4月7日(土) 甘楽町・小幡郷の桜が満開との情報。
早速をカッ飛ばして甘楽町小幡へ・・・。
甘楽町・小幡郷は古い街並みと武家屋敷と織田信長子孫の織田家七代の墓がある処として名高い地区です。
雄川上流から約4kmほど引いてきた雄川堰(おがわぜき)のせせらぎが街の中心を流れています。(雄川堰は環境庁の「名水百選」の一つに選ばれています。昔はこの雄川堰の水を生活用水として利用していました。)
清流の雄川堰に沿って江戸時代から続く家並みの横に桜並木が続いていました。
商家の古い看板には「腹調丸」と書いてありましたが、正露丸の元祖でしょうか?
小幡郷の桜並木は350m程の長さですから、ちょうどGLOFのミドルホールの距離と同じですね。 桜並木の下は遊歩道で花見の客と露店でにぎわっていました。
晴天の桜花の下をノンビリとお散歩タイム、体も心もウキウキと晴れやかな気分です。
桜並木の中ほどには薄暗い小幡八幡神社が小山の中腹にひっそりと建っていました。
甘楽町小幡の桜並木は約60本ありますが、戦後すぐに植えられたそうです。
今では大木になって町の名物の一つで、町興しの大役の一つを担っております。
桜並木のお花見散歩の後は、武家屋敷めぐりに向かいました。
春うららの中を歩いていると、町の角々に春の草花がいっぱい咲いていました。
この鮮やかな薄紫色の花はヤシオツツジでしょうか?
数軒ある武家屋敷の一つ「松浦家」です。
約300年ほど前、藩主が織田家の時代に建てた書院造りの家。
本来の屋根は茅葺きだったと思われますが、ご覧の通り銅板葺きになっていました。 金属泥棒の餌食にならないようにご注意を・・・。
下の画像は「喰い違い郭」と呼ばれています。
戦闘の防備の為と、下級武士が上級武士と直接出合わないように隠れ場を作った江戸時代の石垣塀です。 (いつの世も下っ端はツライものですね。)
陽光をたっぷり浴びて草花も我が世の春と満開状態!
見ているだけで気持ちまでウキウキしてきます。 なんたって春が一番!!
武家屋敷塀でスレンダーな美女発見! やっぱ花より団子、団子より美人ですね。
武家屋敷めぐりの後は、直ぐ近くにある江戸時代の名庭園を復元した「楽山園」へ・・・。
池を中心に築山と茶屋を巧みに配した設計の純和風庭園。
もう少しで完成と思いますが、時を経ると共に樹木も育ち、庭園に風格の趣を添えることでしょう。
楽山園の見物でちょうど正午に。 楽山園入口前にある、蔵を改造してうどん屋にした「蔵楽屋」(くらや)で手打ちうどんを食しました。
「蔵楽屋」のうどんは見た目も風味も手打ちそのものです。本当の手打ちうどんで、ダシ汁も天然材料だけを使って美味しいのですが、醤油過多で塩っぱさが勝ち過ぎていました。もう少し塩分控えめだと良かったですが・・・。 (田舎料理は塩っぱいのが特徴でしたね? 余計なお世話でした・・。)
次回は、織田家歴代の墓の予定。
2007 04 12(木)記。 前橋市 最高気温19℃
4月12日 パンの日 世界宇宙飛行の日(ソ連 ガガーリン宇宙飛行。)