ツトムさん家の写真日記。

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第854回 京都 鞍馬山 6 僧正ヶ谷不動堂 義経堂 奥の院魔王堂。

2014-03-28 12:00:00 | 旅行

2014 01 17(金)


大杉大権現から再び“源義経背比べ石”に戻り、「奥の院 貴船」方面へ下って行きます。
この場所から貴船までは1026m、意外に近い距離ですね・・・。


奥の院まではほほ下り坂道。      「すぐ奥之院」の道標で一安心。  まだ雪が残る山道をノンビリと下ります。
  

道の行く手に見えてきたのが三間四方宝形造りの“僧正ヶ谷 不動堂”(1940年築)。 不動堂を中心とした一帯を僧正ヶ谷と云うらしい。
 

僧正ヶ谷不動堂は天台宗の開祖・最澄(伝教大師)が鞍馬山で修行していた時に、自らが彫ったと伝えられる“大聖不動明王”を祀る御堂。
 


不動堂の前に敷かれていた幾何学模様の床石。 本殿(金堂)前の金剛床と同じ霊力があるそうです。


不動堂境内に安置された諸堂。 朱塗りは“眷属社”、眷属 ⇒ 一族 家臣 など身内の者。神に仕える動物など。
 

義経(牛若丸)昼間は東光坊で勉学を励み、夜になっては大天狗“僧正坊”(護法魔王尊・鞍馬天狗)から武芸を修得したという僧正ヶ谷。
義経公も疲れを癒した清水は今でもこんこんと湧き出ていました。
 

少し小高い場所の御神木横にある“義経堂”。
説明文「義経堂 牛若丸、のちの源義経は奥州衣川で若い命を散らせましたが、御霊はなつかしい鞍馬山に戻り、遮那王尊として、護法魔王尊にお仕えしていると信じられ、ここにお祀りしてあります」。
 
義経公は護法魔王尊の脇侍になったそうです。

義経堂への石段から見た不動堂。


杉の大木が生茂る僧正ヶ谷。                   標識完備で道に迷うことはありません。      241mで奥の院魔王殿です。
  

緩い坂道を下ると、正面木立の中に鎮座する“奥の院 魔王殿”、手前の手水舎は珍しい三脚屋根。
 

漢文調の古碑も在りますが解読不能。 何故か、魔王殿の正面に一灯だけの大石灯籠。
 

奥の院の場所が鞍馬山随一の聖地といわれ、霊気が満ちているそうです。
人類救済の為に金星から降臨した護法魔王尊が祀られている本殿は荒々しい剥き出しの磐座(いわくら)の上に建てられてます。
 
奥の院魔王殿から下り道を560mほどで貴船に出られるそうです、鞍馬寺~貴船神社の散策コースも素敵です。

鞍馬寺御詠歌「くらまやま むらだつ杉の 木(こ)の間より もるるや法(のり)の あかき燈灯(ともしび)」。

次回からは鞍馬山九十九折参道の名所を拝見。


2014 03 28(金)記。      前橋市      最高気温 22.9℃     最低気温 5.7℃


おまけコーナー。

香港テンプルストリートに並ぶ占い部屋寸描。
Many fortune teller stall of Hongkong Temple street



サウジアラビアのジェッダで1000mビルの建設が始まる。(2019年6月完成予定。 建設費1200億円)
 
http://news.livedoor.com/article/detail/8673999/




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