11月18日(土) 午前中はカンボジア・シェムリアップ市から北東13Kmに位置する古都・ロリュオス遺跡群の見学です。
目的地のロリュオス遺跡は宿泊ホテル・アンコールハワードホテルから車で40分。
道路には一箇所も交通信号機はなく、直ぐに着きそうな距離ですが、道が悪路でスピードが全然出せません。 でも、青空のもと農業国らしい澄んだ空気を味わいながらのバス観光も良いものです。
途中、観光センターで外国人は「顔写真付き観光パス」を購入しなければ何処も入場出来ません。(顔写真は各自持参します)
3日間の観光なので、40米ドルのパス。(1日パスは20米ドル)
パス代金は阪急の格安ツアー料金に含まれているので、添乗員と現地ガイド(サム氏)任せです。(カンボジア通貨はリエル[1000リエル=30円]ですが、何処でもアメリカドルが通用します。)
パスはラミネート加工されているので、持参した細い紐で首から提げるようにしました。
全ての遺跡で観光パスの提示を求められましたから、首紐は便利でした。
何処の遺跡でも下のようなバイクタクシーが客待ちしています。
料金は全て交渉で決める事(1km約1000リエル)になりますが、結構事故も多いとか。
駐車場から梯子みたいな木の階段を上るとロリュオス遺跡のロレイ寺院に出会います。
ロリュオスは世界遺産の超有名なアンコールワット以前の王都。
790年頃、ジャヤヴァルマン2世、3世、インドラヴァルマン1世によって築かれたハリハラーラヤの都。
ロリュオス遺跡群のロレイ寺院は構造物がレンガと漆喰なので、風化・破壊が進んで哀れな姿です。
修復予算も無く、外国の援助に拠る修復のみとの事。
上の写真のように2本の木で支えているだけで倒壊寸前の状態です。
ロレイ寺院の大きな石板の門扉には古代クメール語が彫られていた。
ガイド・サム氏の説明ではほぼ解明・解読されたそうです。
ロレイ寺院は本来はヒンドゥー教だが、今は仏像がちゃっかりと・・・。
ロレイ寺院遺跡の横には小奇麗な仏教寺院が建っていましたが、観光客だけで誰も居なくて漫画チックな仏像様も寂しそうでした。
2006 11 28(火)記。 前橋市 のち
最高気温14℃
11月28日 親鸞忌(浄土真宗の開祖親鸞の忌日) 太平洋記念日(1520年マゼランが南米大陸南端「マゼラン海峡」から太平洋に出た日。)
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