1月28日(日) 第21回全国氷彫刻フェスティバルを見た後は松本城の見学。
さすがに国宝ですね、内堀越しに勇壮な天守閣が聳え立っています。
天守の築城は石川数正・康長公時代の1593~4年で日本最古の天守閣。
外壁が黒色に塗られていることから烏城(からすじょう)とも呼ばれます。
冬とは思えない穏やかな天気で、内堀の鏡のような水面に天守が映っていました。
天守右下の朱色の手すりの付いた建物は「月見櫓」。(三方開きの開放的な板敷き広間、花見・月見の宴に使用。平和になった寛永年代の建築。)
観光撮影ポイントからの凛々しい姿の松本城。
手前の赤い「埋橋」がアクセントになってモノトーンの天守閣を引き立てています。
冬枯れの芝生の場所には本丸御殿がありました。1727年に焼失したままです。
中央の天守閣の左は「月見櫓」と「辰巳附櫓」 右には「乾小天守」がバランスよく並んでいます。
天守閣の外観は五層ですが、内は六階建てで、形式は江戸時代に多く造られた層塔型天守。
二層と三層の間に隠れた3階があります。 そこは外部からは見えないので、戦闘時の武者溜りで指揮所にもなるそうです。
聳え立つ天守の高さは29.4m 右の乾小天守は16.8m。
城には桧・松・栂などが建築材として用いられています。
天守閣の内部は格子窓(武者窓)からの明かりだけなので、かなり薄暗いです。
太い頑丈な丸太柱を多用しています。 木肌に残るチョウナ痕も400年余の歴史を感じさせていました。
順路に従って上ると武具・甲冑の展示中。
火縄銃の展示品が見物客の興味を引いていました。
先端に火薬や油脂を塗り点火して発射する、現代のロケット弾と迫撃砲を併せた様な火薬兵器は珍しかったですね。(これら武具は赤羽氏の寄贈。)
天守最上階(六階)の部屋です。(広さは20畳ほど)
戦闘の時は敵味方の動きをみる望楼として使用する場所されます。
天守の天井はがっちりとした井桁梁で、天井部の中央には松本城の守護神「二十六夜神」が奉られていました。
天守からの眺望は素晴しく美ヶ原や北アルプス連山も遥かに・・・。
松本城の北には重要文化財に指定されている、開智学校の瀟洒な校舎が天守から望めました。 開智学校の左にはコバルトブルーのカトリック旧司祭館も少し見えます。
見所いっぱいで充分楽しめる松本城です。
見事な桜咲く松本城は更に素晴しいです、皆様も見物に行かれては如何でしょうか・・・。
次回は重文・開智学校の予定です。
2007 02 14(水)記。 前橋市 最高気温9℃。
2月14日 バレンタインデー
義理チョコも貰えなかった貴方にチョコ風呂の美肌ギャル?を差し上げます。ナメルなり噛むなりご自由に・・。(箱根小涌園・ユネッサン)