未だ至らない。 
    No.2、「開眼片足立ち」、全神経を一点に集中、周囲の騒音・行動を無視して、右足一本に体重をあずけてバランスを維持、スタート30秒後に崩れを意識するが懸命に耐え、カウント200を勘定後に「2分経過」の合図をいただき、「ホット」して着地。
     左半身不随ながら、毎日行動が出来る最大の要因は健常側の右でバランスが取れるという体力が残されていることと自覚する。
    No.3、「フアンクショナルリーチ」、起立姿勢で眼前のセットされた器具の横バーを右手を伸ばして前に押しやる。
     体の柔軟性が求められる、前に押して足が前に出ると失格になるので、ギリギリのところで踏ん張る。
     数値は毎回30センチ前後、今回は29.5センチ、各測定数値は平均化する傾向にあり、今後は老化と共に維持がいつまで続くのかがポイント。
    No.4、「体前屈」、椅子に座って右足を伸ばし(膝屈曲無し)、伸ばした足に右手を添え、前方に精いっぱい伸ばして、足より伸ばした寸法を計測する。
    過去の数値は最高13.5センチ、今回は12.0センチ、腰の柔軟度・股関節の柔軟さが数値に示されると判断する。
              
  9. No.5、「Timed UP&GO」椅子から立ち上がってレッドコーンを回って椅子に座るまでのタイムを計測、姿勢がどうか・・・ビデオでの撮影が加わる。
    最高タイムを本日計測13.69、過去は16.06~14.00、写真姿勢を見ると前傾姿勢が強く、余り喜べないが歩行は欠かせないので速度にこだわらずに左体重負荷に努めていきたい。
  10.            
  11.  終了後の昼食はフレンチ「サーモンのポワレ」・「鶏のテリーヌ・ベーコン巻き」・「カリフラワーのサラダ」・「コンソメスープ」、お二人に、軍隊時代の軍人食のお話を伺いながら、美味しく頂戴する。

 


声出しの「パワーリハ」、効果は「脳活性化」&「嚥下能力維持」!

2012-03-09 14:02:00 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発災以来363日目、朝日新聞1面大見出し、「甲状腺被曝 最高87ミリシーベルト福島の65人調査  50ミリ超は5人、東京電力福島第1原発事故で、放射性ヨウ素によって甲状腺に90ミリシーベルト近い被曝をしていた人がいることがわかった。
 弘前大学被ばく医療総合研究所の床次真司教授らが、事故の約1ケ月後に行なった住民65人の測定結果を分析した。
 被爆した人の約半数が10ミリシーベルト以下だったが、5人が50ミリシーベルトを超えていた
 床次さんは、ヨウ素濃度の高い地区に乳幼児がいれば、100ミリシーベルトを越えていた可能性もある。
 行政は、子どもの健康を守る立場から手厚く支援策をとる必要があるという。

 真冬並みの寒さに戻った冷たい雨の金曜日、四国から東北南部にかけての広い範囲で雨や雪が降っています。
 大阪や名古屋は、午後2時の気温がきのうより、8度くらい低く、冷たい雨になっています。
 四国や近畿の雨は次第にやむ見込みですが、スッキリしない天気予報だ。
 今日の兵庫県は四国の南海上を東に進む、低気圧の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨が降る見込み。
 

              
 
 8:40分、再び引きずり出した防寒コートを、確り羽織って、ポラリス大型送迎車スタッフの傘に迎えられ、高いステップに右足を乗せ、健脚足を主軸に、麻痺足を引き上げ、更に左麻痺足を支えにして後部座席へ、シートに座って「ホーッ」とするも室内の寒さに震える。
                

 逆瀬台5丁目→逆瀬台1丁目→野上4丁目→千種4丁目と回って、ディサービスセンター小林へ入室。
 
奥の女性席から歓迎の声をいただき、4人がけの女性席に座らせていただく。
 
数ケ月ぶり対面のKさん、昨年9月リハビリ入院した体験談を話した記憶が残って居られるのか”入院は大変だったでしょう”と同情と労りの言葉をいただき、うろたえる。
 逆瀬台1丁目マンション在住Oさんの話題は、数日前の「孤独死」、療養中の一人暮らしご婦人がマンションにロックの上、チエーンを施錠、訪れた方がホーンを鳴らすも応答が無く、警察・消防署がサイレンを鳴らし駆けつけ、扉をガスバーナーで焼き切って入室するも、既に亡くなって居られたようです。

