2009 01 20(火)
昨年の2月に記載した「2009 京都冬の旅」の続編です。
ちょうど、本日1月20日と去年の同じ日に京都市伏見区に鎮座する古社・城南宮で行なわれた“城南宮湯立て神事”を記します。
京都城南宮の鮮やかな朱色に塗られた二の鳥居から境内へ・・・。
人々で混雑する社殿前の拝殿(舞殿)の向うに、何やら白い煙のようなものが・・・。
歴史と奥ゆかしさを感じさせる城南宮前殿と舞殿を結ぶ石畳に大釜が据え付けられ、焚木の煙りと湯気が盛んに立ち昇っていました。
城南宮の正月を彩る行事“城南宮湯立て神事”の開始を大勢の人々が待ってました。
程なく午後2時から湯立て神事が始まります。
神官・宮司を先頭に巫女たちを従え、二の鳥居から城南宮境内へ・・・。
舞姫を演じる若い巫女さま達も冠装束で着飾って静々と・・・。
神事に先立ち、城南宮前殿では農水産物の献上と神官たちによる祝詞の奏上。
社殿前の舞殿(拝殿)では4人の巫女たちの優雅な湯立て神楽が舞われます。
手にした扇を榊と鈴に持ち替え、湯立ての巫女舞は続きました。
神事に相応しい優美な舞に観衆は平安朝の雅な世界に浸り・・・。
舞殿に榊と鈴を収めて湯立て神楽の終了です。
煮えたぎる大釜の蓋が開き、湯立て神事の開始となりました。
文政6年2月(1823年)の銘が刻まれた大釜が宝蔵庫に保存されていることから、湯立て神事はそれ以前から行なわれていたと推測されます。
天冠に襷(タスキ)掛けの巫女が舞殿から大釜へ進み、清めの塩を投入。
柄杓(ひしゃく)に湯を汲み上げ、東西南北の四方に捧げます。
次に、大釜に米を入れます。
更に、御神酒も大釜の中に注ぎました。
塩・米・御神酒の入った煮えたぎる大釜に御幣の柄を入れて掻き回し、釜湯の清めが終了。
大釜から取り出した御幣を捧げて祈ります・・・。
いよいよ、湯立て神事のクライマックス!!
両手に待った笹束を沸騰する大釜に漬け込み、それを勢い良く跳ね上げます。
もうもうと立ち昇り、龍神の姿を彷彿とさせる湯気!!
城南宮湯立て神事の一番の見所!!
巫女さまは熱くないかの様に一心不乱に笹束を打ち振り、湯立て神事を行っていました。
大釜の湯から引き上げた笹束を携えて城南宮前殿へ・・・。
笹束を揺らし釜湯を前殿に奉納し、天下泰平・五穀豊穣・病魔退散・健康開運・・・を祈願します。
神様へ釜湯を奉納した後は、境内を埋め尽くした参拝者達の頭上へ釜湯を振り掛け無病息災・家内安全を祈念し、湯立て神事は滞りなく終了。
本日の湯立て神事に使われた縁起物の笹は守札授与所に移され、一本1000円也で販売。
数少ない貴重品ですから、飛ぶように売れていました。
今年の干支は寅(虎)ですが、昨年の京都旅行でしたので丑(牛)となります、お間違い無きように・・・。
桜満開の城南宮については ⇒ ここクリック。
2010 01 20(水)記。 前橋市 最高気温14.5℃ 大寒
おまけコーナー。
悪魔の拷問検察官・森川大司(足利事件で菅家さん冤罪事件をでっち上げた最低な宇都宮地検検事。現在の職業は公証人)・・・取調べの全面可視化を望む!!⇒ ここクリック。
菅家さん冤罪事件の関係者(菅家さんが絶対に許せないという悪魔人間は、森川大司・橋本文夫・芳村武夫。 池本寿美子裁判長も鬼に認定。) ⇒ ここクリック。
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