ツトムさん家の写真日記。

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第723回 越後一の寺 雲洞庵 3。 位牌堂 開山堂。

2012-10-02 18:18:18 | 旅行

2012 09 17(月・敬老の日)


金城山雲洞庵の堂内拝見。
本堂内陣の横を進むと観音立像の奥に豪華な位牌が立ち並ぶ荘厳な“位牌堂”(紫雲殿)があります。
 

左右の一段高い壇上に金と黒漆で作られた眩いほど華麗な位牌の数々を御覧下さい。




雲洞庵所縁の武将や大地主・豪商などの位牌が収められています。
 


位牌堂の一番奥は“開山堂”と呼ばれる御堂。 雲洞庵創建以来尽力した僧侶たちが祀られています。
最上段の三坐像は中央が初代開山“顕窓慶字和尚”、左は二代目“雲窓祖慶和尚”、右に初代の師である“傑堂能勝和尚”(楠木正成の孫・楠木正勝)。
  
雲洞庵の柱の釘隠しに菊水紋の錺金具が多かったのも楠木家との縁だったのですね。
坐像前の黒位牌が邪魔でご尊顔は拝見できません。

開山堂正面右側に上杉家と徳川家の菩提を弔う位牌がありました。
坐像は上杉憲実公とその位牌。        上杉謙信公位牌(金)と徳川家康公の位牌。
 
関東管領“上杉憲実”より寄進され、位牌堂紫雲殿の守護神として祀られている馬頭観音
怒髪天憤怒形相の馬頭観音は幾多の合戦で落命した馬も供養しています。(上右画像)

位牌堂の前室に並べられた尊像。 上段の金色像は“薬師仏”。下段は仏法の守護神・十二神将。(全て仏師・定朝の作。藤原家寄進。)


中央の“薬師瑠璃光如来”は左右の日光月光菩薩により護持されています。
 
ガラスケースに収められた十二神将、細密な彩色彫刻が素晴らしい・・・。


次回は雲洞庵の大悲閣百体観音、坐禅堂、宝物殿など・・・。


2012 10 02(火)記。    前橋市 薄      最高気温25.8℃     最低気温19.6℃


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