7月20日(金) 関東の真ん中、埼玉県熊谷市の夏祭り・熊谷うちわ祭り。
熊谷うちわ祭りは別名・関東一の祇園祭りとも云われています。
江戸時代に熊谷の地へ京都の八坂神社から祭神・スサノオノミコト(素戔鳴尊)を分祀して始まった夏祭りです。
うちわ祭りの名の由来は、その昔し祭りの期間中熊谷の商家では赤飯を振舞っていましたが、江戸時代に赤飯の代わりに団扇を配ったことから熊谷うちわ祭りと呼ばれるようになったそうです。
先週は京都の祇園祭見物へ行ったので、今度は東日本の関東一の祇園祭り見物に熊谷市へ・・・。
熊谷うちわ祭りの期日は7月20~22日(日)。 祭りは夜祭りと昼祭りとがあります。
まずは7月20日の夕方に熊谷市へ到着。
熊谷市のJR駅周辺は交通規制が敷かれて入れません。
秩父鉄道の北熊谷駅の近くにPして散歩がてらにJR熊谷駅へ。
JR熊谷駅前には熊谷の名付け親・熊谷次郎直実公の大きな騎馬銅像。
JR熊谷駅前には多くの人々が祭り山車の登場を待っていました。
6時頃から駅前通りを賑やかな山車が駅に向かってきました。
そのままJP熊谷駅前広場に入るかと思ったら、駅前で急左折!
祭りの係員に尋ねると、「最初にJR熊谷駅東口に行き、次に中央口に来ます。」との事。
飾り立てた山車の後に従って祭り囃子を聴きながら東口へ・・・。
熊谷駅東口前に山車の大集合! 十数台に山車が並び一斉にお囃子合戦!
東口前の大提灯タワーの明かりも煌々と、夜の祭りを盛り上げています。
イナセなお兄さん達が随所で纒(まとい)が威勢良く翻して技を競っていました。
東口前で30分ほどお囃子合戦を行ってから中央正面口へ移動となります。
移動中は屋根上の人形像は山車内部に納めます。
威勢の良い鳶職人たちが正調熊谷木遣を唄いながら重い纏を操る手捌きは見事の一言。
熊谷木遣唄は品格と切々たる曲調で、江戸木遣唄と双璧をなす大切な無形文化財です。 熊谷木遣唄が永続することを願うのみでした。
何故か長野の八十二銀行の行員さん達は頑張っていましたが、社命で駆り出されたのでしょうか?
次から次に山車が東口前でUターンして中央正面口へ・・・。
男に負けずと女性のお囃子山車は本石町の山車。
見返り緞帳も金糸銀糸で刺繍された豪華な幕です。
JR熊谷駅正面に集まってきた山車です。 時計で時刻が判りますね。
今にも降り出しそうな曇天のなか、山車の屋根上に祭り人形が立ちました。
駅前に勢ぞろいした山車の豪華さは流石関東一の祇園祭と云うだけの事があります。
JR熊谷駅前で全山車が一斉にお囃子の鉦太鼓や横笛などを打ち鳴らします。
しばらくお囃子の競演を聞きながら祭りムードに浸ります。
囃子方には意外と女性が多いのには驚きました。
熊谷も群馬に近いので、“かかぁ天下”なのでしょうか?
“熊谷うちわ祭り”の動画。 07 07 20(金) 夜のJR熊谷駅前 屋台囃子競演。 P1380382・83
山車屋根上には歴史上の様々な伝説・英雄達の立像が据えられました。
スサノオノ尊、熊谷次郎直実、神武天皇・・・・。
JR熊谷駅前で夜のうちわ祭りを小一時間見物した後、小雨降る中を各町内の山車庫へ帰る山車と共に北熊谷駅の車へ・・・。
途中のおもちゃ屋さんの屋根に灯台のように光っていた巨大な招き猫が印象的でした。
次回は熊谷うちわ祭り昼の部。
2007 08 07(火)記。 前橋市 時々
最高気温33℃。
8月7日 バナナの日。 (8=バ 7=ナナ)
諸兄の大切なバナナの元気度は・・・!?
おクスリ飲んでも元気にならないの~。
じゃ~こんなのどうかしら・・・。
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