 皆さんのお話では、一人住まいのK・Oさんは施錠はするもチエーンは掛けたことが無いと日頃から細心の注意で用心深い生活をされているご様子が伺える。
 バイタルチエック 看護師Oさん血圧測定(114-74)・体温(36.2度C)、利用者拘束時間中は一番多忙なスタッフが看護師さん、常に笑顔を絶やさないOさんに爪切りをお願いすると昼食後の慌ただしい帰宅準備中に丁寧に爪を切って貰い感謝する。
 左半身不随の体で日常生活中、衣・食・住に関することは時間を要しても大抵の事はこなせるが爪切りだけは、人にお世話になっている。

                

 9:15分、オリエンテーション本日のリーダーはMさん、話題は「今年のサラリーマン川柳ベストテン」、10数点ご披露いただき、作られた時代背景が面白く、笑いを誘われ、トレーニング前の体がリラックスする。
 印象に残った川柳二句は”「先を読め」 言った先輩 リストラに”  ”仕分け人 妻にくらべりや まだ甘い”。準備体操・NHKテレビ体操終了後、テーブルに戻って、ホットパックで「左関節軟骨摩耗疼痛」予防に温める。

香り高いコーヒーを飲みながら、同じ事前温めのM氏と今後の「夢」について歓談、同年輩のM氏は高尚な油絵を趣味とされる多才な方、M氏今年は南口の会館で油絵の個展を開きたいと語られ、自分は最後の新車購入の夢を語り合う。
 10:15分からマシントレーニング開始、今日の目標は「大きな声出し」、左半身不随は声帯・食道の半分を麻痺させ咳を誘発、発声・燕下に悪影響を及ぼしているのできょうは嚥下能力アップに努めたい。
 他に発声効果は「脳の活性化」・「言語能力アップ」につながる。

                

スタッフに指示されたNo.1マシンは「トーソーフレクション”腹筋強化”」、眼前の姿見に体を映し、姿勢を整えて15キロのウエイトをゆっくり腹式呼吸で1,2,3,4、で押し込み、最下時点で10数秒止めて、5,6,7,8で元に戻る。
                 

 No.2「チエストプレス”両手上げ”」、「左関節軟骨摩耗疼痛予防」には肩関節の筋肉を鍛えることと、整形医師・鍼灸師に言われているので、このマシンは最適な器具、ウエイトは0.5キロの最低で右の力を意識して落とし、左手一本で上げるイメージにて「イチ ニー サン シー」で上げ、「ゴー ロク ヒチ ハチ」で下ろしてくる。
 麻痺左肩の痛みは無く、スムースに30回試みる。

            

 No.3マシンは、「ホリゾンタルレッグプレス”水平両足押し”」、このマシンのウエイト設定は15キロ、この機種も右足主力にならないように右足の位置を側板上部に置いて、麻痺左足で押すイメージにて、一際大きな声で押し込み、戻しを30回行う。
             

 9種類マシン終了は利用者13人の最後、昼食も最後で熱い「梅うどん」を運んで貰い、旺盛な食欲を感じながら美味しく頂戴する。


臀部周辺の動きを滑らかにする体操、運動後は美味い「フレンチ料理」

2012-02-18 16:53:24 | 「パワーリハビリ」

東日本大震災発災以来336日目、朝日新聞夕刊13面中段「銀幕の3・11」世界が注目、19日まで開催中のベルリン国際映画祭で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故をテーマにした日本の3作品が注目を集めている。
 上映されているのは船橋淳監督の「ニュークリア・ネイション」のほか、岩井俊二監督の「friends after 3/11」、藤原敏史監督の「無人地帯」。
 いずれも日本と福島が向き合う現実を伝える作品だ。
                            

 早朝目覚めると庭が銀世界、日本付近は強烈な寒波に見舞われています。
 今朝は北海道後志地方の喜茂別(キモベツ)で気温が氷点下31度8分まで下がりました。
 北海道や東北・北陸では昼間も広い範囲で気温が氷点下でした。
 寒気の流れ込みは峠を越えましたがあすも全国的に厳しい寒さが続くでしょう。
 今夜からあすにかけても日本海側では雪の降るところが多い見込み。
 
