ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第874回 碓氷峠 熊野神社 熊野皇大神社 上。

2014-06-03 12:00:00 | 旅行

2014 05 11(日)

侍マラソン“安政遠足”の合間を使い、群馬県と長野県の県境に鎮座する二つの神社を参拝。
参道の石灯篭脇の長野県側に位置する「熊野皇大神社」の大看板が目立ち過ぎ・・・。(皇大=こうたい)
 
大看板の左横に信濃宮宗良親王の「君がため 世の為何か 惜しからむ 捨てて甲斐ある 命なりせば」の歌碑も見えます。
安政遠足のゴール地点で太鼓を打つのは、群馬県側の熊野神社宮司・曽根恒季様。

群馬県側に鎮座する熊野神社由緒書き。


石の神明鳥居をくぐると、左側に俳人・山口誓子の「剛直の 冬の妙義を 引寄せる」の句碑(昭和50年建立)。
  
更に進むと、参道石段の左右両脇に2匹の狛犬が置かれています。
室町時代中期の作と伝えられる長野県最古の狛犬。左が吽(うん)の雌、右が阿(あ)の雄。
カエルか猿かナマズのような姿がユニークで愛らしい狛犬です。

急な石段を登りきると「熊野皇大神」の扁額を掲げた“随身門”(神門)。
 

随身門の下に珍しい石の置物。左右一対で「石の風車」(元禄元年 1688年建立)と呼ばれています。
江戸時代に中山道の旅人達が「石の風車」と見たて、「碓氷峠の あの石車ョ~ 誰を待つやら くるくると」と追分節に唄われた名物石。
時の代官・佐藤平八郎と商人・ 佐藤市右衛門が「二世(現世と来世)安楽」を祈願して明暦3年(1657年)に神社の石段を築造し奉納、
その記念に子の市右衛門(世襲名)が佐藤家の家紋“源氏車”を彫り奉納した石造物。
  
右上は熊野神社の御朱印、下には熊野神社のシンボルの八咫烏(やたがらす)。

熊野神社の祭神“日本武尊”の危機を救ったと崇められる“八咫烏”の土鈴が可愛い・・・。
  
日本サッカー協会のシンボルマークにも勝利に導く縁起の良い八咫烏が使われています。


随身門に安置された随身様(左大臣)は明治初期の木像。 一段高い場所に置かれたのは弓矢を持った随身様。
 


次回は、追分節で「碓氷峠の 権現様はョ~ 主のためには 守り神」と囃された熊野神社熊野皇大神社を参拝に・・・。



2014 06 03(火)記。       前橋市 薄      最高気温 29.1℃      最低気温 18.5℃


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