ツトムさん家の写真日記。

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第175回 松本市 時計博物館と中町蔵通り。

2007-02-27 18:18:19 | 写真・旅行・日記・コラム

1月28日(日)   松本城開智学校を見学した後、城の近くにある松本市時計博物館を訪問。

松本城から南に200m程の場所に時計博物館はある。 
途中の女鳥羽川に架かる千歳橋の袂のナワテ通り(観光用お土産店街)脇には巨大なガマ蛙のオブジェが人目を引いていた。(東京芸術大学デザイン科作品)
 
ガマ侍」と云う題の作品で、ガマの上には白ガマ侍が・・・。

女鳥羽川の千歳橋を渡ると右手に大きな振り子時計を正面に配した立派な「松本市時計博物館」が見えてきた。
 
時計博物館(入館料300円)の正面の振り子時計は大きさでは日本一と言う。
近くに寄って見上げると、確かに巨大な振り子がゆっくりとしたリズムを打っていた。
(この巨大振り子時計は松本市ランドマークになっている。)

貴重な時計や珍品の展示は一階と二階で三階はイベントホールです。

大理石にダイヤなどの宝石を散りばめた1800年代フランス製時計。 
 
時計コレクションは地元の本田親蔵(ちかぞう)氏が89歳で没するまで、生涯かけて集めた逸品ぞろいです。 博物館内には常時110点余の貴重な時計が展示されています。(蒐集個数約300点。)
本田コレクションは昭和47年に松本市に寄贈され、今では市の観光名所の一つになっています。

時計博物館を見て一階の喫茶・洋食「クレソン」で遅いランチを頂きました。 
ビーフハヤシライスがとても美味しかったのを今でも記憶しています。

夕刻に近づいてきましたが、折角ですので博物館付近の中町通りを散策しながら駐車場に向かうことにしました。

中町通り”は昔し信濃・善光寺へ向かう街道(善光寺街道)で、近くの川では船が荷を運んで来たことから、多くの肴問屋が蔵造り店舗を構え商いが盛んな道筋だそうです。
現在でも往時の面影を色濃く残している蔵の街並みが見られます。
 
蔵造りは遺物としてでは無く、それぞれが喫茶店・カレー店・ラーメン店・お土産屋など現役で使用されていました。

中町通りの中程に観光案内を兼ねた「中町蔵の会館」があります。
 
内部は昔しの建物の構造・骨組みが良く理解できるがっしりとした会館です。
中町通りは真直ぐな一本道で、真冬の夕刻は観光客は皆無の状態。
 
途中で昨今の秤を集めた“はかり資料館”もありました。

中町通りの終点から女鳥羽川の一ツ橋を渡った、松本城近くで突如レンガ造りの立派な建築物が・・・。 
 
左は下町会館と云うレンガと木造のコラボ建築?
右は明治期の銀行でしょうか? この付近は映画のロケスポットで売り出しています。

中町通り”を30分でブラブラ散策終了。
川越の蔵町通り」と同じ雰囲気の町筋ですね。(川越の方が少し大規模。)

真冬・暖冬の松本市をタップリ満喫して充実した観光の一日となりました。
(戦争の惨禍を受けなかった地区は昔しの情緒が多く残っていて懐かしい風景ですね。)

2007 02 27(火)記。     前橋市      最高気温13℃。

2月27日    新撰組の日(1862年・文久2年 新撰組の前身「壬生浪士組」が結成された日 翌年の8月「新選組」に改称。)