 早朝に差し込む日差しで大方の雪は氷解、8:40 ポラリス小型送迎車到着時は日陰部分に雪が残り、駐車場を横切って車に乗り込むまでは細かな足運びに、スタッフの肩に手を置いて、助手席に滑り込む。
 ディサービスセンター小林までの同乗者は男性ばかり、青葉台のF氏、4丁目のH氏(88歳)の3人、話題は3年前の大雪、ディサービスセンター小林に於けるマシントレ終了時から雪が降り出し、送迎の13:00付近がボタン雪となり、逆瀬台5丁目に入ると脇道は5センチを越え、下りはなんとか降りるが上りは積雪に滑ってハンドルが取られる最悪の状態に陥る。
 バス道に戻るには支多ゞ川沿いの遠回りの道を辛うじて登って、車を放置してスタッフの腕にすがって積雪を踏んで帰宅した事を想い出して、本日の午後の降り方に注目する。
                  

 看護師Kさんバイタルチエック(血圧126ー78、体温36.1度)後、熱い日本茶を飲みながら卓上のbe on Saturday フロントランナーを読む。
 本日のfront runnerはクローバーリーフー社長西窪武さん、日本で唯一、動物園のえさの栽培から配送まで手がける有限会社。
 京都府南山城村を拠点に、牧草・ユーカリ・竹など30種以上を扱う。
 先例のないオーダーメードのえさを手がけ、動物の好みに合わせた牧草を年間通して供給するため、牧草地を区分し種まきの時期を変える工夫を凝らしている。
 こんな試みが旭山動物園をはじめ24ケ所と契約、スタッフは16人、年商8千万円を超える。
                

 オリエンテーション終了後テーブルに戻って、「左肩関節軟骨摩耗」疼痛防止に肩を温める「ホットパック」を塗布、香り高いコーヒーをいただきながら本・新聞を読んだりの至福の時間を過ごす。
                         
         
 20分遅れてのマシントレーニングはNo.1「ヒップアブダクション・アダクション」ふだんあまり意識して使うこと少ない臀部周辺の動きを滑らかにするマシンです。浴槽への出入り、車の乗り降りが楽になる効果が期待される。体を反らしたりせずに無理のない運動範囲で行うのがコツ。
                          

 No.2「ローイングマルチフアンクション」ふだん意識して使うことがない肩甲骨の動きを滑らかにするマシン。姿勢が良くなり、呼吸が楽になるなどの運動効果があり、軽く握って肩甲骨全体を動かすように引くのがコツ。
                            
 No.3「ホリゾンタルレッグプレス」座ったままの楽な姿勢で椅子からの立ち上がり動作を練習するマシンです。膝や腰・心臓にほとんど負担が掛かりません。リラックスしてクッションに寄りかかるのがコツです。
                   
 

 6機種8種類のマシン終了は11:30分、スタートの遅れは大きく、「レッグフレクション」は不可能、8種類で終えて、整理体操に加わる。
                 

 今日の昼食はフレンチ、・豚ばら肉のコンドルフレ風・大根と人参のサラダ・スモークサーモンのムース(857キロカロリー)、主食はパンで美味しく戴く。

 


片麻痺患者には「股関節」は歩行のカナメ(要)、寝たきりを先に伸ばす必須運動!

2012-02-11 13:34:41 | 「パワーリハビリ」

  

冷めたい早朝、近畿地方は冬型の気圧配置が続くため、北部では雪、中部・南部では概ね晴れる見込み
 日本海側はいったん雪の降り方が弱まり、日のさしている所もあります。
 今夜になると北陸から北の日本海側は再び雪の降り方が強まる見込みです。
 明日にかけて大雪や吹雪による交通機関への影響に注意の警戒警報が発令
 太平洋側はあすにかけて晴れる所が多い、近畿地方は冬型の気圧配置が続くため、北部では雪、中部・南部では概ね晴れる見込み。
 「肩関節軟骨摩耗」が引き起こす疼痛を避ける対処療法を中止して二晩目、就寝は問題なく寝付かれ、深夜の目覚め原因とみられる硬直は意識されるが痛みは少なく、思いきって右横寝姿勢から仰臥姿勢に寝返りを打つ。
 数分間は痛みがなく、眠りにつこうと思った時「ズキンズキン」と疼痛が起き始め、元の麻痺左肩を守る姿勢の右横寝に戻る。
 此処三週間余り、右横根を続けた姿勢は首の左筋肉に緊張を強制した結果、首が右へ回りにくく、首左斜頸筋肉にシコリが出来た感じがする。
 片麻痺患者になって、無意識の寝返りは不可能になるも、深夜の右横寝から仰向け寝は意識的に行なっていたので首の凝りは感じずに過ごしてきた。

