2011 01 08(土)
高尾山薬王院山門を潜り抜け境内に入ると、様々な尊像を見ることが出来ます。
対になった烏天狗像は関東鳶職連合会が寄贈したそうです。
境内に建てられた銅像や石碑にはトビ職や消防関係団体からの物が多く、天狗が火伏せの神様として信仰されたことに由来するのでしょうね・・・。
金色に輝く八大龍王像の足元から流れる清水でお金を洗うと福徳を呼び込むとか・・・何処かの銭洗い弁天みたいですね。
境内の片隅にひっそりと座しているのは高尾山中興の祖・俊源大徳。(寄贈はAかつら屋さん)
黄金の二龍が剣に絡まった像は縁結びの龍神とか・・・大勢の人が次々に訪れていました。
境内で行列ができていたのは「厄除開運 願叶輪潜」の石門。
この輪門を潜り左奥の大きな杓丈の上部の輪を揺すると諸願成就するそうです。
山門から境内を進むと縁起物売り場などが立並び、御札や熊手などを買い求める人達で混みあっていました。
中央の修行大師堂の上に薬王院の鐘楼なども見えています。(修行大師=弘法大師)
修行大師堂の内部には穏やかな表情を浮かべた托鉢姿の弘法大師木像。
お堂の前では沢山の御札・御守りなど販売中・・・。
急傾斜の石段を上ると朱塗りの仁王門、正面左右に控えるのは阿吽の仁王像。
仁王門の裏には団扇を持った赤天狗と剣を振りかざした青天狗の2像。
表情豊かで今にも動き出しそうな躍動感あふれる天狗様です。
朱色の仁王門の直ぐ後ろが薬王院有喜寺の本堂、参詣客が引っ切り無しに御賽銭を投げ入れ新年から寺の景気は良いようです・・・。
薬王院有喜寺本堂の正面上には「飯縄大権現」の立派な扁額。(飯縄⇒いづな)
その左右に青い烏天狗と赤の天狗面、大きくて迫力満点の面でした。
薬王院の語源となった薬師如来と飯縄権現を祭る高尾山薬王院有喜寺本堂には正月松の内が終わっても続々と初詣の人達が参詣に訪れていました。
本殿正面の向拝に彫られた迫力たっぷりの龍彫刻は素晴らしい。
薬王院有喜寺本堂前の左右には天狗様の銅像が2体。
豪雪地の雪囲いみたいな覆い状態が残念です。
何処を向いても天狗の土産品が目立ちました、天狗と云えば団扇ですかね・・・。
薬王院本堂から右側に回って見物です。
買い求める人達で混雑する御札・おみくじ売り場の奥に建つのは立派な鐘楼。
折角の高尾山初詣ですから、無信心の筆者も天狗熊手(500円)を購入し、商売繁盛・家内安全と火の用心をお願い致しました。
薬王院の大きな鐘楼付近にも様々な記念物が置かれていました。
大きな岩に掘り込まれた像は高尾山開山の祖“行基菩薩”の御姿。
その横に置かれていたのは“寛永の古鐘”年代ものですね。
鐘楼を支える下楼にはびっしりと全国からの寄付者の名板が・・・。
鐘楼の奥に並んで佇む御堂は手前から“愛染明王堂”“和合歓喜天堂”“大師堂”。
それぞれ江戸中期の建築物で文化財に指定されていりとか・・・。
愛染明王堂に祭られている真っ赤な愛染明王は縁結びの仏様、若い人たちが真剣にお参りしたいました。
隣の和合歓喜天堂は入口が硬く締められて内部が拝見出来ません。
真昼間から和合H姿は見せられないのでしょうね!?
歓喜堂の前には「大聖歓喜天 和合円満」の円形胡麻木、SEXでお悩みの方はこちらへ・・・。
大師堂の正面奥に暗くて見えそうで見えないのが弘法大師尊像。
均整のとれた優美な姿で佇む大師堂。
大師堂の周囲に立並んだ石像の下は四国八十八霊場の砂が敷かれ、この八十八像をお参りすれば四国八十八霊場を巡ったのと同じ効果があるそうです。
名付けて“高尾山八十八大師霊場”と呼ばれています。
大師堂の横に陽を浴びて真っ白に輝いて鎮座していたのは延命地蔵尊像。
読者様の長寿を祈願し延命絵馬を奉納しました。
高尾山薬王院有喜寺に納められた絵馬など拝見・・・。
今年の干支のウサギ絵馬には学業の神様・菅原道真公にまつわる梅花も描かれて合格祈願に最適な絵柄。
高尾山といえばヤッパ天狗様、赤い大鼻は開運+和合シンボルで特に人気でした。
2011 01 24(月)記。 前橋市 薄 最高気温6.4℃ 今年は寒い!
おまけコーナー。
気温マイナス30℃でお湯を撒くと・・・。
Evaporating Water in -30C in Yellowknife, NWT
コーヒーを撒くと・・・。
Coffee Freezing in MID AIR!
マイナス45度のときには・・・。
Boiling water evaporating at -45 F