ツトムさん家の写真日記。

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第623回 高崎市 観音山万灯会 2011年 下。

2011-09-09 17:00:00 | 旅行

2011 08 27(土)


観音山平和塔広場での大田楽イベント終了後、それぞれの踊りチームは土産物店が点在する慈眼院参道を音曲を鳴らしながら一列に行進。
 

ささら」や笛を鳴らし太鼓を打ち、漆黒の夜空に白く浮かぶ白衣観音に見守られながら厳かに参詣行列は進みます。


高崎 観音山万灯会 2011年 5. ムービー.wmv


観音山万灯会」の護摩供養が行われた“慈眼院”も沢山の灯火に囲まれ、堂内では僧侶トリオによる般若心経唱和歌の声明(しょうみょう)など演奏されていました。
 

高崎 観音山万灯会 2011年 6. ムービー.wmv


慈眼院本堂脇に奥ゆかしく佇んでいた御堂は「大師堂」、もちろん本尊様は弘法大師空海木彫坐像です。
 

慈眼院本堂から見上げる白衣観音のライトアップされた姿は優美で美しい・・・。
 

白衣観音像の基壇部ではそれぞれの思いを込めて祈る人達が列をなしていました。
 
白衣観音と慈眼院を結ぶ太鼓橋「ひびき橋」の袂に灯明の輪が設置され、茅の輪くぐりと同様に厄除けと霊験が授かるという“円光くぐり”が行われていました。

高さ41.8mの白衣観音の胎内巡り(料金300円)は夥しい人の列、最上部(肩部)までは30分かかると言われて断念し、観音様背後の小丘に建つ「光音堂」を参詣。
  
20段程の石段を上がった場所に金ピカな尊像、京都嵯峨野にある清涼寺の観音像を模した像で観音菩薩の別名が「光世音菩薩」と云う事から堂名が付けられたそうです。

白衣観音の右手方向奥の広場でロウソクに囲まれて立っていたのは、1936年(昭和11)に白衣観音を建立し寄贈した実業家・井上保三郎の銅像。

井上氏が1888年に設立した建設会社・井上工業(㈱)は3年前の2008年に敢え無く倒産!
栄枯盛衰世の習いとはいえ、草葉の陰で翁はさぞかし嘆き悲しんでいることか・・・。

白衣観音のある慈眼院から来た参道を燈篭・ロウソクの淡い光に導かれて平和塔広場へ・・・。
 

高崎 観音山万灯会 2011年 7. ムービー.wmv


午後8時15分から平和塔広場では再び「獅子舞」や「ささら」舞の大田楽夜の部が開始され、観る人を夏の夜の夢の世界へ誘っていました。


平和塔広場の夜の部イベント動画。
高崎 観音山万灯会 2011年 8. ムービー.wmv


先祖供養・家内安全・商売藩所・諸願成就を願う「第15回 観音山 万灯会」は観音山麓の清水寺石段下から白衣観音のある慈眼院まで、約2kmの参道に1万本のロウソクと1600個の燈篭が飾られ、ゆく夏の夜を彩る華やかな祭典でした。(推奨)


2011 09 09(金)記。     前橋市    最高気温31.5℃


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