 8:40分、玄関土間のタタキに腰を降ろしてポラリス送迎車の到着を待つ、青葉台から乗車のF氏との会話が楽しみ。
 ディサービスセンター迄の会話は、現在相談窓口が設けられている「23年度税に関する確定申告」、同氏が会場のアピア5階の会場に行って、相談窓口の係員に相談すると「年金収入400万以下は確定申告不要」と言われ、用紙も貰えなかったと伺う。
 同乗のH氏は医療費控除に交通費を加算して、先日2時間待って「確定申告書」を提出されたと話された。
 年金受給者でも医療費控除・身体障害者控除等で、申告するとトクなケースもあるはずで、F氏には電話で西宮税務署に用紙の請求をおすすめする。

    

 到着したディサービスセンター小林、ロッカーにコートを吊り下げ、テーブルに座った卓上に置かれた朝日新聞be on Saturday「フロントランナー」は遺品整理専門会社キーパーズ社長「吉田太一さん」、故人の家財道具を一つずつ、形見分けの品やリサイクル品に仕分けて搬出する。
 遺品の供養し、部屋の掃除・脱臭まで請け負う、2002年日本初の遺品整理会社を立ち上げた。
 以来右肩上がりに成長を遂げ、今や年間1500件以上を手がけ、売上高は4億円を超えるとあって驚く。
 映画や小説のモデルにもなり、孤立死防止のため講演で全国を飛び回っている。
 対談からの貴重な発言、1、自分は何歳まで生きよう、と目標をたてる 2、今の内にやっとこなあかんことと後でもできることと優先順位が決まる 3、男性は不器用で社会から孤立しやすい 4、女性はコミュニケーション能力が高い 5、人間関係を面倒くさがったらアカン。
 「何歳まで生きるか目標を立て、やるべきこと考える」は正に目からウロコの言葉」、後期高齢者になって目標を見出した気持ちだ。
 8:45分、オリエンテーション・準備体操・NHKテレビ体操を終え、テーブルに戻って早速「左肩関節軟骨摩耗」疼痛を防ぐ「ホットパック」をスタッフに施していただく。
 麻痺左膝・腰にも塗布、血流が良くなり快適な気分で持参の本を15分間読みふける。
 このひと時はすこぶる快適な空間、一時6機種9種類のマシントレーニングの回数を追いかけていた頃を振り返ると「ゆったり」した気分でパワーリハビリテーションを楽しんでいる自分に気がつく。

 15分後、正面鏡に全身を映して、麻痺左手の運動に努める、両手を「グルグル腰に振る」・「前後に振る」・「左右に広げる」・「麻痺手を上に挙げる」を各20回行なって、マシントレーニングに戻る。
 
 本日の強化メニューは「股関節の強化」、トップアスリートたちは股関節を使って歩く「股関節歩行」を」マスターすると聴いていた。
 一生自分の脚で歩くためには股関節を衰えさせさせないことが肝要、片麻痺患者は歩行で強化獲得は不可能なため、勢いマシトレに頼らざるを得ない。
 その要求に応えてくれるマシンは「ヒップアダクション・アブダクション股関節開閉」、椅子に腰を降ろして左右に限界迄広げるのはお相撲さんの股割に通じるもので、高齢者・片麻痺患者には、さして苦労を伴わない移動動作で可能となる。

 一名「骨盤節歩行」と言われる股関節歩行に及ばないながら、週二回は「ヒップアダクション・アブダクション股関節開閉」を各30回行なって、関節が滑らかに維持できるように頑張って行きたい。


土砂降りの雨の中,運動に行ける喜び、「オーロラ会」マシントレーニングで憂さ吹っ飛ばす!

