2013 04 01(月)
この地方の領主・小山氏歴代の居城“小山城”跡地を活用して造られた「城山公園」の桜観賞。
小山城は1148年(久安4年)に初代藩主・小山政光によって築かれ、小山氏の居城となったが、小山秀綱の時に北条氏に降伏・開城し、江戸時代に藩主として赴任した本田正純が宇都宮に移封したことから廃城(1619年)となり、現在は国指定の史跡になっています。
小山氏が城内に「祇園社」(須賀神社)を勧進し篤く奉ったことから、往時は“祇園城”と呼ばれていたそうです。
現在は天守などの城館建築物は無く、石垣と空堀が見られる程度。城跡には桜樹が一面に植えられ見事な花を咲かせていました。
嬉しいことに桜の古木も満開の装いで迎えてくれます。
広い城内の桜を見ながら奥に進むと、思川岸の桜樹の下に青銅製の胸像。
小山に市制施行された時、祇園城の公園化にあたり多額の寄付金を拠出した「田村金作翁」の顕彰銅像です。
爽やか春の陽光を浴びて小山城山公園を散策。
月曜日の昼食時、園内では桜樹の下、あちらこちらで食事と宴が催され華やいだ雰囲気・・・。
城跡の桜を追いかけて更に奥に進むと、朱塗りの「ぎおんばし」、橋の下は深くえぐられた空堀、難攻不落を誇った「小山祇園城」の鉄壁な防備が偲ばれます。
城内最奥近くに巨大な樹木! “公孫樹”と呼ばれる天然記念物の銀杏の古木。
見る者を圧する堂々たる風格で小山城と祇園社の御神木です。
樹高15m 枝張り12m 目通り6m、樹齢は500年余。 公孫樹の伝説など⇒http://totitabi.ame-zaiku.com/oyama/ki.html
銀杏の葉が紅葉する秋に訪ねたらさぞかし見応えがあるでしょう・・・。
河岸段丘に築かれた小高い小山祇園城から静かに流れる思川を眺めつつ、三橋美智也の「古城」など思い出した小山城の桜を愛でる一日でした。
三橋美智也 - 古城(yume)
2013 04 12(金)記。 前橋市 最高気温 15.9℃ 最低気温 2.9℃
おまけコーナー。
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