ツトムさん家の写真日記。

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第824回 加須市 総願寺 下。 柴燈護摩供養 火渡り。

2013-11-05 12:00:00 | 旅行

2013 09 28(土)


9月28日(土)午後1時15分から加須市の名刹・総願寺境内で行われた「柴燈護摩火渡式」。(さいとうごまひわたりしき))


境内にはうず高く積まれた薪木と祭壇も設けられ、修験行者たちが気合を入れながらお清めの祈祷を行います。
 

その間、不動堂(本堂)では護摩供厳修の読経と共に護摩火が焚かれ、その燃え盛る護摩火が不動堂から火渡り式場へ・・・。
 

注連縄で囲まれた火渡り式会場に積まれた四基の薪木に次々に点火、勢い良く燃え上がる炎で観ている顔が輻射熱で火照ります。
 

火勢が静まったところで、熾き火の中に人が歩ける通路を開け、柴燈護摩火渡り式の準備は完了。


不動堂で読経が終了した僧侶たちが会場にお出ましになり、火防諸難除けの「柴燈護摩火渡り式」が開始されます。
 
僧侶の手に持つ直刀は不動明王の右手の不動剣でしょうか?

先ず、初めに渡るのは火渡り式場を設営した修験者たち・・・最初ですからかなり熱そうで小走りで渡ります。
 

温度が少し落ち着いてから総願寺の檀家衆たちと一般の成人たちの番になりますが、まだ熱そう・・・。
 

途中で護摩木を追加して火勢を強くしますから遅い順番だからと侮ってはいけません。
 

火渡り式に参加する人に一人づつ不動剣で御祓いを授けます。 
近くの不動岡幼稚園・小学校の生徒も火渡りに参加し、恐る恐る熾き火の中を渡ってゆきます。
 

会場を仕切る修験者たちは無病息災を祈念しながら子供たちの火渡りをお手伝い。


午後2時20分頃に古式ゆかしい「総願寺 柴燈護摩火渡り式」は無事終了、僧侶たちは不動堂へ戻り護摩供養の読経が続けられます。



「総願寺 柴燈護摩供養 火渡り式」を動画でご覧下さい。



最近では珍しい諸難除け火渡り式や江戸時代からの堂宇・絵馬・石碑等々見所いっぱいの総願寺を一度訪ねては如何でしょうか。


2013 11 05(火)記。      前橋市      最高気温 19.5℃     最低気温 8.4℃


おまけコーナー。

狭い所が大好き!



断崖絶壁にある通路。
http://blog.nakatanigo.net/7-cliffside-walkways


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