2011-11-19 16:28:39 | 「パワーリハビリ」

 
前線を伴った低気圧の影響で、気象庁は19日、西日本から東日本では同日夕にかけて太平洋側を中心に非常に激しい雨が降るとして土砂災害や浸水、河川増水警戒を呼び掛けた。
 同庁によりますと日本海と西日本にある前線を伴った低気圧の影響で西日本と東日本では南から暖かく湿った空気が流れ込み太平洋側を中心に大気の状態が不安定になっています。

 8:40 土砂降りの雨の中、家人の傘に送られ、「オーロラ会」スタッフの傘に迎えられ、小型送迎車に乗り込む。
 青葉台から同乗のF氏と、こんなにひどい降雨に関わらず、お迎えに来ていただき、運動が出来る幸せを感謝する。
 天候の悪い日、普通なら障害のある体では一日家でゴロゴロして過ごすのが当り前に関わらず、介護保険のお蔭で送迎され、マシントレーニングが出来る喜びに有り難く思う。
 

 到着したディサービスセンター小林、バイタルチエック(血圧135-78 体温36.5度)後、熱い日本茶をいただきながら目を通す新聞は朝日新聞be on Saturday「フロントランナー」、本日の紹介は東電原発の事故直後の3/13、自衛隊ヘリで入り、被曝医療の態勢を整えた「福井大学医学部教授」寺沢秀一さん、現場は救急にも被曝にも対応できる医師を求めた。

 応えられたのは全国で15人。その内7人が福井県の医師だった。
 最後の言葉に感動、「医者はちやほやされるのは、必ず不幸な人がいるときですね、知識や技能は持っているが日の目を見ないで終わる。それが理想じゃないですか」。
 本日の読書は「小林文庫」から借りた「文芸春秋11月特別号」、大型企画「100歳まで元気な人の秘密」を注目して読む。
 長生きする人の共通法則、▼気は長く、睡眠充分▼特製ジュース作り▼毎週うなぎを食べる▼医者の言いつけを守る▼徹底的な生活改善▼20分の呼吸法・・・等長寿有名人の生き方には含蓄のある言葉が溢れ、その方の人生が伺えて非常に面白い。

 9:30分オリエンテーション本日のリーダーはMさん、11月22日は「いい夫婦の日、明治安田生命がまとめたアンケートから見えたことは“お互い求めることは違っても8割以上が夫婦円満”、理想の有名人夫婦は6年連続「三浦友和・山口百恵」夫妻、夫婦のへそくりは過去最高の夫45万円・妻115万円と伺い、健全な日本の運営が盤石たる基盤を持っている確信を持つ。

 9:50分マシントレーニング開始、スタッフの指示は№1「レッグエクステンション」⇒「トーソーエクステンション」⇒「チエストプレス」・・・本日のポイントは周囲の仲間のマシン取り組みを参考にしながら、余裕を持って「ゆったり」とお尻がマシンにフイットしたことを確認してから初動運動を開始する。
 
 スタッフの組合せか、先に自主トレを済まされた元気な声でカウントされるH氏(88歳)が隣マシンで「イチ ニー サン シー」と勘定されると此方はトーンダウンするかH氏のペースに合わせる。
 スタッフとのお喋りが好きなKさん、お得意の料理について、旬の材料を使った献立に話が広がると中々途中での話が切れず続いている。
 何時も笑みを絶やさないF氏、周囲の人との会話を大事にされ、悠々迫らない態度で自分のペースを大事にされている。
 №5「ホリゾンタルレッグプレス両足押し」、9種類のコース中、ほぼ真ん中のこのマシンは一番好きな器械、エネルギー消費には恰好な運動が求められ、下肢筋肉強化と体を占めるには最適マシンだ。

 午後は14:00雨小止みの中、「ぷらざこむ1」に於ける第1回「トライサングル“高次機能障害”」勉強会に出席、当事者・家族・支援者が10数人参加され、既に会が進行中、「高次機能障害とは何か」のDVDが上映中。
 
 映写後は自己紹介、若い人(当事者・支援者)が司会進行されるだけにユニークな「他己紹介」となる。

 二人一組で互いに紹介(3分)後、車座になって組んだ他人を皆さんに紹介する斬新なスタイルに驚く。
 紹介され初めて分かったことは皆さん交通事故で「高次脳機能障害」になられた方ばかりで「脳卒中」後遺症患者は私一人

