2016 03 20(日)
桐生市の名所「矢野園」で開催され「屋台襖絵展」と「からくり人形芝居」の見物。(襖絵=ふすまえ)
「屋台襖絵展」は矢野園内のレンガ蔵(大正9年築)で開催。
「屋台襖絵」とは桐生市の祭りで賑やかに繰り出される屋台山車の背景に使用される華やかな絵屏風の絵画の事。
レンガ倉庫内いっぱいに美しくも豪華な屋台襖絵が展示。
展示作品のほとんどは幕末に活躍した南画家の前原瓦瀬(まえはらこうらい 1817~1870年)が描いた襖絵の傑作。
慶応3年製作の松之図は大迫力、本町6丁目祇園屋台の襖絵。
扇面之図(慶応3年)は12枚の襖に描写、本町6丁目祇園屋台の襖絵。
豪華な花篭車之図。前原瓦瀬の作(安政3年)、本町3丁目祇園屋台の襖絵。
こちらは江戸時代に製作された牡丹の図屏風。 前原瓦瀬の作品(94×294cm)で江戸期の元治元年の作。
年代物の貴重な掛け軸なども見る事が出来ます。
機神之図と田村梶子肖像は前原瓦瀬の作。 牡丹挿花図は大出東皐の作。 「日をさふ累・・・ 」の掛軸は群馬県初の文学博士・黒川真頼の書。
屋台襖絵の裏面に描かれた日本画が迫力満点で素晴らしい!!
本町6丁目屋台の襖絵(ふすま)の下張りで発見された獅子の図。
矢野園敷地の奥中央に茂る巨木は樹齢260年の御神木の楠(くすのき)。 根本に鎮座するのは1749年から祀られている楠森稲荷神社。
楠の古木の脇に建つのが「からくり人形芝居館」。(土日祝日公演・無料)
桐生市のからくり人形愛好者がボランティアで運営しています。
「からくり人形芝居館」内部。 演目ごとに三っの舞台が造られています。
こちらの演目は「曾我兄弟夜討」の舞台。 「羽衣伝説」の舞台。
「義士討入り」の舞台前でからくり人形の説明をするボランティアスタッフ。
この日は「羽衣伝説」と「曾我兄弟夜討」の二題が上演されましたが撮影禁止で掲載できず。
「義士討入」は季節柄入れ替えで終演。
館内に展示されていた「からくり人形」の数々・・・。 赤穂義士討入と武蔵・小次郎の巌流島決闘の人形。
「宇治川の先陣争い」のからくり人形は煌びやかで豪華な作りです。
遊郭“三浦屋”の花魁・揚巻にまつわる舞台は「助六由縁江戸桜」。
五条大橋での牛若丸と弁慶。長刀を跳び上がって除ける仕草が面白い! ご存知の「茶運び人形」の実演も見られます。
「からくり人形芝居」は土日祝日にそれぞれ三回づつ上演開催されます。
普段とは違う非日常の世界を楽しまれては如何でしょうか・・・。
2016 04 09(土)記。 前橋市 最高気温 23.9℃ 最低気温 8.2℃
おまけコーナー。
黄色の車が駐車している番号は? (20秒で解きましょう)
What's the number of the parking space?
路上が市場で車は・・・?(場所不明。 東南アジア?)
可怕的外國菜市場,�蓊飽了汽車廢氣的蔬菜水果海鮮,�胃敢買�亨?