ツトムさん家の写真日記。

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第930回 仁叟寺 五輪桜。 

2015-03-31 18:00:00 | 旅行

2015 03 29(日)


ソメイヨシノより少し早咲きのコヒガンザクラ(小彼岸桜)の大木が満開と聞き、昨秋訪ねた名刹“仁叟寺”(じんそうじ)を再び訪れました。


仁叟寺のコヒガンザクラは名称を「五輪桜」と言い、樹高13mの大木で天然記念樹木に指定されています。
 

名刹・仁叟寺本堂の裏側に咲く五輪桜。 通常は一本の幹から枝分かれするのですが、この五輪桜は根元から五本の幹が輪状に生えた珍しい桜樹。
 
昨年2月の大雪で裂けた枝の跡が痛々しい・・・。
雪害で昨年は開花しなかった五輪桜は、地元ボランティアの懸命な養生により生き延び、今年満開の花が咲くことができたそうです。

満開の五輪桜の下には、4年前の東日本大震災の犠牲者を供養する「桜花観世音」。
 
仁叟寺墓所にも花桃などが見頃を迎えていました。


仁叟寺の本堂が開かれていたので有難く参詣させて頂きました。  本堂内に掲げられていた「仁叟禅寺」扁額。
 

広く荘厳な本堂内陣を拝見。
お釈迦様の誕生日4月8日(水)には白象に乗った誕生仏に甘茶をかける「花まつり」が開催されます。
 

本堂の土間に置かれた銅製大釜は一度に300人分の米炊出しが出来たといわれる戦国時代の大釜。(30人分の間違いでは・・・?)
ガラスケース内の石板碑は文字が風化し判読不能ですが、相当古い時代のようです。
 

天和3年(1683年)鋳造の梵鐘も土間に安置。 江戸幕府御用鋳物師の椎名伊予守吉広の作。
  

仁叟寺は上州観音霊場三十三ヶ所の第十八番霊場、観世音菩薩像が金色に輝きます。
その手前に吊り下げられているのは巨大なすりこ木棒、「身をけずり 人に尽くさん すりこ木の その味忘れる 人ぞとうとし」と達筆で記されています。
 

本堂の欄間を飾るの透かし彫りの一枚。                     御本尊の鎮座する須弥壇の上部左右に据えられた十六菩薩像
 

須弥壇奥に鎮座する御本尊は釈迦三尊像。左から脇尊の阿難立像・釈迦如来坐像・脇尊迦葉立像。


本堂に祀られた禅宗の二尊像。  達磨大和尚。          修理(修利)菩薩。
 

鎌倉時代の作と伝えられる薬師如来立像。
 

仁叟寺本堂の最奥にある開山堂(位牌堂)を参詣。


由緒ある歴代住職の位牌が並ぶ開山堂。
 

開山堂正面の三体の尊像は仁叟寺の開山禅師・中興禅師と曹洞宗の開祖・道元大和尚でしょうか・・・。
 

天祐山公田院仁叟寺の見所。⇒ http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/b9fdbe8932865f833407367c36b5b033



2015 03 31(火)記。        前橋市  本日満開。        最高気温 23.4℃      最低気温 8.2℃


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