2012 09 29(土)
「東国花の寺百ヶ寺 」の一寺・紫雲山常楽寺の庭園を見物。
この日は秋の日差しの下、彼岸花が開花期を迎えていました。
池泉回遊式庭園の北側にある「心池」では水彩画のスケッチする人も見受けられました。
自然石に刻んだお寺らしい句碑です。 園内の随所に石造りの十六羅漢像が置かれています。
迦諾迦跋里堕闍(かしゃかばりだじゃ)
色鮮やかな彼岸花、曼珠沙華とも死人花とも云われます。 それそれユニークな姿かたちの十六羅漢像。
迦諾迦伐蹉(かじゃかばつさ) 跋陀羅(はつたら)
十六羅漢の一つ、蘇頻陀(そひんだ)像、無一文でスッピンだ~だって・・・。
広い園内に置かれた十六羅漢像には名前を刻んだ石柱が立てられ親切な配慮。
伐闍羅佛多羅(はじゃらぶつたら) 戌博迦(じゅはか) 半託迦(じゅたか)
庭園内の小山の頂上に建てられた太子堂、祭壇に祭られていたのは若き聖徳太子像。
阿氏多(あじた)
遍路姿の弘法大師像は園内の“うすさま明王堂”で開催中の「平家物語展」の看板を持たされてサンドイッチマン役です。
(烏枢沙摩明王=インドの仏様で世の不浄なものを浄化する仏=トイレの神様)
うすさま明王堂(トイレ・休憩所兼用)内では上毛新聞社後援「平家物語」切り絵展が開催中、切り絵作者は西方佳代子さん。
右上画像は世の不浄を浄化する仏”烏枢沙摩明王木像”。
観音様も彼岸花に囲まれて嬉しそう・・・。 黒御影石に刻まれた俵萌子の詩句がお洒落で素敵です。
常楽寺庭園の中心部には大きな“古代蓮池”が在り、蓮花の」咲く時期に再度訪れてみたいです。
現在の常楽寺は三寺合併前の蓮蔵寺があった場所に建てられ、旧常楽寺跡地は3km程離れた所にあります。
旧常楽寺跡地は墓地になっており、その中の一角に「旧常楽寺墓地石塔群」がありました。
鎌倉時代の特徴が見られる見事な石塔群。
中には群馬県内最古の「暦應四年」(1341年)の年号が刻まれた宝篋印塔(ほうきょういんとう)なども在り常楽寺の古い歴史を物語っています。
新田氏ゆかりの東毛地区にも見所いっぱいの寺社があります、皆様も訪ねては如何でしょうか。
2012 10 16(火)記。 前橋市 最高気温22.7℃ 最低気温11.9℃
おまけコーナー。
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事故 自損事故