ツトムさん家の写真日記。

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第617回 沼田祇園祭 天狗みこし。

2011-08-16 23:25:21 | 旅行

2011 08 05(金)

群馬県北部の中心都市、利根川と片品川の浸蝕により形成された河岸段丘の上にある沼田市で開催された夏祭り“沼田祇園祭り”の見物。(祭り開催日は毎年8月3・4・5日)

地元では“おぎょん”と呼ばれ親しまれている“沼田祇園祭”は沼田市内に鎮座し「牛頭天王」を祀る“須賀神社”の夏の例大祭。
最初の頃は須賀神社周辺3ヶ町の祭りでしたが、江戸時代の天保年間からは榛名神社も加わり、沼田の全町が参加する華やかな大祭となりました。

豪華に飾り立てられた山車(地元では“まんどう”と呼ぶ。)は昼から夜間まで市中心部を10台曳行されます。

市内の街角には煌びやかな神輿(みこし)が飾られ“沼田祇園祭”を一層盛り上げていました。
 
街中に展示されていた大きな獅子頭、これほど大きなのは全国的にも珍しい。
由来書には「桧寄木造り、雌雄一対、高さ140cm幅150cm、沼田城の守神として場内の神明宮の神宝なり 」と。

刺繍幔幕・黒漆塗りの10台の山車(まんどう)が祭り囃子を奏でながら沼田市街地を巡行です。
 

各町内で工夫を凝らした山車行列は見応え充分です。



沼田祇園祭 2011年 1.午後の山車巡行 CIMG7872~7915.wmv



原町通りに安置された“榛名神社御旅所”からは神輿渡御が威勢よく出立!


山車のお囃子と神輿の元気な掛け声で沼田祇園祭は更にヒートアップ・・・。
 


沼田祇園祭 2011年 2.午後の神輿渡御 CIMG7960~8005 ムービー.wmv



沼田市役所では天狗で有名な迦葉山弥勒寺の“大天狗面”と沼田市“観光大天狗面”が神輿に仕立て上げられ渡御の時を待っていました。
大天狗面は顔丈4.2m 顔幅2.3m 鼻高2.9mと天狗神輿では日本一の大きさ


沼田市役所前庭で威勢の良い“二荒太鼓”が打ち鳴らされた後、大天狗みこしは市街地渡御へ出立!!
 
薄暮の中、大勢の祭り見物客に囲まれて練り歩きました。

沼田祇園祭 2011年 3.天狗みこし CIMG8022・47・58 ムービー.wmv



2基の大天狗みこしを担ぐのは総数200名の女性たち、男衆たち以上の活気で渡御行です。


「家内安全 商売繁盛 五穀豊穣 交通安全 所願成就」を願い街中を渡御。



沼田祇園祭 2011年 4.山車巡行とらっせーら踊り CIMG8081・82.wmv



陽も暮れる頃、飾られた山車(まんどう)に灯が点り、沼田祇園祭は一層華やかさを際立たせます。
 

沼田祇園祭 2011年 5.夜の山車巡行 CIMG8086・88・8108・14.wmv


全ての山車が沼田市役所に集合、にぎやかな祭囃子の奏で合い合戦!!


祭り氏子と観客が一体となり“沼田祇園祭”は最高潮の時を迎えます!
 

上州かかぁ天下”の名に恥じないように可愛いお嬢さんたちは頑張って叩きます。


沼田祇園祭 2011年 6.沼田市役所 山車集結 CIMG8131


市役所前でのお囃子叩き合いを終え、熱気を帯びた山車は夜の8時30分頃から再び街中巡行へ・・・。
 
関東三大祇園祭の一つと云われる“沼田祇園祭”をたっぷりと楽しみ、市役所近くの料亭「姫本」で夕食。
名物料理の「沼田だんご汁」(450円 高級すいとん)や「鰻ひつまぶし」などで沼田の味を堪能して帰路へ着きました。


2011 08 16(火)記。     前橋市   最高気温35.5℃

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