 話し合いのテーマは「私が考える自立」、それぞれの年齢・家庭環境が異なるので考え方は分かれる、▼現場監督へ戻す▼グループを立ち上げたことが自立▼その人がやりたい事を実現した事▼努力している過程が・・・▼授産所で収入を得ること▼社会とのつながりの案件をこなす▼全てプラスの積み上げ▼働く場所を得る▼日々楽しい事をやっている・・・・等多種多様な意見が述べられるが20代前後の若人が「就職して結婚」と語られた言葉に感激する。


「驚異のリハビリ」に匹敵、麻痺手・足「曲げる・伸ばす、広げる」促通反復<パワーリハビリテーション>

2011-09-09 08:20:28 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発災以来183日目、朝日新聞見出し、「震災後8万人県外へ岩手・宮城・福島  関東に4万人、東日本大震災後に岩手、宮城、福島の3県から、県外に住民票を移した人は約8万3千人に上り、県外からの転入者を差し引いた転出超過は7月末までに計3万6千人に達していることが分かった。
 
3県の沿岸部では、仙台市と宮城県利府町を除く全市町村で人口が減少した。
 人口流出は地域経済の弱体化につながりかねず、今後の復興にも影響しそうだ。
 西日本は南から湿った空気が流れ込む影響で天気が崩れる。
 近畿南部では断続的に雨が降る天気予報だ。
 今日の兵庫県は、暖かく湿った空気と日射の影響で次第に大気の状態が不安定となるため雨や雷雨の所もある予想。

          

 8:50分、ポラリス送迎車でディサービスセンター小林入室、バイタルチエック(血圧111-77・体温36.3℃)後、熱いコーヒーを戴きながら持参書物、新潮社蓮池薫著「半島へふたたび」を読む。
 著者は、“あとがき”記載に帰国して早7年(09/6発行)、まるで夢のように過ぎた日々だった、拉致され、しばらくして僕は日本に帰ることを諦めた、何の可能性も見えないなか、実現し得ない帰国のことばかり考えていたら、とても生きていけないと思ったからだ。
 非常に重い言葉、何もかも恵まれた環境の中で高齢障害を呪いながら不服ばかりが先に立つ自分が恥ずかしい。
 最後の言葉に「僕らの子どもたちの帰国以来、拉致問題には何の進展もなかった、実にもどかしく、胸が痛む、被害者にとって人生の大事な時が刻一刻と失われていく」・・・と締めくくられ、完全解決まで拉致問題が風化しないように関心を持つのが自分達の使命と受けとる。

           

 9:30分、オリエンテーション・・・準備体操⇒NHKテレビ体操、物理療法・自主療法・マシントレの三グループに分かれ、「パワーリハビリテーション」開始。
 隣のTさん(89歳)が明日から弟のお通夜・告別式に石川県へ帰省されると伺い驚く、ご子息が付き添われるが高齢ご兄弟のご不幸に当然出席する心構えに毅然とした姿を感じ、積極的に「生きる」女性の強さに瞠目する。
 11/9で丸6年を経過した「パワーリハビリテーション」、左上肢・下肢機能全廃の体で参加した当初、装具をつけ、杖をついてマシンを利用したことを思い起こすと装具を外し杖無しで90分余り、トレーニング可能は正に「パワーリハビリテーション」のマシン促通反復法のお蔭です。
 左上肢・下肢機能全廃のせいで麻痺手・足を「伸ばす」・「曲げる」・「広げる」は全く不可能であったが右手・足を使うことで脳神経が遮断された右脳運動野に働きかけ、微かな動きを誘発し始める。
 
まだまだ不満足ながら「伸ばす」・「曲げる」・「広げる」事で500㍍歩行・一人入浴可能・車運転可能をもたらしている。
         

 №1、「レッグエクステンション・フレクション“麻痺足を延ばす・曲げる”」、曲がる麻痺足がウエイト台に添えるようになり、伸ばす・曲げるが意識しての運動が可能となる。
 楽な姿勢で2.5㌔のウエイトを30~40回「伸ばし」・「曲げる」を反復運動、週2回6年間のリハビリ効果に自分を「褒めたい」気持ちになる。

           

 №2、「ヒップアブダクション・アダクション両足を広げる・閉じる”」、股関節を開閉する運動は高齢者・障害者には無理な事でマシンを使用する事で「広げ・閉じる」が可能となる。
 
