2016 02 03(水・節分)
群馬県の名峰・榛名山の裾野に位置する箕郷町の御嶽神社(おんたけじんじゃ)へ節分参拝。
箕郷町矢原1157の御嶽神社へは近くの無料P場から幟と参拝者の流れに従って進みます。
午前9時30分頃の境内はお札や御守りや地元産品など買い求める客達で大賑わい。
方災除・六算除や交通安全・身体御守り札などはリーズナブルな各200円。 地元婦人会は温かな甘酒・茶菓子・漬物などで御接待です。
御嶽神社朱塗り鳥居の前では節分福撒きに先立って行われる神事の準備中。
節分祭までの時間を利用して小高い神域にある御嶽神社を参拝。
御嶽神社社殿(拝殿)の内陣。 相馬山は榛名山の一峰、その広い裾野は自衛隊の相馬ヶ原駐屯地・演習地に活用。
「霊峰・八海山の火渡祭」と「みのわの里のきつねの嫁入り」ポスター。 祭壇に置かれた行光霊神は御嶽教の初代先達・岡田七五郎老師。
御嶽神社拝殿の背後に鎮座する本殿。 小振りながら趣がある本殿、ここから眺める箕郷町の景色が素晴らしい!
社殿脇に立つ石碑は「行光霊神 明峰霊神」を祀ります。明峰霊神は二代目先達・岡田久吉師。
10時15分頃から節分祭の神事の執行開始、ぐらぐら沸き立つ湯釜の前で印を結び祈祷するのは三代目先達・萩原龍雄老師。
結ばれる印相にも色々な形があり、それぞれ意味があるのでしょう。 行者の衣は八海山登山で統一、八海山修行の記念かも・・・。
懇ろな祈祷の後、参拝者注視の中、御嶽神社の秘儀「湯花加持祈祷」の本番開始!
煮え立つ釜に米・塩を投入、その後、御嶽教の祈祷文を記した半紙を被せ、更に火勢強くぐつぐつと・・・。
神仏の御加護を得る神変加持を祈念しながら笹葉を湯釜に浸し、萩原龍雄先達が湯を被った後、湯気を参集した参拝者に勢い良く振掛け厄払いします。
御年86歳の萩原龍雄老師、熱湯を浴びならが元気いっぱいに先達役を務めます。
湯釜から笹葉を引上げる毎にもうもうと真っ白な湯気が立ち上り、左右に振り捌いて邪気を追い払います。、
「湯花加持祈祷」の神事が終了するや否や、祭壇の供え物や笹葉を奪いに殺到する参拝者たち・・・危険で撮影不可能。
使用された釜湯も分けられます・・・・薄い塩味で米は生煮え状態、聖なる神湯ですが美味しくはありません。
近くの集会所で「御嶽講節分祭」の護摩炊き祈祷も行われました。
続いて、皆様お待ちかねの“節分祭福まき”が挙行されます。
福まきに先立ち、トラック壇上で行者先達のご挨拶。
左からただ今修行中の四代目先達・萩原孝吉師、赤い法被は〇〇氏、マイクは御嶽講長の萩原晋次師、右は三代目先達・萩原龍雄師。
いよいよ福撒きの開始、節分恒例の“鬼は外 福は内”の掛け声ではなく、萩原龍雄老師ご発声による“善星皆来 悪星退散”(ぜんせいかいらい あくせいたいさん)と聞き慣れない掛け声!!
自分の守護星に祈願し、悪霊を取り除き、福を呼び込むとの事、「鬼は外・福は内」と意味は同じですね。
沢山の有り難い賞品も用意されています。
カメラ片手に拾った福豆と「手袋」と記された10円入りの景品紙。 有り難く頂戴したのは「高機能手袋」。
箕郷町の御嶽神社に伝わる節分祭を動画でご覧下さい。
御嶽神社 節分祭 平成28年2月03日(水)
群馬県の箕郷町に伝承する「御嶽神社 節分祭」、京都の城南宮の湯立て神事を想起させる珍しい神事、皆様にも是非お奨め致します。
2016 02 06(土)記。 前橋市 薄無風 最高気温 11.8℃ 最低気温 1.0℃
「はぼ、えー、何だっけ」・・・無能な島尻沖縄北方担当大臣「歯舞」を読めず。
おまけコーナー。
綿あめを洗うアライグマ。
Funny Raccoon tries to wash cotton candy, but it dissolves instantly #2 - Funny Racoon 2016
あの有名SF映画の舞台裏。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52210703.html
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