1月28日(日) 冬真っ盛りの信州・松本市へ日帰りの旅行です。
朝から快晴・無風の絶好の行楽日和!!
関越道から長野自動車道を経て遥々と松本市へ2時間30分。
途中の碓氷峠で道路が凍結してるか思ったが心配は全く無用でした。
ノーマルタイヤでスイスイと通過して、気楽なドライブと洒落込みました。
net新聞に松本市の氷彫刻祭りが掲載されていたので、暇潰しに松本城見学を兼ねて妻と訪ねたわけです。
市内中心部に位置する松本城近くの無料駐車場を拝借して見物へ・・・。
松本城の外堀を渡ると、そこが第21回全国氷彫刻フェスティバルの会場の入口。
左右に巨大な氷彫刻の“鯱”(シャチ)が城門の代わりにお出迎え。
鯱は高さ5m程で、何層にも重ねた氷塊を彫刻して作っています。
暖かな気温と直射日光に照らされているのに、不思議なことに全く融けていません。
1月28日は氷彫刻フェスタの最終日ですから、角が融けて丸くなって当然ですが・・・。
会場に入ると氷の滑り台や氷機関車・雪を積み上げた“かまくら”など氷・雪ので子供を楽しませる趣向がいっぱい!! 大人も結構遊んでいましたね。
松本城の内堀に沿って氷彫刻が冬とは思えない陽光を浴びてキラキラと輝いて並んでいます。 松本市は今年が市制施行100周年だそうです。
それぞれの作品には題名が付けてありました。
左上は川で鮭を捕っている二匹の熊で「親子熊(生きる)」。後方は松本城の黒門と呼ばれる正門です。 右上は「スマイル(微笑)」数羽の鳥彫刻です。
こちらは映画「ドラゴンハート」の続編「ドラゴンハート 新たなる旅立ち」の一場面でしょうか? 細かく精巧に彫れているのには驚きました。
昼時になったので氷彫刻会場で販売中の“野沢菜饅頭”(150円)を頬張りながら氷彫刻の見物を続けました。(野沢菜がいっぱい詰まって美味!!)
こちらは「未来への翼」と名付けられていました。 天馬の頭角が融けて欠損しないのが不思議!(特別賞受賞作品)
左上は題名「武 将」で、銀賞を受賞されました。
惜しいかな、馬の後ろ足一本が欠けてしまいましたね。
右上は「愛」一文字の題名です。 鳥の姿は平和の象徴ハトでしょうか?
記録的な暖かい今年の気候で、惜しいかな手首と笛が落下してしまった金賞の「蝶になったら・・・」(左上) 親子の白鳥が戯れる「未 来」は無傷です。
左上は「安曇野の冬」で自然な野鳥・水鳥の生き生きとした姿が彫られています。
右上には鷲と熊の戦いを彫った、題名「生きる」。 戦いでの必死な形相が見事です。
左上は龍に乗った天女でしょうか?「希望の光」と名付けらていました。
右上はハトにキューピットとLOVEで「平 和(ピース)」です。
長野県一番のお宝の国宝・松本城天守閣から見た氷彫刻フェスティバル会場の一角です。 この地方の特産品の即売会も・・・。
松本城内堀に並んだ氷彫刻の力作も記録的な温暖には勝てませんね。
折角の氷彫刻も惜しいことに一部欠損や半壊・全壊の作品も多く見かけました。
でも、キラキラと輝く素晴しい氷作品を見ることが出来て、遠路松本市まで来た甲斐がありました。
次回は、国宝・松本城です。
2007 02 09(金)記。 前橋市 最高気温14℃ 春が来た!!