このマシンの素晴らしい点は「広げる」、機械の力で左右筒いっぱい広げた際、微かな疼痛後伸びる筋肉の柔軟性を大腿四頭筋に感じる。
 №3「チエストプレス“両手挙げ”」、下肢機能全廃は装具補填で運動補助が出来るが上肢は装具補填が使用出来ないので機能回復は下肢に比べ、10倍は要する。
 「チエストプレス」の際、当所、麻痺左手でグリップを握る動作は右手で補助していたが今は不自由ながら単独把握が可能となる。
          

 №4「ローイングマルチフアンンクション両手引き」、このマシンも初めは右手で補助していたが麻痺手でグリップ把握が可能、引いたときに左肩甲骨の筋肉が稼働しているのを意識する。
          

 


台風直撃下「運動の出来る喜び」、マシントレーニンフに集まった仲間は「12名」

2011-09-03 13:46:51 | 「パワーリハビリ」

 東日本大震災発災以来177日目、朝日新聞大見出し、「野田内閣発足復興・原発対応を最優先 増税時期は明言せず、民主党と国民新党による野田連立内閣が2日、正式に発足した。
 野田佳彦首相は組閣後の同日夕、首相官邸で記者会見を開き、東日本大震災の復興と東電原発事故の収束を「最優先の課題」と位置づけた。ただ、復興財源となる臨時増税の時期については「経済情勢はよく勘案しなければならない。何が何でも原理主義ではない」と語り、明言を避けた。
 台風12号の影響で西日本全域で大雨、暴風や雷を伴い大荒れが予想される。
 大型の台風12号は3日午前10時前、高知県東部に上陸し、北上した。
 気象庁によると四国全域と近畿・中国地方の広い範囲が風速25㍍以上の暴風圏に入った。
 3日夜にかけ四国と中国・近畿を経て、日本海に抜ける見込み。
 北海道近くには活発な前線もあり、断続的に非常に激しい雨が続くとして大雨や暴風・高波・高潮に警戒を呼び掛けている。
 昨夜は暴風雨を心配していたが一晩中小雨程度、早朝も外出するには支障のない天候、但しテレビで見ると広島県・和歌山県は激しい降雨で河川が氾濫寸前の様子が報道され、被害が心配される。

            
 8:40分ポラリス送迎車に迎えられる、暴風警報の発令されている宝塚市であるが各福祉施設の営業は行政直轄以外は各施設の判断に委ねられると聞いて、台風直撃の恐れもある中で運動が出来る幸せを噛み締める。
 普通なら悪天候の中、外出も意のままにならず、寝ころんでいる所、送迎して貰い体を動かす事が出来る介護保険に感謝だ。

        
 9:15分、オリエンテーション開始、本日のリーダーはIさん、話題は鈍足台風12号、小笠原諸島に接近、報道が始まって4日目、時速10~20キロの速度で北・北西へジグザグに進み、本州へ接近してきた。
 昨夕「スーパー万代」にて買物中、台風情報が流れ、四国上陸の恐れがあるので本日は午後9時閉店のアナウンスを受け、帰宅後は小さい窓も締めて暴風雨に備えるが今朝は何事も無しで、肩透かしを受けた感じだ。
 利用者のK氏が手を挙げられ、「今日は中止の電話を覚悟していた、小学校6年生時に、大阪で体験した昭和9年(1934年)の室戸台風は凄かった、風速65㍍の暴風に全てがなぎ倒された」と想い出を語られ、改めて自然災害の恐怖を実体験された方の話で恐怖を再認識する。

         

 準備体操・テレビ体操を終え、マシントレーニング開始、「トーソーエクステンション両足伸ばし」から姿勢とカウントに留意して始めるが運動中は体も温もるが次の機種待ちの間は寒さを感じ、「クシャミ」を連発。スタッフに冷房の調整をお願いする。
 この時期に少しの冷え込みで、喉がウイールスに冒され風邪を引きやすく、要注意の時期が到来だ。
 9種類のマシントレーニング終了後、取り組んだ自主トレーニング三種類、始めの「バイオステップ両手・両足漕ぎ」五分間のリミット。

 

            

 皆さん楽々と楽しげに漕いで居られるが左上肢・下肢機能全廃の半身不随者には全く窮屈な漕ぎ方が強いられる、しかし、一年に及ぶ挑戦でギコチ無いながら動き出した筋肉に感謝して、「石の上に三年」で頑張りたい

                  
 終了後、スタッフに戴いた、6/4実施体力測定「通所介護計画書」によれば、「今回の測定結果は全体的に良い結果となっている、日頃から熱心にリハビリに取り組まれ、積極的に行動されているからと思います、正確にマシンを操作、声をだしながらカウントされ、水分も沢山摂って、とても模範的にリハビリされています、ディサービス中も男女問わず色々な方に声を掛けて楽しくお話しされています」と評価されていました


直立姿勢5分間維持を目標、マシントレーニングに新たな課題挑戦!

