ツトムさん家の写真日記。

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第793回 桐生市 富士山 山開き。

2013-07-10 12:00:00 | 旅行

2013 07 07(日)

富士山 山開き”を見物に静岡・山梨でなくて、なぜか群馬県桐生市へ・・・。

前橋市市街地を起点にし、名山・赤城山の裾野を走るローカル鉄道の上毛電鉄「中央前橋駅」から乗車して約45分、
下車した場所の駅名は「富士山下駅」!!(中央前橋駅から運賃660円)
なんと!群馬県桐生市郊外に富士山の麓(ふもと)駅「富士山下」があったのです・・・・・!?

ここでは駅名「富士山下」の読み方は「ふじやました」、世界遺産に登録された富士山を外人は「フジヤマ」と発音しますから同じ様なものです。
とにかく、「富士山下駅」の近くにそびえる富士山へ登るために下車します。
 
富士山下駅の近くにある越後屋本店(酒食品販売店)の奥さんに話を伺ったところ、約10年ほど前に東京から新婚の中国人夫婦が電車を降りて「富士山は何処ですか?」と訪ねてきたそうです。
奥さんが本当の富士山の場所を教えた時のガッカリした中国人の表情は今でも忘れられないと語っていました。

同じ漢字を使う中国人が「富士山下駅」を名峰・富士山への登山駅と間違え下車したそうで、同様の間違いが年に一・二回はあるらしく、上毛電鉄でも注意を喚起しているそうです。
「富士山」の名前をもつ駅は、ここ上毛電鉄「富士山下駅」(標高120m)と富士急行の「富士山駅」(標高809m)の二ヶ所だけですから間違える事もあるのでしょう。

「森本毅郎スタンバイ」の富士山下駅記事。
http://www.tbsradio.jp/stand-by/2013/05/post_5630.html


小高い富士山への登山口階段には御幣や賽銭箱など用意され本日の“富士山山開き”神事の準備は万端です。
 
お賽銭を奉納箱に納め、石階段から気合を込めて「富士山登山」を挙行いたします。

神社裏などにある人造の富士塚とは違い、石段から山頂までの高さは約40m強、良く整備された階段状登山道が続き安心登山ができます。

「春日部市 宝珠花神社の富士塚」
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/6450310e63b17b0df124399ef595d0f0


しばらく続く石階段の途中には「致 壱合」「致 七合二勺」などの合目石や「高尾山」「小御嶽大権現」など刻んだ石碑が置かれ、昔から続く富士山信仰の名残が見受けられます。
   

「登山五十五度大願成就」の大きな記念碑は、ここの「富士山(ふじやま)」に55回でしょうか?
それとも本当の富士山に55回登山したのでしょうか? 詳細は碑文字風化のため不明ですが世界遺産の富士山と思います。
 
これから始まる「富士山山開き」神事を行う宮司様が息を切らせながら山腹の“浅間神社”(せんげんじんじゃ)を目指します。


富士山(ふじやま)山頂下(約九合目)に鎮座する“浅間神社”の社殿。 屋上の富士山を模ったマークがユニークです。
 

宮司様の登頂に合わせて子供たちが太鼓を打ち鳴らし、麓(ふもと)へ山開き神事の開始を告げます。
 
また、長い竹竿に幣紙を結び梵天立ての用意をする良い子たち。

富士山 山開き神事”を厳かに執り行うのは桐生市仲町の「常祇(じょうぎ)稲荷神社」の女性宮司様。
祭神は木之咲佐久耶毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)、もちろん日本一高い富士山の祭神と同一の女神です。
 

続いてを奉納し拍手(かしわで)を打つのは地元役員様たち・・・ついでに筆者も神妙に礼拝させて頂きました。
 

「富士山山開き」神事が滞りなく締められた後、参拝者全員に御神酒が振舞われ、乾杯の儀となります。
 

「富士山 山開き」に遠く前橋市から参加したので、有難いことに沢山のお土産を頂戴しました。


富士山(ふじやま)の浅間神社からは眼下に上毛電鉄の電車が、また前方にはJR両毛線を走る列車が望める好立地。
冬の空気が澄み切った日には本当の富士山も見られるそうです。
 

富士山山開き神事終了の後、浅間神社から梵天が富士山山頂へ担ぎ上げられ、頂上の石殿の横に立ち上げられます。
 
麓から富士山の頂上まで真直ぐに登れば約4~5分で到達、気楽な山行が楽しめます。

山頂の木立越しに立ち上げられた竹竿の梵天。 石殿裏のコンクリ柵には「富士山」の標識、確かにここは富士山なのです。
浅間神社役員様はNHKの撮影クルーに“富士山講”についての説明インタビュー。
  
お盆明けの富士山特集番組で放映される予定との事、この後に筆者もインタビューを受けましたが、放映時にはカットされるかも・・・。

富士山山頂での梵天立ての動画をご覧下さい。
桐生市 富士山 山開き神事 梵天竿 00065



静かに流れる渡良瀬川に架かる赤岩橋から見た桐生市の富士山。(ふじやま 地元では「浅間山 せんげんやま」とも云う)

独立峰のように見えますが、桐生市西北部の鳴神山系の南端に位置する標高163mの岩陵山。
上毛電鉄の「富士山下駅」に間近く、また国道122号線が横を通っていますので交通至便の場所です。
富士山の面白話題作りに是非お立ち寄り下さい。

富士山登山で一汗かいた後、富士山下駅から徒歩3分ほどの「富士山食堂」(ふじやましょくどう)で昼食。
群馬特産の赤城豚を使った名物“ソースとんかつ丼”(880円)を食します。
さっぱりとしたソース味が効いた厚肉のカツ丼が空いた腹には美味でした。
 


梵天まつりに関しては下記をクリックしてご覧下さい。

足利市 石尊山の梵天祭り 上。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/d563e0019a8afd3662d6ee6c9d92fa87

足利市 石尊山の梵天祭り 下。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/51649ee02d3df0a6ee2933a7151a887c


宇都宮市 羽黒山の梵天祭り 上。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/a80370cae7f6e99b8da9f0ec4b859f67

宇都宮市 羽黒山の梵天祭り 中。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/3fc2a05843757234f3af3d13903ea8f9

宇都宮市 羽黒山の梵天祭り 下。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/acf79d9a774568ef87274f7c6ba594d0


2013 07 10(水)記。      前橋市      最高気温 36.7℃(猛暑日)     最低気温 25.8℃      


おまけコーナー。

猛暑でオリジンの弁当サンプルが・・・・・・・イナバウワー状態!


日本の奇妙なCM総集編。
Ultimate Weird Japanese Commercials Compilation

 

コーラを煮詰めると・・・。
What happens if you boil Coca Cola?

1リットルのコーラを煮詰めると砂糖65gを含んだタール状(ジャム状)の危険物質ができる。


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