2011-09-01 13:57:18 | 「パワーリハビリ」

 本日から9月に突入、昨夏の猛暑を前提にした「節電の夏」は本格的に需給が逼迫しないまま8月を終えた。
 9月1日は防災の日、年末まではあと121日。
 非常に強い台風12号は日本の南海上をゆっくりした速度で北西に進んでいる。
 台風は今後も強い勢力を維持したままゆっくり北上し、9/2~3にかけて四国から東海にかなり接近し、上陸する恐れが出てくる。
 気象庁は台風の速度が遅いため雨が長時間降り続く可能性があるとして警戒を呼び掛けている。
 9:00ポラリス送迎車に送迎され、ディサービスセンター小林トレーニングルーム入室。

 

            


 トレーニングルーム壁際に大型画板に描かれた「薔薇油絵」が展示され、その迫力に来館者の度肝を潰す。
 趣味で描かれる利用者の方が観賞用に搬入されたと伺うが我々素人眼ではとても評価が出来ない豪華さと薔薇の真っ赤・真っ白のコントラストと美しさに圧倒される。
 木曜日、常連長老組のテーブルに招じられ、お互い久しぶりの近況報告後、「小林文庫」文芸春秋9月特別号を開く。

           

 巻頭目次、「脱<菅>・反旗の閣僚独占手記」、先の代表選に立候補した海江田万里氏、野田佳彦氏、馬淵澄夫氏がそれぞれ寄稿されていた。
 巻末を見ると8月10日発売とあったので手記は少なくとも6月末又は7月初めに執筆したものと予測される。「野田佳彦氏<財務大臣>」わが政権構想、今こそ「中庸」の政治を、奇策を排し「和の力」で日本を再建する。内容は、「やるべき事を」実行する、民間の力を引出し、政治家と官僚の英知を結集する仕組み、統治機能の再構築が必要となっています。
 政治家に求められているのは、現実を直視し、困難な課題から逃げない、先送りしない姿勢です。
 危機を乗り越え、新しい日本を立て直す姿勢です。
 時期が来れば、私は、先頭に立つ覚悟です・・・とあった。
 先月末からの代表選・決選投票・就任演説から伺える政治姿勢が全て語られていて、ブレない姿勢は24年間の街頭演説が原点になっていることが推察出来た。
 9:30分、オリエンテーション スタッフ6人・利用者14人で始まる。
 私と前後してマシンに取り組まれるT氏は大正11年生まれ、ニコニコ顔で器械に取り組まれる二の腕の太さは自分と遜色がない位、終戦時台湾に在って高砂族の管理を担当、腰に拳銃、右手に日本刀を握っていたのが自慢だ。
 現在はお一人住まいで毎日自宅へ来られるヘルパーさんとの会話が楽しく、毎週5人の女性と会うのが嬉しいと日々の生活を楽しんで居られる。

            
 本日のマシンスタート・・・1、「トーソーエクステンション腹筋」⇒2、「チエストプレス胸筋伸ばし」⇒3、「ヒップエクステンション股関節開閉」⇒4、「マルチローイング両手引き}⇒5、「ホリゾンタルレィウグプレス両足押し」・・・1、~5、のマシン操作が目指す筋肉強化は、ぐらつかない「体幹」 の維持と強化、半身不随の患者は直立姿勢が保てない。

                

 今秋、従兄弟の長女結婚式に招かれ、スピーチを依頼されている事情もあって、少なくとも10分間の姿勢維持を今からイメージしていきたい。
 鏡の前で3分間・5分間の立位姿勢を試みながら弱点の克服に努める。
 問題は麻痺左足にどれだけ体重移動が出来るかがポイント、左足の位置・右足との幅等考慮してベストの姿勢を模索する。